【鬼畜テクニック】重音グリッサンドと連打の練習方法~ケガのリスクあるから無理しちゃダメ!
今回は「道化師の朝の歌」の中でも最も鬼畜なテクニック、連打と重音グリッサンドのテクニックについてです。
この2つの技術は難しさ以前にけがのリスクがあります。
こちらの動画で解説しています。
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技術的に難しい奏法の特徴とリスク
技術的に難しい所はとにかく練習をしたいですが、連打や重音グリッサンドは怪我のリスクが伴うためあまり回数弾く事が出来ません。
それぞれの奏法とリスクを解説していきます。
連打
連打は同じ音を指を変えながら、または同じ指で高速で弾きます。
難しさは指の動きと鍵盤が上がってくるタイミングがずれると音が鳴らなかったりするところ。
脱力やどこを軸に手首や腕をうまく使っていくかがポイントですが、人によって体の使い方にはクセがあり弾きやすい方法が様々なのも連打の特徴です。
- 関節を痛める
- 腱を痛める
- 筋肉を傷める
人の腕の重さは3~6キロくらいあります。
結構重たいのですが、演奏する時はそれを背筋や腹筋で肩を支えてコントロールしています。
しかしムキになってしまうとその重さがダイレクトに細い指の関節や腱にのしかかってしまいます。
そうすると痛める原因となります。
高速で弾く場合は音が鳴りにくいのでムキになりがちで痛める原因になるので、あまりたくさんの回数は弾けません。
重音グリッサンド
グリッサンドは単音の場合は指の腹側や色んな指で演奏することができます。
しかし重音になると手首が固定されてしまうので鍵盤に当たる箇所が限定されてしまいます。
- 角度によっては関節を痛める
- 甘皮や爪周辺の皮膚を傷める
- 爪にダメージ
しなやかな手を持ってる場合は横からの角度での演奏も可能ですが、それでも関節は曲がる方向と違う方向に圧がかかると負担が大きくなります。
そして爪や甘皮も本来は角に当ててガリガリする場所じゃないので皮膚もそんなに分厚くはないし何度も同じ場所を鍵盤の角に当てるのはやはりケガのもと。
皮膚よわよわ人間には拷問級の奏法になります。
なので練習できる回数は限られてしまいます。
ケガのリスクがある技術はどうやって練習するのか
練習しなければならない箇所はその奏法だけでは構成されていません。
なので、まずはその技術を簡略化した状態で身体が動きをおぼえて反応するまで練習します。
いわばエア連打・エアグリッサンドですね。
そして、よし!弾けそうだ!となったら連打やグリッサンドを入れていきます。
こうすることで、引く回数を減らせケガのリスクも少し下がります。
まとめ
華やかでカッコイイ奏法ですが難しいのでついムキに練習してしまいがち。
でも痛めてしまうまで練習すると数日弾けなかったりさらにケガが悪化するということになるので、少ない回数でバチっと決めれる練習方法を知っておく必要があります。
楽にひくってすごくすごく大事。
無理しないようにしましょうね!
レッスンコンテンツ
本編のnote も是非ご覧下さい。こちらは更に詳しく動画付きで練習の仕方や勉強方法を解説しています(解説文付き)
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