【サラサーテの名言】天才と言われたヴァイオリニストの驚愕の練習時間
サラサーテは「チゴイネルワイゼン Op.20」で有名なヴァイオリニストで作曲家。
他にもバスク奇想曲 Op.24やカルメン幻想曲 Op.25、序奏とタランテラ Op.43などが有名です。
正式な名前は
パブロ・マルティン・メリトン・デ・サラサーテ・イ・ナバスクエス(Pablo Martín Melitón de Sarasate y Navascuéz
…な、長い。
通称はパブロ・デ・サラサーテです。
幼少の頃から才能はバリバリで13歳でパリ・コンセルバトワールで1等賞を得て15歳の頃から演奏活動をしています。
卓越した技術と魅力的な甘美な音色を奏でることができたサラサーテは多くの作曲家から楽曲を献呈されています。
- サンサーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ』、『ヴァイオリン協奏曲第3番』
- ラロ:『スペイン交響曲』
- ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第2番』、『スコットランド幻想曲』
【サラサーテの名言】天才と言われたヴァイオリニストの驚愕の練習時間
そんなサラサーテはあるとき著名な評論家から「天才ですね」と言われた時にこのように言っています。
37年間毎日14時間練習し続けてきた私が天才か?
「努力か才能か」といったつまらない2元論をぶった切ってますね。
人から認知される才能は努力の上にあるものという事を示す言葉です。
てか、ごはんと寝る以外ずっとヴァイオリン弾いてたってことだから凡人からしたら相当クレイジー。
これを天才と言わずして何というのだ!というところです。
ただ安易に才能や天才という言葉を使ってしまうことには疑問を感じます。
きっとサラサーテも
わし、めっちゃ練習しとんじゃ!簡単に天才とか一言でいうな!
的なニュアンスもあったのかなーと想像します。
才能ない…と悩んでる人は、まずこのサラサーテの練習量を体感してみるとよいですね。
才能云々簡単に言うもんじゃないな…ってすごく得るものがあると思います。