【ピアニストも実践】譜読みを速くする方法★譜読み練習3つのコツ

2019年5月15日練習,読譜,譜読みのコツ,譜読みのやり方

新しい曲を弾くために必ずしなければならないのが譜読み!譜読みについてこんなことを思ったことはありませんか?

  • 譜読みは何に気を付けて練習すればよいのだろう
  • 出来るだけ速くしたいなぁ
  • コツってないのかな?

新しい曲が弾けるのはワクワクするけど、でも譜読みは大変で苦戦している人も多いはず。

ミャウジ
ミャウジ
譜読みって面倒だなって思うこともある。さっさと終わらせて早く楽しく弾きたいよ。
荒っぽく譜読みすると、弾けてきた頃に直さなければならないことが多くなって、かえって大変。初動って大事なの。
かずねぇ
かずねぇ

譜読みは適切にしないと楽曲の仕上がりや演奏の内容にまで大きく影響します

この記事では譜読みをする時に大切な事やちょっとしたコツをお話していきます。

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【ピアニストも実践】譜読みを速くする方法★譜読み練習3つのコツ

【ピアニストも実践】譜読みを速くする方法★譜読み練習3つのコツ

新しい楽曲を演奏する時に楽譜を見て音やリズムを正しく読んで音を出していきます。

これを「譜読み」と言います。

実は譜読みをする時、ただ音を読んだ音を鳴らせばよいというだけではありません。

やり方によってその先の演奏に大きく影響してくるからです。

はやく楽しく演奏したい!と逸る気持ちでざっくりと譜面を読んでしまうと、弾きなれた頃に不都合が多く出てきて、その段階で治すのはかえって手間がかかってしまいます。

適切に取り組んで、その先にある演奏をより良いものにしたいですよね。

譜読みには以下の3つのポイントがあります。

  1. 運指に気を付ける
  2. 曲の構成を理解する
  3. 暗譜する

ではこの3つを解説していきます。

譜読みを速くするための方法と練習のコツ

譜読みを

速くするための

方法と練習のコツ

運指に気を付ける

運指とは…どの音符をどの指で弾くかということです。

譜読みの8~9割くらいの重要性があり、運指がうまくいっていないと演奏に大きな影響がでます。

譜読みをはじめてずーっと、こんなことはありませんか?

  • なかなか弾けない
  • しょっちゅうミスする
  • フレーズが不自然

思い当たる事がある人は、運指が良くないことが原因である場合があります。

運指は楽譜通りが正しいの?

運指は作曲家が指示したものもありますが、多くは楽譜を出版する時に依頼したピアニストに指示を仰ぎながら書き加えています。

楽譜に記載されている運指はあくまでも参考です。

というのも監修した人と自分とでは、手の大きさや指の動かし方が違うので、指示通りでなくても演奏に差し支えない場合もあります

練習しても何だかつっかかる、弾きにくい…と感じる場合は、書いてある運指が自分にとって合わないという事もあります。

そういう所は自分に合う運指を考える必要があります。

ある程度楽曲が仕上がってきた時には、運指は既にクセがついてしまってて変更するのが大変!

譜読みの段階で、ある程度の運指パターンを決めておくことはすごく大事です。

構成を理解する

楽曲の構成を理解するとは

  • 全体像をとらえる
  • イメージを正しく持つ
  • どこに何があるかを分かる

このような事です。

新しい土地へ移り住んだ時に、どこに役所があり、どこに学校や病院があるなどを調べますよね。

必要な場所やそこへの行き方をチェックすること…これが楽曲の構成の理解のようなものです。

細かい楽曲分析は弾きこんでいく過程で学んでいくところもありますが、譜読みを始める前にざっくりと構成を見ることによって練習もしやすくなります。

また、バロックや古典という形式を大事にしている音楽は、音を出す前におおまかに理解してから譜読みを始めたほうが断然に近道だったりします。

特にフーガやソナタは型を理解することでどう弾いたらよいかを楽譜上から読み解くことがで、曲の作り方がわかります。

憶えようとする

譜読みなのにアンプなの?と思われますよね。

暗譜は譜読みして、弾けるようになってから…と思うかもしれません。

しかし弾けるということは楽譜が頭に入って身体が動くということを指すので、ちゃんと演奏できる=アンプができていると言えます。

譜読みの段階で運指や強弱も憶えようとするのはかなり脳ミソには負荷がかかります。

でも暗譜しようとして譜読みすることが弾けるようになる一番の近道です。

まとめ

譜読みを速くするための練習方法とコツについて

  1. 運指に気を付ける
  2. 楽曲の構成を理解する
  3. 憶えようとする

の3つをご紹介しました。

新しい曲を弾きたい!とワクワクした気持ちというのは、最初は良いのだけれど、いつまでも弾けなければあまり長続きしませんよね。

ダラダラと譜読みに時間をとられるとなかなか仕上がらないし、いい加減に譜読みをしてしまうと仕上がってきたと思った頃に間違いがいっぱいあったりしてまたやり直しに。

初動を間違えてしまうと、せっかくワクワクして取り組みだした楽曲が残念な存在になってしまいかねません。

構成を理解し、運指を決め、憶える

このポイントを押さえて譜読みに取り組むと、弾けてき出した時に何か大きく違いを感じると思います。

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