【弾きにくさの改善】フレーズがつながらない時に試してみる3つのこと
今回はフレーズがつながらないなぁ…という時に、こういう所を気にして弾いてみると良いよ!ということをお話していきます。
試してみるとよいよという事はこんな3つです
- フレージングのスラー見てみる
- 自分の呼吸に合ってるか
- フレーズの始まりと終わりを丁寧に
では解説していきます。
【弾きにくさの改善】フレーズがつながらない時に試してみる3つのこと
【弾きにくさの改善】フレーズがつながらない時に試してみる3つのこと
この記事の内容はこちらの音声コンテンツでも解説しています。
まず…
フレーズがつながらない!ってどういうこと?
という疑問から解説していきます。
言い換えるとこんな状態のことです。
- 一応弾けてはいるけどしっくりこない
- 表現しているつもりだけれどなんかしっくりこない
- 演奏が人に伝わらないなと感じる
こういう状態の演奏は、聴いているとこんな印象になります
- ぼやけた印象
- 何か表現してるようだけど説得力がない
- 聴いていて呼吸しにくい
- 雑な印象
- フレーズが聴こえて欲しいように流れていない
- 細切れな印象
ざっくり言うと
フレーズがつながってないなぁ…
という印象に聴こえています。(他の感想をもつ人もいますのであくまでも筆者の感覚です)
原因の一つが
楽譜をちゃんと読めていない
ということ。
では、そんな時に試してみると改善が見込める以下3つを深掘りしていきます。
- フレージングのスラー見てみる
- 自分の呼吸に合ってるか
- フレーズの始まりと終わりを丁寧に
フレージングのスラー見てみる
フレーズがつながっていない演奏は、楽譜に書かれているスラーによるフレーズや音型で表されているフレーズが、ちゃんと読めていないということがよくあります。
自分が感じているフレーズと楽譜中のフレーズがあっているか
まず、これを確認してみましょう。
自分の呼吸に合ってるか
フレーズのつながりが良くない時は、演奏者が呼吸をしていないということがしばしばあります。
楽譜に書かれているテンポや先生の指示に従う。
というのも大事ですけれど、演奏するのは自分自身なので
自分の呼吸に合っているか
というのが大事です。
ワンフレーズを自分の呼吸で歌ってみて歌いきれるテンポ感
というのが自分に合っているフレーズの取り方と自分に合っているテンポ感の一つの目安になります。
フレーズの始まりと終わりを丁寧に
演奏がワサワサと雑に聴こえてしまっている時の原因の一つ。
フレーズのつなぎ目は演奏の美しさの大事なポイントです。
フレーズの始まりと終わり…特に終わりを丁寧に弾くことでかなりきれいになり、各フレーズのつながりもよくなります。
改善のためのワンポイント
楽譜をちゃんと読み、それを表現するために必要なのがこの2つ
- 楽曲分析の分析と理解
- 技術のポテンシャル
楽譜をちゃんと読むためにはソルフェージュ能力や楽曲分析の能力が必須です。
ちゃんと勉強すると楽譜から読み取れる情報量が圧倒的に増えます。
またそれを表現しうる技術力も大事です。
是非、取り入れてみて下さい。
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まとめ
フレーズがつながらない…その理由と改善のための3つのポイントをお話しました。
- フレージングのスラー見てみる
- 自分の呼吸に合ってるか
- フレーズの始まりと終わりを丁寧に
音楽の流れが今一つになったら思い出してほしいのが
楽譜よく見て、自分の呼吸で!
出来そうなことから取り入れてみてくださいね。
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