【強弱の付け方】効果的なクレッシェンド3つの方法~動画付き~

2022年3月9日音楽記号・音楽用語,ソルフェージュ,演奏

演奏のデュナーミクはちょっとしたコツで効果的になります。今回は crescendo クレッシェンド について、効果的に聴こえる3つの方法を解説しています。

楽譜中に「crescendo」と書かれていたら

あぁ!クレッシェンドしないと!!!

と思って慌てて大きくしていませんか?

そしてほんとはクレッシェンドの先にかいてある強弱記号の音量に徐々にしたいのに、その手前で既に音量がありすぎてもうこれ以上クレッシェンドできない…ってなる状況はレッスンでもよく見ます。

あるいは徐々に大きくしてはいるものの、あまり効果的には聴こえていないという場合もよく見ます。自分がいくら徐々にやっているつもりでも「そうは聴こえていない」という状況は悲しいですよね。

効果的に聴こえさせるためにはこんな方法で演奏します。

  1. どの大きさからどの大きさまでにするか分量を数値化
  2. 最初は少し我慢して後半でガッと大きくしていく
  3. 書いてあるところで一旦音量をおとす

クレッシェンドって惰性でだんだんとこういうちょっとしたコツを忘れて感覚でやってしまいがちなんですよね。譜面をもう一度読み直す時なども、こういったデュナーミクを再度確認し直す作業ってすごく大事だったりします。

ちなみに…クレッシェンドのよく知られている意味は「次第に強く」ですが、本来の意味は「次第に増加する」です。このニュアンスを知っておくとまたちょっとクレッシェンドの感覚が変わって新鮮に演奏できますよ!

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効果的なクレッシェンド3つの方法

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解説に使用した楽曲はM.Ravel 「ボロディン風に」です

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