プロ音楽家たちが実践する緊張や不安をコントロールする方法

2020年5月27日心理学・脳科学,本番,マインドフルネス,反応しない練習

演奏には緊張や不安はつきものですよね。

しかしプロの音楽家はそれをうまくコントロールしています。

今回の記事では、多くの音楽家が実践する緊張や不安のコントロールの方法についてお話します。

緊張・不安のコントロールの方法はこんな感じ

  1. 自分以上でも自分以下でもない
  2. ミスしても気にしない
  3. 今に集中する

緊張や不安に悩む人は必見です!

では解説していきます。

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【プロ音楽家が実践する】緊張や不安をコントロールする方法

【プロ音楽家が実践する】

緊張や不安をコントロールする方法

まず、緊張や不安がなぜ起こるのかを分かる必要があります。

では以下まず解説していきます。

  1. 緊張や不安が生じる理由
  2. 緊張・不安のコントロール方法

緊張や不安が生じる理由

緊張や不安は、こんなことが理由で起こっています。

  • やってしまった事への後悔
  • これから起こるかもしれない事への不安

これら過去や未来のことに対して自分が反応してしまっているから緊張や不安が起こります。

緊張や不安のコントロール方法

過去や未来に反応しないようにするには以下の3つが大事です。

  1. 自分以上でも自分以下でもない
  2. ミスしても気にしない
  3. 今に集中する

これらが出来るようになるためのトレーニング方法は以下の2つ。

  1. 心の状態をラベリングする
  2. 身体の感覚や呼吸を意識する

ではこれらを深掘りしていきます。

心の状態をラベリングする

不安は訳が分からない事に対して起こります。

なので、自分の心が今どういう状態なのかを言葉して自分の気持ちを客観的に確認します。(これをラベリングと言います)

例えばこんな感じ

  • 今、練習が上手くいかなくてイライラしてる
  • 本番があるから、緊張してきている
  • 上手く弾きたいと思っている
  • ミスしたらどうしようと思っている

言葉にすることによって客観的に心の状態を確認することができます。

わたし今、こんなこと思ってる…と自覚することで、無駄な反応をしなくなっていきます。

  • イライラする
  • 緊張する

のような主観的な言葉ではなく

「思ってる」「~してる」という所まで言葉にすることで客観的になります。

体の感覚や呼吸を意識する

意識を思考ではなく身体や呼吸と言った生命活動に集中する事で穏やかになるという瞑想です。

やり方はこんな感じ

  • 手や身体をゆっくり動かして、手が動いてる、身体が動いてると意識する。
  • ゆっくり呼吸して、呼吸していることを意識する。

マインドフルネス瞑想と同じですね。

不安や緊張は思考が今どうにもならない事に向く事で起こってしまうので、今の自分の体に意識を向ける事でそれをコントロールします。

プロ音楽家が緊張や不安をコントロールできるのはなぜか

経験値が高いというのが大きな理由ですが、本番の種類によってや個人差もあります。

それでも緊張でどうにもならないわけではなく、このような心の状態をキープしています。

  1. 自分のベストを出す
  2. ミスはあるものなので起こったらその時に対処する
  3. 今、出す音のみに集中

簡単に言うと、あんまりややこしいことは考えてなくて、何か起こった時に反応できるようにしているという感じです。

まとめ

プロ音楽家が実践する不安や緊張をコントロールする方法

  1. 心の状態をラベリングする
  2. 身体の感覚や呼吸を意識する

を解説しました。

以下の参考おすすめ書籍の「反応しない練習」や「マインドフルネス」の各書には、緊張しない心の状態を保つための方法などがさらに詳しく書かれています。

緊張や不安に悩む人は一読の価値があると思いますので是非。

参考書籍

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