【ピアニストが解説】演奏の完成度を低くさせる3つの要因

2019年9月15日ピアノの先生のつぶやき,演奏,つぶやき

今回は演奏の完成度についてのお話です。

  • 雰囲気は良いんだけど、ちょっとねぇ…
  • 完璧なんだんけど物足りないのよねぇ…

演奏に対して残念そうにこういった感想を言われた事はありませんか。

ミャウジ
ミャウジ
ぼくも時々注意されるなぁ。もう少し完成度あげてねって言われるよ。
完成度を低くさせてしまっている演奏には、共通した残念なポイントがあるんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

完成度の低い演奏にはいくつかの共通ポイントがあります。

ここでは3つの完成度を低くさせてしまう要因と、さらに深掘りしたその原因について以下を解説していきます。

  1. 焦って聴こえている 
  2. 単調に聴こえている
  3. 技術的な問題が露呈している

スポンサーリンク

【ピアニストが解説】演奏の完成度を低くさせる3つの要因

【ピアニストが解説】

演奏の完成度を低くさせる3つの要因

演奏の完成度は、聴こえてきた音楽がより自然で魅力的であるという所に基準があります。

奏でる音楽が

  • どの様な状態に聴こえている時完成度が低く聴こえるのか
  • どういうことが原因でそうなるのか

という事が分かるようになると、完成度を上げていく第1歩になります。

では以下3つの要因と原因について

  1. 焦って聴こえている 
  2. 単調に聴こえている
  3. 技術的な問題が露呈している

これらを解説していきます。

焦って聴こえている

焦って聴こえている演奏は、演奏者が緊張などで呼吸ができなくなるのが大きな原因です。

では、どうして焦って聴こえてしまうのか、加の3つで説目いましょう

フレーズの最後を端折っている

雑に聴こえる演奏の最も多い原因です。次のフレーズのことに気を取られ、フレーズの最後を聴いていないため、以下のようなことが起こっています。

  • 音が抜けている
  • 不用意なアクセントがついてしまっている

裏拍が狭い

フレーズ端折りの原因、または相互的に起こることで、だんだんと裏拍が狭くなりテンポが上がっていってしまいます。

細かい音がすべっている

細かいパッセージが不適切にぼやけたり、粒が揃っていなかったりすると、滑ってきこえます。

単調に聴こえている

コントラストが薄い

全てf寄りなうるさい演奏、またはあまり起伏のない大人しすぎる演奏は、楽譜の読み方が甘いのが原因。

アゴーギクが固い

呼吸せずにメロディーを弾いたり、固くなって一本調子のテンポ感で弾いてしまう事が原因。テンポを加減する音楽用語の捉え方や、自然な音楽の流れを学ぶ必要があります。

節回しがワンパターン

和声や旋律のパターン、または調性などによって多彩な変化があるはずの音楽を、単一な理解で音楽記号に頼った表現をしたり、また自分の感じるがままの無秩序で独りよがりな節回しは、ワンパターン化しやすい。

技術的な問題

ミスが多い

跳躍を外したり、弱音が抜けたりするのは、基礎力不足が原因。

基本音型パターンの粒揃いが悪い

スケールやアルペジオといった細かい技術の基本てきなパッセージの粒ぞろいの悪さも基礎力不足が原因。

まとめ

完成度を低くさせてしまっている要因3つについて

  1. 焦って聴こえている 
  2. 単調に聴こえている
  3. 技術的な問題が露呈している

これらと原因を解説してきました。

上記の項目をクリアすれば演奏の完成度はかなり上がります。

しかしこれらをクリアする練習は大変です。特に焦って聴こえる演奏がクセの人は、基礎力+焦りの修正になるのでかなり時間がかかります。