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弾きにくいスタッカートは認識の誤りにあり

音楽記号・音楽用語, 演奏, 奏法

ピアノ演奏技術の中でも難しいスタッカート奏法ですが、上手く弾けなくて困ったことはありませんか。

ミャウジ
ミャウジ
スタッカートってちゃんと習うまでホント苦労したよ。
スタッカートの奏法は1つじゃないからね。切り方も色々。
かずねぇ
かずねぇ

スタッカートの奏法で困っている人は、もしかしたら弾き方が間違っているのかもしれません。どのような奏法があるのでしょうか。では以下を見ていきましょう。


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認識の誤り

スタッカートが弾きにくいと感じる人には、共通の誤った認識があります。弾きにくそうに弾いている人に「スタッカートとはどういう意味だと思っていますか?」と質問すると帰ってくる答えが2つ。

  1. 短く切る
  2. 跳ねる

短く切るという認識の人の中には、どんな音符に書いてあったとしても、スタッカートは強い音をとても短く突くように演奏して切るとすべての音をものすごく短く切ってしまい、音が鳴らなかったりコントロールが効かなくなる場合があります。

跳ねるという認識の人は、スタッカートの奏法が単一で、跳ねる解釈では音楽にならない、または演奏不可能な箇所で跳ねれずに自滅してしまっている事が殆どです。

スタッカートの基本の意味は「音を短く切って演奏する」ですが、短くといっても絶対値があるわけではなく、だいたい書いてある音符の半分の長さくらいが目安です。

スタッカートの種類

スタッカートは切るだけではなく以下の3つの意味があります。

  1. 切る
  2. アクセント
  3. フレーズの終わり

詳しくはこちら ⇒ スタッカートの意味は1つではない!? 

細かいパッセージのスタッカート

跳ねたり、切ることに考えがフォーカスすると絶対弾けないスタッカートです。これらのスタッカートにはleggieroの意味で書かれている事が多い。以下のような奏法で演奏します。

  1. 指先を鍵盤から離すタイミングをはやくする
  2. 中手指節関節(指の付け根の関節)から指を上げる動作が主で、手首や腕はあまり上下には振らない

音と音の間隔があるスタッカート

1音だけ、また音と音の間隔があるスタッカートは、指先で鍵盤をとらえてから手首や腕を連動させて上げます。その力加減によって、固い強い音、柔らかい弱い音などの音色もコントロールしていきます。

その意味は切る事が目的というよりかは、フレーズのニュアンスや音色のヒントとなるように記されている事が多い。

まとめ

スタッカートは、書かれている音符の音価によって意味もニュアンスも変わります。それに伴って奏法も変えていかなければなりません。切るや跳ねるの呪縛から解放されると表現の幅がぐっと広がることでしょう。


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