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ソルフェージュが及ぼす読譜力への影響★スキルアップのための教材【初級~上級】

2019年10月28日ピアノ教育, ソルフェージュ, 視唱, 聴音, 読譜

クラシック音楽の演奏は、楽譜を読むスキルが欠かせません。ソルフェージュ能力は読譜力に大きな影響があり、演奏のスキルアップには欠かせない一つでしょう。

ミャウジ
ミャウジ
ぼくも、子供の頃から音楽教室に通いながら、家でもソルフェージュはいっぱいしたよ。
読譜能力の差は、ソルフェージュ能力と比例しているんだよ。とても重要な音楽教育の一つなの。
かずねぇ
かずねぇ

読譜力に大きく関係しているソルフェージュとはいったいどういうものなのか、またどのように身につけていけばよいのか、以下を見ていきましょう。


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ソルフェージュの2大カテゴリー

視唱

楽譜を見てリズムや音程を読み取り歌います。ここではリズムを読んで手で叩くことも含みます。

聴音

音を聴いて五線紙に書きとり楽譜にします。単旋律・複旋律聴音と和音・和声聴音があります。

ソルフェージュによって得るスキル

  • 音感…早期教育によって得られる絶対音感
  • リズムパターンの蓄積
  • 拍の概念 など

ソルフェージュは楽器を演奏する動作がない分、読譜に絞って鍛錬することが出来ます。スキルアップをすることによって、いざ楽器を演奏のために譜面と対峙したとき、楽譜が読みやすくなって処理能力が高くなります。

ソルフェージュ能力が足りないと起こること

  • 譜読みに時間がかかる
  • 楽譜の読み間違いが多い
  • 間違いがいつまでも直らない など

ソルフェージュ能力が足りていないと、いざ演奏する時には楽器の操作と読譜の2つをこなさなければならないので、読譜のスピードは遅くなります。

音感が十分に得られていない場合は音の読み間違いが多くなり、リズムパターンの蓄積が足りていない場合は、拍内に収まるリズムが瞬時に判断できないので、時間が掛かる、あるいは間違って読んでしまう傾向が強くなります。

ソルフェージュ能力のスキルアップのために

ソルフェージュは最近は教材も増え、レッスンを受けなければ習得できなかった聴音もある程度は個人練習でのトレーニングが出来るようになっています。

将来的に音楽高校や音楽大学を目指す場合はレッスンの受講は必須です。しかし準備を何もしていなければ時間もかかってしまいます。ソルフェージュをある程度個人練習においてスキルアップしておくことは大切です。

専門的に音楽はやらないにしても、ピアノを弾くにあたって読譜に問題があり、少しでも読み間違いが減るようなスキルアップを目指す場合、まずは視唱系のソルフェージュを取り入れるとよいでしょう。

教材

ここでご紹介の教材は、リズム練習は対象は小学生以上ですが、能力によっては年齢に合った教材が必要な場合があります。うたは、どこかで聞いたことのあるメロディをピアノの伴奏つきで歌います。知っている旋律なので読譜よりまず耳から音をわかり、この旋律がこういう楽譜という事がマッチングされていき、楽譜の要素のストックが増えていきます。

中級以上でピアノがある程度弾ける場合は、自分で伴奏を弾きながら歌う練習をすると、一気に上級者へとステップアップすることが出来ます。(難易度高め)

導入・初級

初級者向けに、非常にやさしくうたえる教材です。

途中から難しくなってくるので、今、楽器で演奏している楽譜のリズムに近いものを選んで練習するとよいでしょう。

初~中級

リズムに強くなる…の2巻が絶版になったのが非常に残念。中上級者向けのかなり良い教材でした。

中~上級

上級

ヒンデミットはかなり難しいです。視唱系は主に視唱リズムと複雑な音程のハーモニー練習、複雑なリズムのピアノ視奏など、変態級なソルフェージュを求める人には最適な教材です。

【おまけ】音楽家のソルフェージュ能力

器楽奏者の多くは、音楽高校や音楽大学受験のために、かなりのソルフェージュ訓練を受けます。特にピアノ科、作曲科への進学者はかなり高いソルフェージュ能力がないとふるい落されてしまいます。有名国公立芸術系大学進学者のソルフェージュ能力は、以下のレベルです。

  • 視唱…無調、7度跳躍、増音程、減音程、重変記号、重嬰記号、2,4,5,6,7連符、32分音符などが含まれる課題。
  • 聴音
    • 【旋律】無調、調4つ以上、調号からかけ離れた転調による臨時記号、加線による高音低音、オクターブを超える跳躍、重変記号、重嬰記号、連符、32分音符、64音符。3声、4声のスコア、など。
    • 【和声】調号4つ以上、不協和音程含む7,9,11,13度の和音、臨時記号、4和声以上。など。

※管楽器や声楽家はここまでのレベルを求められていません。

まとめ

読譜に欠かせないソルフェージュ能力は、育ってからでは身に付きにくいことが多くあるため、出来るだけ幼少期に身につけておくべきことです。しかし気づいた時がその時、演奏に役立つことなので、読譜に困っている人は、取り入れることによってかなりのスキルアップを実感できることでしょう。

そして習得には年単位の時間がかかります。焦らずに継続する事が大切です。


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