ピアノが悲鳴を上げていませんか?【やってしまいがちなNG奏法】

基礎練習,練習,演奏

ピアノは鍵盤を押すと音がでます。猫でも音が鳴らせる楽器です。簡単に音が出てしまうし、どんな音でもぶっ壊れない限り音として鳴ってくれます。ある意味懐の深い楽器ではあります。

しかし、時々

「お願いです、そんな音で弾かないで…」

と悲鳴を上げているのではないかと思う事があります。

ピアノはふところの深い楽器ではありますが、聴いている時に「楽器が可哀そう」と感じることがあります。

1.そんなに強く押すなよ
2.痛いよ、叩かないで
3.そんな踏み方したら濁っちゃうよ

こんなピアノの気持ちを解説していきます。

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ピアノが悲鳴を上げていませんか?【やってしまいがちなNG奏法】

ピアノが

悲鳴を上げていませんか?

【やってしまいがちなNG奏法】

ピアノが悲鳴を上げる音というのは、つまりキレイではない音ということです。

キレイではない音を出してしまうのは、奏法に問題があります。

しかし自分が出している音がキレイなのかキレイじゃないのかを分かっていないと、そもそも改善のしようがありませんよね。

では、キレイ・キレイじゃないの違いと、NGな奏法を解説していきます。

キレイな音とキレイじゃない音

キレイな音とキレイじゃない音をいくつかの項目であげていきます。

キレイな音

✔ 倍音が適切に響いている音
✔ 打鍵の雑音が少ない(意図的に出す場合を除く)
✔ 粒ぞろいが良い
✔ 弱音も良く聴こえる
✔ 絶妙なペダリング

キレイじゃない音

✔ 倍音がかき消されるような打鍵の音
✔ 重音のバランスをガン無視した音
✔ 粒のそろいが悪い
✔ 弱音が存在しない
✔ ペダルでごまかしている

5つのNG奏法

では、キレイじゃない音を出してしまう5つの奏法を深掘り解説していきます。

打鍵に必要以上の力が入っている

ピアノの鍵盤はある一定以上の圧力をかけても、音が大きくなったり響いたりはしません。

なのに、fやffなどが書かれているところを

「強く弾く」

と思っている人は、fは鍵盤を強くたたく事だと勘違いしてしまってキレイじゃない…というか、悲鳴というか、雄叫びというか、とにかく絶叫したような不快な音が鳴ってしまいます。

打鍵の後に力が抜けていない

強く打鍵したとしても、そのあとにスッと力が抜けると響に変わります。

しかし大抵は打鍵がきつかったり力が入りすぎたりすると、打鍵した状態でしばらく関節が固まっていることが多いです。

演奏は一音では終わらないので、脱力できない状態が続くとコントロールが効かなくなり打鍵がきつくなる…の無限ループに陥ってしまいます。

指や腕が必要以上にバタバタしている

力は抜けているけれど、抜き方に問題があるパターンです。

暴れホース(ホースをしっかりとつかんでいない状態で水を勢いよくホースに流すと暴れだすアレです)などと表現されることもあるように、出した力に対して適切なコントロールが効いていない状態です。

手や自分の身体の都合によって音が出てしまうため、強い音や弱すぎる音などバラバラの音が出て粒が揃っていない音がでます。

弱音が存在しない

弱音は、実は強い音を弾くよりもコントロールが必要です。

音がキレイでない人=コントロールが出来ない人

なので、弱音を演奏しようとしたとき、音が鳴らなかったり、またならない事を回避するために強く弾いてしまう傾向があります。

ペダルの踏みすぎ

ペダルを踏むと、音がって響きが多くなるため、細かいことが気にならなくなってしまいます。

つまりミスや細かいコントロールを無視して演奏できてしまいます。

ペダルは適切に踏まないと違う和音がぶつかって濁ったり、不協和な音が濁ったり、また音量が多くなってしまうのでキレイではありません。

まとめ

ピアノが悲鳴を上げる5つのNG奏法

  1. 力を入れて打鍵する
  2. 打鍵の後に脱力ができていない
  3. 指や腕をバタバタさせる
  4. 弱音が存在しない
  5. ペダル踏みすぎ

自分の演奏にいずれか心当たりのある人は、改善することによって音は随分ときれいになります。

奏法の改善=フォームの改善

でもあります。

フォーム改善をするためには、楽曲で行うより基礎練習を利用して行う方が効率が良いです。

実のところ、ピアノ演奏にパワーはあまり必要ありません。大切なのはコントロールです。

ピアノは際限なく美しい音が出せる楽器です。NG奏法を改善して、美しいキレイな音で演奏してくださいね♪


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