コンクール審査員による評価の差がある理由

2019年11月5日コンクール,審査の差

コンクールの審査の評が割れるのは何故かについて解説していきます。

コンクール審査は演奏に点数がつけられ合否が発表されることもありますよね。

その結果に不満を感じたりがっかりした…という経験してしまう事も。

その評価が均一な場合とばらつく場合があり何故なんだろうと気になった事はありませんか。

ミャウジ
ミャウジ
やっぱり、好みとかなのかなぁ?
そうだね、ばらつくのは好みもあるし、審査員の普段の仕事にもよると思うよ。
かずねぇ
かずねぇ

好みや普段の仕事によって評価がバラついてしまうのには理由があります。

ここでは評価の差が出るパターンについて以下を解説していきます。

  1. 一様に評価が低い場合
  2. 一様に評価が高い場合
  3. 評価にバラツキがある場合

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コンクール審査員による評価の差があるのは何故か

【ピアニストが考察】コンクール審査員による評価の差があるのは何故か

人の好みは千差万別ですが、演奏として成り立っているいないのボーダーはある程度は見える部分です。

コンクール審査において、ある一定のレベルまでには通過するしないには明確なラインがあるので、それを分かっておくだけでも取り組みが変わります。

では以下3つをさらに深掘りしていきます。

  1. 一様に評価が低い場合
  2. 一様に評価が高い場合
  3. 評価にバラツキがある場合

一様に評価が低い場合

評価がどの審査員からも低いのは、演奏の未熟さが明らかに以下の点において顕著である場合。

  • 技術力不足
  • テンポの不安定さ
  • 表現不足

演奏として成り立っているかどうかというのが大きなポイントです。

  • 技術面がボーダーに届ていない
  • 表現の基礎的な部分が足りてない

この2つが大きな原因

一様に評価が高い場合

演奏が技術も音楽も完成されている時は、どの審査員も高い評価をします。

  • 技術力に問題が全くない
  • 演奏が音楽として聴く事ができる
  • プロフェッショナルに相当する安定感

専門的に聴いていても、これはプロだねという演奏。減点するところがないという感じです。

評価にバラツキがある場合

評価のバラツキが起こる理由は以下

  • 審査員が先生として聴いているのか、演奏家として聴いているのか
  • 審査員の出身地方の民俗性
  • クセに対する好み
  • 曲に対するこだわりの度合い

最高得点があるにもかかわらず、不合格を付ける審査員もいる場合もあります。

これは審査員による聴き方の違いが大きい。

技術は申し分なく音楽も表現として説得力のある演奏であったとしても、得点が伸び悩むことがあります。

これは演奏のアゴーギクの部分で本能的に心地よいと感じるものに差があったり、本能的には音楽を聴かない審査員もいるからです。

また技術的に未熟さはあるけれど、その音楽性に惹かれる場合などにもバラツキが起こります。

審査員が音楽に対して何を大切にしているのかによって差がでます。

おまけ

先生業が主体の審査員の場合、舞台上のアシデントや出来ない事に対して厳しい傾向があります。

審査の現場で時々そういう意見を聞くと、少しもやもやします。

自身が舞台上で演奏することから遠ざかってしまっているためか、人を評価することに人生の大半を費やしているためか、審査員としてのキャリアを積み偉くなった先生の中には手厳しい傾向の人も多くいます。

また自身が演奏することを日常とする審査員の場合は、舞台上のアクシデントは日常茶飯事なので、出てきた音楽そのものに対しての評価をしている傾向があります。

※個人差があります。

まとめ

コンクール審査員による評価のばらつきがあるのは何故かを以下3つ解説しました。

  1. 一様に評価が低い場合
  2. 一様に評価が高い場合
  3. 評価にバラツキがある場合

バラツキのある評価があっても技術の問題がなく合格ラインに達しているのであれば、良い評価の方をもっと伸ばすとそれが個性となっていきます。

バラツキがあり不合格になってしまう場合は、技術面の問題が大半を占めていることが多いので、基礎力をしっかりと底上げする努力が必要です。

世の中には色んな人がいます。

審査も様々ですが、バラツキがあったとしても合格不合格のラインは8割方の審査員が共通しているので真摯に受け止めてくださいね。


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