【ピアニスト直伝】ピアノを演奏するために子供の頃にやっておくこと
今回の記事では子供の頃のピアノ教育に必要なこと、やっておいた方がよいこと。
- ピアノを将来もある程度弾けるようには習わせたい
- 将来音楽に関わるためには、やっぱり子供の頃から準備が必要なの?
そんな疑問にお答えしていきます。
【ピアニスト直伝】ピアノを演奏するために子供の頃にやっておくこと

【ピアニスト直伝】
ピアノを演奏するために
子供の頃にやっておくこと
大人になってから楽しみで演奏するなら、始めたい、やりたいと思った時がその時です。
しかし音楽での進学やまたある程度の演奏をするためには、特にピアノとヴァイオリンは幼少期にやっておいた方が後々よいことが多く存在します。


子供の習い事は、本人の意思というより親の意思であることが殆どです。
何をしてあげればいいかを知っておけば、お子さんが大きくなった時により楽しく演奏できるように準備してあげらそうですね。
子供の頃にやっておくと後に苦労がないものは以下です
- ソルフェージュ
- 基礎練習の習慣
- 楽しい本番
では、それぞれを深掘りしていきましょう。
ソルフェージュ
絶対音感といわれているものの習得には、残念ながら年齢のリミットがあります。
おおよそ8~9歳頃までに特に聴音という分野のソルフェージュに力をどれだけ注いだかで、のちにかなり大きな差が生まれてしまいます。
そしてさらに読譜能力と可聴能力の向上のため継続も必須です。
音楽高校や音大芸大への受験にも必須なソルフェージュの能力の差は、幼少期に質の良いレッスンを受けどれだけ家庭で反復練習をしたかによります。
もちろん成長してからでも絶対音感の習得は可能性は0%ではありませんが、聴こえる音域は狭くなってしまいます。
基礎練習の習慣
レベルが上がっていくとエチュードが相当難しくなります。
エチュードがどれくらいのレベルまで弾けるようになるのかは、幼少の頃の基礎練習の習慣があるかないかで大きく差がでます。
子供の頃は奔放で豊かに表現して演奏をする方が認められがちですが、それは技術的に難しくない曲においてのみのこと。
将来的にはショパン、リスト、ラフマニノフ、スクリャービンなどのハードな練習曲を演奏しなければならないので、その演奏にはまず技術的に可能かベースになります。
音楽的表現も勿論大切ですが、音楽性だけに頼った学習は難易度が上がると破綻してしまいます。
特に表現力が豊かなお子さんは基礎練習が大嫌いな傾向があるのもたいへんなところ。
それをいかに練習させる方向へ持っていけるかが先生と親御さんの手腕にかかっているといってよいでしょう。
楽しい本番
上記は演奏の基本を身につけるための習慣ですが、人前で演奏することは楽しいという経験を子供の頃に沢山持つのは大切です。
練習は練習、本番は本番であると線引きし、人前で演奏することが気分が良いものであるという記憶を持たせることをどれだけ積んだかは、その後のメンタル面にも大きく作用します。
まとめ
楽器演奏は言語の習得と似ていて、子供の頃の習慣が最も身に付きやすいため、その時期に習得するのがベストです。
しかし幼少期にやっていなかったから全くダメだという事ではありません。
演奏を続けていたのであれば、音感はありますし、ある程度の基礎力も身についています。
気づいたときにどれだけソルフェージュや基礎練習を頑張れるかという事もとても大切です。
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