【コンクール審査員が解説】審査員の4つのタイプと講評の特徴

2019年8月28日審査,コンクール

今回は、コンクールの審査員のタイプによる講評の大まかな特徴についてです。

ここでは、学生音コンや日本音コン、国際コンクールといった大規模なものではなく、受験者の幅が広く全国各地で地方予選がおこなわれるタイプのコンクールにおいてです。

審査員には以下の4つのタイプがいます

  1. 教える事のみで、生徒さんが沢山コンクールを受験されている
  2. 教える事を中心に、講師演奏などで時々演奏をしている
  3. 教える事と演奏活動を両立している
  4. 演奏が主な活動である

どのタイプでも個人差や価値観の違いもあるので、そういう傾向があるという程度にお読み頂けると幸いです。

では、この4タイプについて解説していきます。

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【コンクール審査員が解説】審査員の4つのタイプと講評の特徴

【コンクール審査員が解説】

審査員の4つのタイプと

講評の特徴

最近のコンクールは演奏に対しての審査に加えて講評を頂けるものも多いですね。

講評が審査員によって全く正反対のようなことが書かれていて、どういう事なんだろう…と疑問に思われることもあると思います。

ミャウジ
ミャウジ
ある講評ではすごく褒めてもらって、でも一方ではあんまりだたりする時あるなぁ…。
あまりにも逆のことが書かれていると、混乱しちゃうよね。でもそれは審査員が多様であるということなんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

審査員が色んなタイプがいるのには、審査が偏らないためという理由だったりします。

でも書かれていることが様々な理由はなんで?と気になりますよね。

それは音の聴き方が違うからだったりします。

では以下4タイプの審査員の講評特徴について深掘りしていきましょう。

  1. 教える事のみで、生徒さんが沢山コンクールを受験されている
  2. 教える事を中心に、講師演奏などで時々演奏をしている
  3. 教える事と演奏活動を両立している
  4. 演奏が主な活動である

1.教える事のみの審査員

演奏活動は全くしておらず指導だけをされている審査員。

審査員になるのは生徒さんを多くコンクールに出して入賞などの実績がある人です。

やさしく親身なタイプと、ものすごく封建的で厳しいタイプがいます。

審査の特徴

  • 先生のいう事を良くこなせているか
  • 自分の表現をしているか
  • 子供の場合は子供らしい豊かな表現であるか
  • 優しい先生は、良い所を見抜いた親身で暖かいアドバイスが多い
  • 演奏経験値が低いため、専攻や受験生に対するアドバイスは具体性はなく印象を書く傾向がある

2.教える事と少し演奏をしている審査員

指導が主ではあるが、発表会の講師演奏や伴奏などでは時々演奏されている審査員。

審査の特徴

  • 自身のスキルがある部分では技術的な面のコメントをされる場合もある
  • 演奏経験があるので辛口コメントになる場合もある
  • 演奏の苦労もわかるため励ましコメントもある
  • 自発的というより、受け売り的なコメントもある
  • 指摘箇所がぼんやりしたり向上のための具体性に欠ける傾向がある

3.教える事と演奏の両活動をしている審査員

年間に数本のリサイタルクラスのコンサートをこなしながら、子供から受験生や専門の学生を指導されている、コンクール審査では比較的割合が多い審査員。

普段の演奏経験とレッスン経験から、自身の演奏スキルを論理的に顧みて提供することが出来る。

審査の特徴

  • 演奏を論理的に説明してもらえる
  • 演奏のどこにどういう問題があり、どうやったら解決できるかを言語化できる
  • 受験生や専攻のレッスンが多いので細かい指摘が多い
  • 具体的で的確な講評であることが多い
  • 一歩前進できるアドバイスが多い

4.演奏が主な活動である審査員

音楽活動の大部分が演奏することにある審査員。

音楽家としての自身の演奏が基準となり、演奏には音楽がそこにあり、それを表現しうる技術があることが前提である。

審査の特徴

  • 波長の合わない音楽に対してかなり手厳しいコメントになる
  • 自身がライブでの演奏経験が豊富なため、ちょっとしたミスや舞台上のアクシデントに対しては寛容
  • 音楽的であるか、流れがスムーズか、バランスが良いかなど、演奏家として舞台上での音楽の聴き映えに対するアドバイスが多い。

まとめ

コンクール審査員の4つのタイプ

  1. 教える事のみで、生徒さんが沢山コンクールを受験されている
  2. 教える事を中心に、講師演奏などで時々演奏をしている
  3. 教える事と演奏活動を両立している
  4. 演奏が主な活動である

審査員個人の語彙力や人間性にもよるところがあるので断定はできませんが、普段どのような形で音楽に携わっているかによって、このようにコメントは大きく変わってきます。

以上、審査員の4つの特徴を解説しました。

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