【確実に上手くなる方法論】WOOPの法則を練習に取り入れる

2020年4月15日モチベーション・やる気,練習方法,練習,マインドフルネス,PDCAサイクル,集中力

目標達成の方法として、アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士によって体系づけられたWOOPの法則をご紹介します。

モチベーションを上げたり練習の成果を出すために、以前は「引き寄せの法則」「ポジティブシンキング」などが取り上げられていましたが、それを否定するような研究です。

WOOPの法則では

  • Wish(願望)
  • Outcome(結果)
  • Obstacle(障害)
  • Plan(計画)

この4つのステップに沿って行動することによって目標を達成していくというものです。

ではWOOPの法則を利用した効果的な練習方法を探っていきましょう。

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確実に上手くなる方法論【WOOPの法則を練習に取り入れよう】

確実に上手くなる方法論

【WOOPの法則を練習に取り入れよう】

WOOPの法則は

  1. Wish(願望)
  2. Outcome(結果)
  3. Obstacle(障害)
  4. Plan(計画)

これらの頭文字をとってWOOPと言われています。

下記参考文献によると女性のダイエットの効果があったかどうかが研究されています。

WOOPの法則で特に大切なのがObstacle(障害)のステップです。

では、これらのステップごとをさらに練習にあてはめながら深掘りしていきましょう。

Wish 願望

自分の成し遂げたい目標を決めます。ここでの目標は、遠すぎず近すぎずのものが良いようです。例えば…

  1. この曲を弾けるようになる
  2. この技術を身につける

など。出来るだけ具体的な目標が良いでしょう。

Outcome 結果

願望で設定した目標を成し遂げるとどういう結果があるかを設定します。

  1. 曲が弾けるようになったらレパートリーになる
  2. 技術が身に付いたら新しい曲に取り組める

Obstacle 障害

この障害のステップが一番大切です。成し得るための問題点をあぶりだす工程です。

  1. 譜読みが大変
  2. 練習のやり方が良く分からない
  3. 練習時間が思うように取れない
  4. 集中力がない

など、物理的、時間的、心理的に何が自分自身の問題なのかが見えてきます。

Plan 計画

障害のステップであぶりだした問題点を改善するためのプランを立てていきます。

  1. 譜読みが早くなる方法やコツをためしてみる
  2. レッスンに行く・PDCAサイクルを取り入れる
  3. 短い時間でも効率よく練習する方法を取り入れる
  4. マインドフルネス瞑想で集中力をアップさせる

などです。

それぞれの項目に合ったサイト内記事をご紹介しておきますね。

譜読み

レッスン・PDCAサイクル

効率アップの練習法

集中力

まとめ

WOOPの法則を実践することによって、何もしないより科学的にもかなり目標達成率が上がっています。

練習や上達に取り入れると効果があると思いますので、是非取り組んでみてくださいね。

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