練習ができない時ピアニストが実践していること

2019年10月14日練習方法,練習,練習できない,時間有効活用

今回は、練習をしたいけれど時間が思うように取れなかったり、他のことに気を取られてしまって集中できないときにどうしたらよいかというお話です。

1日は24時間しかなく、音楽ばかりをやっていられるという事はないので、このような経験している人は多いはずです。

ミャウジ
ミャウジ
練習出来ない時って焦っちゃうよ。
いつも頑張って十分な練習が出来るとは限らないよね。そんな時でも、練習を補う事は少しくらいはできるんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

練習できない時でも、少しでも練習を補える方法を知っておくだけでも、メンタルヘルスの上で役に立ちます。

ここではこんな方法をご紹介します。

  1. 普段の練習より負荷を軽く設定する
  2. 移動時間や他の作業をしている時間を利用する
  3. 練習をゼロにしない

それぞれに様々な方法があります。

これが正解というわけではありませんので、あくまでもご参考までに一音楽家の一意見のブログエンタメとしてお楽しみ頂けますと幸いです。

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【ピアニストが実践】練習が出来ない時の補い方3選

【ピアニストが実践】練習が出来ない時の補い方3選

練習できない…という事に考えがフォーカスされてしまうと、焦ったりしてメンタル上も良くないし、焦ったところでどうしようもありません。

その状況を受け入れ、その時にできる事をメニュー化しておくことが大事です。

それをこなすことで1つの達成になります。

では以下の3つ

  1. 普段の練習より負荷を軽く設定する
  2. 移動時間や他の作業をしている時間を利用する
  3. 練習をゼロにしない

さらに深掘りしていきましょう。

普段より練習の負荷を軽く設定する

時間が取れないという事実があるのに無理に練習しなければ!と自分を追い込んでも結局できないので罪悪感しか残りません。

メンタルを追い込んでしまうと、音楽表現に必要なリラックス集中mやる気が削がれてしまう可能性があります。

練習に取れる時間内で、やれることを精査して練習できる時に備えるのが大切です。

移動時間や他の作業している時間を利用する

楽器の前に座って手を動かすことはできなくても、移動時間や他の作業をしている時間を利用することで、練習したのと同じような効果を得られる方法があります。

それは

今弾いている曲の音源を聴くこと

その時に練習している曲を聴くだけでも、脳は練習している時と同じような活動をすると言われています。

実際に手を動かしている時の負荷はないので、筋力的にはトレーニングが足りないですが、音楽を身体に入れるという作業や、客観的に練習している曲を聴くという事ができます。

また演奏動作がないことで脳が別のことを考えることができるので、楽曲理解の新しい発見があったり暗譜にも役立ちます。

詳しい内容はこちらの書籍に書いてあります。

大変興味深い内容でベストセラーです。まだ読んだことない方は是非。

練習をゼロにしない

他の用件に気を取られてしまって練習どころではない場合、やむなく弾けない日というのもあります。

それでも一日5分でも、また数小節でもよいのでピアノを触った!という既成事実を積み重ねておく事が大切です。

これを続けておくだけで、練習が出来るようになった時のエンジンのかかりが良いです。

弾かない日を積み重ねてしまうと弾かないことが平気になってしまうので、平気じゃない状態にしておくという感じです。

まとめ

練習ができない時の補い方について以下の3つ

  1. 普段の練習より負荷を軽く設定する
  2. 移動時間や他の作業をしている時間を利用する
  3. 練習をゼロにしない

解説しました。

ピアノ演奏は、パデレフスキが

「1日練習しなければ自分、2日練習しなければ先生、3日練習しなければ聴衆にバレる」

と言っているように、し続ける事によってでしか保てない事があります。

休むぞ!と、ポジティブな休暇を取る場合はリフレッシュする時間となり有効ですが、練習しなければと思っている時は、少量でも練習したという事実が自分の中に必要です。

移動時間に音を聴く、隙間時間に数分弾くことは、普段の練習では気づけない発見があります。

練習時間が確保しにくい状況下では役に立つので是非お試しください。


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