【譜読みが遅い人の特徴】基礎力を上げて譜読みを早くするピアノ練習方法とコツ

2019年11月23日練習,読譜,ソルフェージュ,譜読み,ソルフェージュ能力

譜読みってめんどくさいし時間かかるし…もっと早く譜読みする方法はないかなと悩んでいませんか。

実は譜読みが遅いと悩んでいる人には共通点があります。

ミャウジ
ミャウジ
譜読みって大変だけど新しい曲弾く楽しみはあるな。でも時間が掛かったり読み間違いがあると気分は下がっちゃうな。
譜読みのスピードと正確性があがると沢山の曲が見れるよね。譜読みの遅い人や間違いの多い人には共通点があるんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

譜読みが楽しいという人もいますが、この記事にたどり着いたということは、譜読みの作業からさっさと解放されて早く曲を楽しく弾きたい!と思っていますよね。

もともと譜読みは時間がかかるもので、丁寧に譜読みをしなければあとから困ることが沢山出てくるので、一定の必要な時間があります。

譜読みが遅いと悩んでいる人は、「譜読みが遅い人の特徴」に当てはまる事があるなら改善していくと譜読みのスピードはグンとあがりますので、頑張っていきましょう。

では譜読みが遅い人の特徴と改善方法を解説していきます。

  • 譜読みが遅い人の3つの特徴
    1. 音やリズムを間違ってしまう
    2. 楽譜を見てぱっと手が動かない
    3. 楽譜から音を感じられない

  • 譜読みが遅い人のに足りないもの
    1. ソルフェージュ能力
    2. 基礎力
    3. 音源を聴いていない

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【譜読みが遅い人の特徴】基礎力を上げて譜読みを早くするピアノ練習方法とコツ

【譜読みが遅い人の特徴】基礎力を上げて譜読みを早くするピアノ練習方法とコツ

譜読みは、その先にある音楽を作ることを楽しみながらあえてゆっくりとするということもありますが、やっぱりはやく弾けたいですよね。

あっという間に譜読みをしてしまう人いるのに、自分はいつまで経っても譜読みから抜け出せない…という人のために、まずは譜読みが遅い人の特徴と足りないものについて深掘りしていきます。

譜読みが遅い人の特徴

譜読みが遅い人にはこんな特徴があります

  1. 音やリズムをよく読み間違ってしまう
  2. 初見が苦手
  3. 楽譜を見てぱっと手が動かない
  4. 楽譜から音を感じられない

どれかに心当たりがある場合は、今現在「譜読みが遅い人」になります。足りていない能力を改善すると譜読み力がUPする可能性があります。

譜読みが遅い人に足りてないもの

譜読みが遅い人に足りていないものはこの5つです

  1. ソルフェージュ能力
  2. 演奏の基礎力
  3. 音源を聴くこと
  4. これまで譜読みした曲数
  5. 短期間で譜読みする経験

足りていない能力を補う事で譜読みは早くなっていきます。ではそれぞれ解説していきます。

ソルフェージュ能力

ソルフェージュは楽譜を読む力をつけるために欠かせません。読譜がそんなに難しくなさすぎず短い楽曲のを数多く読んだり書きとったりを積み重ね、譜面をみたら素早く反応できる訓練をします。

数多くの課題をソルフェージュで訓練することで、様々な音型やリズムパターンが蓄積されていきます。その経験が積み重なると楽譜を見た時に瞬時にどのような音が鳴り、どのようなリズムであるかということが分かるようになります。

ソルフェージュ能力が足りていないと、リズムや音型のパターンの蓄積が少ないので譜読みの時につまづく箇所が増えて結果的に時間がかかってしまいます。

また読譜力が弱いと間違いにも気づきにくいのでソルフェージュは意識的に取り入れる方が譜読みを早くすることができるようになります。

演奏の基礎力

楽器演奏の基礎力は楽曲によく出てくる音型(スケール・アルペジオ・トリル・重音・和音)に特化した基礎練習を積むことで身についていきます。

演奏の基礎が足りていないと、弾けるようになるためにいちいち確認することが増えます。例えば運指を確認、楽譜をみて指の動きに変換することに時間が掛かります。

これは音型の蓄積が足りないので「反応」ができないため。基礎練習のメリットは短期間でかなりの音型の蓄積とスキルアップができることです。

基礎練習を適切に適量取り入れることで演奏のポテンシャルも上がるし譜読みもかなり早くなります

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音源を聴くこと

その楽譜が音になった状態を知っていることのメリットは音の間違いに気づきやすくなること。

また聴覚と視覚の2つの感覚で譜読みをするので脳のリソースを有効的に使えるのが時短につながります。

これは ピアニストの脳を科学する にも書かれている内容にも通じますが(指を動かさなくて音を聴くだけでも練習している時と同じ脳の部位が動く)聴覚と視覚を結び付けて楽譜を読むことで、脳は自分が演奏していると勘違いしてくれます。

この脳の特性を生かすとかなり楽に早く譜読みが出来ます。

音源を聴くことに対しては色んな意見がありますが、それは音をどんな演奏をどのタイミングでどれくらい聴くかにもよります。

これまで譜読みした曲数

量をこなすことで譜読みのコツを掴んでいくことが出来ます。曲数が少ないと「譜読み」のチャンスも少ないので経験値がたりないうちに色んなコツや情報を聞いたとしても熟せないのが現実です。

譜読みのスピードアップには、まず自分がどういう音型が苦手かが分かること。そこがクリアにならないと世の中に沢山ある譜読みうんちくのどれが自分にフィットするのかがわかりません。

ピアノ曲での譜読みを積み重ねるのはかなり負荷がかかるので、それを補うためにソルフェージュがあります。ソルフェージュは数をこなすための課題と思って頂いてよいです。

コツや練習の質といわれるものは量をもってしてはじめて効果を発揮します。これを量質転化の法則と言います。まずは量をこなしてみてください。

量と質に関してはこちらで詳しく解説しています。

短期間で譜読みする経験

期日切りはスキルアップには欠かせません。この日までにこれをやらなければ!という切羽詰った状況は思っていた以上の能力を発揮することができます。

それを積み重ねることで、どれ位の期間にどんな練習をしたらできるかの統計が取れてきます。

期日があるので集中して必死になるので必然的に譜読みは速くなるし、達成感を得たら自信にもつながり結果的に自分のスキルとして身に付いている状態になります。

でも短期間でやったことないと不安ですよね。

コツはほんのちょっと今より頑張ったら出来そうな事を目標にすること。いつも3週間かけて譜読みしてたのなら、2週間にしてレッスンに持って行くなど約束をすることで少し負荷がかかるのでやらざるを得なくなり、結果的に譜読みが早くなります。

まとめ

譜読みが遅いと悩んでいる人はソルフェージュや基礎力アップ、経験値を増やすことを試みてください。

最初はあまり実感がないかもしれませんが、3か月ほどすると譜読みのスピードアップを少し実感することが出来ます。そして継続的に能力アップに力を注げば譜読みのスピードは格段に上がります。

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