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演奏やレッスンを自賛する人の違和感の正体

2019年12月2日心理学・脳科学, つぶやき, 人間関係

話を聞くと、ものすごく演奏が出来るふうであったり、ものすごいレッスンをしているようにアピールする人がいます。しかし実際に演奏を聴いた時やレッスンを受けた時に、あれ?という違和感を感じたという経験はないでしょうか。

ミャウジ
ミャウジ
すごいと思わせられているから、すごいって思わなければならないって勝手に思っちゃうのかな?
自分で演奏やレッスンがどうかってのを判断できない人は、良く分かっていないんじゃないかな。すごいって噂があってすごいって雰囲気で来られたら、すごいって思ってしまう人も多いよね。
かずねぇ
かずねぇ

これらの違和感が分からない人というのは、つまり正しい判断が出来ない人と言えます。そのため疑う事を知らず妄信してしまう傾向があり大変怖いことです。自賛がいかに違和感のあることかが分かる人が感じるものはどういったところにあるのでしょうか。では以下を見ていきましょう。


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自賛者の特徴

以下のような特徴があります

  • 素晴らしい事をすべて自分に絡めて話す
  • 自分がいかに素晴らしいかをアピールする
  • 他人からの称賛をアピールする
  • 他人のアイディアであっても自発的なアイディアのように話せる
  • 地位や知名度の高い人と知り合いであるという事をアピールする
  • 自分の功績のアピールがすごい
  • ポジティブがすべて自分に絡んでいる

など。

搾取常習者

自賛者の多くは、称賛を得るために必要な情報やアイディアに対してものすごいアンテナを張っています。

搾取を搾取と思わない傾向があり、欲しい情報が見つかったときには、それが身近な人からや、あるいはネタ元がバレているにもかかわらず、平気で搾取して自分のアイディアのような振る舞いをします。人から称賛されるためなら手段を択びません。

いいなと思う事に対して素直で貪欲とも言えますが、搾取された側はたまったものではありません。

異常な競争心

自賛者は自分が一番であることで安心感を得ます。良く言えば一番になるためにはものすごい努力が出来る人でもありますが、不安が元凶なので手段を択ばない、ルールを守らない傾向があります。

ターゲットにされた側は全く持って競争相手だとは思っていにも拘らず、何かにつけてマウントや煽りをしてくる人もいます。

また自己卑下して弱者になり心優しい他人から譲ってもらう事で目的を達成する厄介なタイプもいます。

人を無駄に褒める

自賛者の中には、他者を無駄に褒めてくる人がいます。物事や心遣いに対する謝辞や、明確な物事に対する端的な称賛ではなく、リアクションに困るような褒め方をします。これはその人を褒めることによって、優位に立ちたい、または自分をほめて欲しいという本心が隠れている場合が多くあります。

適度で適切な褒めは心地よくモチベーションアップにもつながりますが、間違った褒めは、言葉の凶器にすぎません。

【関連記事】

褒めすぎは違和感であることについての関連記事はこちら ⇒ 褒めるレッスンの落とし穴

【関連書籍】

違和感の正体

ダニング・クルーガー効果

自賛者から感じる強烈な違和感は、認知科学の観点ではダニング・クルーガー効果と呼ばれているものです。見分ける大きなポイントはユーモアがあるかないかという研究結果があります。

ダニングクルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス。

(中略)

ユーモアセンス、文法知識、および論理的推論などのテストにおいてそれぞれ最も低い得点を記録した人は、それぞれ自身のパフォーマンスおよび能力を過大評価し、優秀な学生ほど自分の能力を過小評価する傾向があったという研究結果が出ている。

引用元:Wikipedia

【参考文献】

自己愛性パーソナリティ障害

自賛する人の多くは、自己愛性人格(パーソナリティ)障害である場合もあります。ポジティブな発言のようだがよく聞けば自慢話であることが殆ど。その根底には根深い劣等感があります。

自己愛性パーソナリティ障害(じこあいせいパーソナリティしょうがい  Narcissistic personality disorder )とは、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である。

(中略)

自己愛性パーソナリティ障害の人物は傲慢さを示し、優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。彼らは称賛を強く求めるが、他方で他者に対する共感能力は欠けている。一般にこれらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている。

引用元:Wikipedia

【参考文献】

何故しばしば出会うのか

音楽という表現をすることをする人は、他の芸能活動をする人と同じく、返せば承認欲求のかたまりであると言えます。世間に認知して頂いて初めて成り立つ職業であるため自己アピールの上手い人間が生き残る世界である事が大きく関わっています。また日常的に一般の方とは違う脳の使い方をするため、発達障害のグレーゾーンの人も相当数います。

それらの違和感の要因となることには程度や環境や個人差がありますが、それをいかにコントロールして社会性を保つか、大人になれば求められることです。しばしば出会うのは、コントロールが効かない人がいたり、他者からの指摘がないためコントロールする必要のない環境に身を置いている人も多くいるからだと考えられます。

まとめ

自賛する人はその正体が分からない人にとっては、魅力的に見えたりすごいと思ってしまったり、また人のうわさによって判断してしまいがちです。

それで幸せであればよいのですが、多少なりと違和感を感じるのであれば、それは直感からくるものであり、直感とは、それまでの経験の蓄積から発せられる瞬時の警告なので、その正体は知っておいて無駄ではないでしょう。


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