【ソルフェージュ能力がバレる!】譜読みが遅い!読み間違いが多い!楽曲を理解してない!
譜読みが苦手で音やリズムもよく間違ってしまう…そんな悩みはありませんか?
実はそれ「ソルフェージュ」の能力が大きく関わっています。ソルフェージュ能力と譜読みのスピードや読譜の正確性は相関があります。
今回は楽譜を読むことに大きく関わる「ソルフェージュ」の能力について掘下げていきます。
譜面を読む力を上げるためにソルフェージュは必要で音楽高校や音大芸大への進学にも必須科目の一つです。
音楽高校や音楽大学の受験を決めてはじめてソルフェージュ科目を知る人もいますが、専門に進む可能性を持っておきたいのであれば出来るだけ早い時期からソルフェージュは身につけておいた方が後々苦労せずにすみます。
ソルフェージュは楽譜を読んで演奏したり楽曲を理解する上でかなり重要な科目。専門的に音楽をするしないに関わらず音楽をするのであれば、取り組めば譜面を読むことがかなり向上することが期待できる分野です。
ではソルフェージュ能力に関わる3つのことについて解説していきます。
- 譜読みにかかる時間
- 楽譜の読み間違い
- 楽曲の理解
【ソルフェージュ能力がバレる!】譜読みが遅い!読み間違いが多い!楽曲を理解してない!
【ソルフェージュ能力がバレる!】譜読みが遅い!読み間違いが多い!楽曲を理解してない!
ソルフェージュの能力は読譜に大きい影響があります。ソルフェージュ能力が高いからと言って音楽的な演奏ができるとは限りませんが、全く関係ないわけでもありません。
読譜に関わる能力なので、仕上がりや正確さのスピードにはかなり影響があり「音楽的才能」の中ではかなり多くの割合を占める部分です。
譜読みにかかる時間
ソルフェージュ能力が高い人は、楽譜を模様として捉えどんな音なのかを正しく瞬時に頭の中で鳴らすことが出来る 。
楽譜に書かれている音やリズムが実際にどういう音楽になるのか分かるまでが譜読みの期間として定義するなら、ソルフェージュ能力が高い人は譜読みが圧倒的に速いという事が分かります。
譜読みの速さは音やリズムのパターンをどれだけ自分の中に持っているかがカギとなります。
ソルフェージュ能力を上げて音やリズムパターンの引き出しを増やすことによって、ぐっとスピードアップします。
楽譜の読み間違い
ソルフェージュの一つに聴こえてきた音楽を楽譜に書き取る聴音という分野があります。
聴音は楽譜を読む作業の逆の工程で、この能力に長けている人は耳からの情報と視覚的な楽譜の照らし合わせる能力が高く、自分が鳴らした音が、楽譜通りの音であるかという事を瞬時に判断しています。
また一度に多くの音を聴きとることもソルフェージュによって訓練されるので、鳴った和音に違和感を覚え音の間違いに気づくようになり楽譜の読み間違いが少なくなります。
楽曲の理解
ソルフェージュの実技では、和声や楽譜の読み方を楽器で演奏する楽曲よりも簡素化した状態で学びます。
その情報が蓄積されると、様々な楽曲を学ぶときに情報を引き出せるので理解がしやすくなります。
特に楽譜上での転調箇所や和声の進行の仕方、作曲技法などは楽曲理解には欠かせません。
ソルフェージュ能力があり楽譜を見て瞬時に音が分かるということは、楽曲分析を行う上でも立体的な音楽の理解につながり、演奏の映えにも大きく影響しています。
まとめ
ソルフェージュ能力がバレる3つのポイント
- 譜読みにかかる時間
- 楽譜の読み間違い
- 楽曲の理解
解説しました。
ピアニストは他の楽器奏者よりも読まなければならない音が多いので、特にソルフェージュ能力の高さが求められます。
楽器練習に時間がとられ、どうしてもソルフェージュには手が回らない人もいると思います。
しかしソルフェージュ能力は楽器演奏に必要な読譜や楽譜の理解に最も必要な1つです。
このスキルが高いほど楽譜を読むという作業時間の時短につながり、より複雑な楽曲も演奏できる手助けとなります。
楽器の習得と合わせてソルフェージュの能力アップも試みてくださいね。
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