【ピアニストが語る】基礎練習の必要性と取り入れる3つのメリット
今回は基礎練習の必要性と取り入れる事によるメリットについてお話していきます。
日本人は勤勉な人が多いのでコツコツと基礎を積み上げることに抵抗がない人も多いですが、聞いただけでめんどくさく感じる人もいるはず。
基礎練習は必要性が分かって取り入れると効果が上がります。
楽曲の難所は一瞬ですが、それを難なくこなすためには基礎のポテンシャルが必要です。
取り入れる3つのメリットは結論から言うとこんなところ
- 技術ポテンシャルを向上させることができる
- 指を整えられる
- フォームを整えられる
では解説していきます。
【ピアニストが語る】基礎練習の必要性と取り入れる3つのメリット
【ピアニストが語る】
基礎練習の必要性と取り入れる3つのメリット
基礎練習をする必要性は、技術の安定にあります。
技術は表現したい音楽のための重要なツールです。
ツールがポンコツだと、どんなに自分の中に表現したいものがあっても伝わり難くなります。
自分の中に表現したい音楽がなければ技術も向上しないので、どちらも必要だったりします。
では、基礎練習を取り入れる事によって演奏にどんなメリットがあるのか、以下の3つのポイントについてお話していきます。
- 技術ポテンシャルを向上させることができる
- 指を整えられる
- フォームを整えられる
技術ポテンシャルを向上させることができる
基礎練習の教材は、楽器演奏に必要な技術を効率よくアップしていくように作られています。
周知の長く使われている基礎練習の教材を取り入れる事で、ある程度の基本的な技術は向上していきます。
指を整えられる
楽曲では、一定の負荷のかかる音型を繰り返し演奏し続ける事はあまりありません。
なので難しいパッセージも何となくやり過ごして弾けているような気になる事も多いのですが、実際にその音型に特化したエチュードなどを弾くと撃沈することがあります。
楽曲ではよく使う指とそうでない指があったり、自分の運指のクセで弾きやすい方を選択しがちなので、楽曲しか演奏しないでいると、どうしても弱い指が出来上がっていってしまいます。
その状態で、いざ一瞬しか出てこない難しいパッセージを弾くとミスを誘発したりします。
そういう所を難なく演奏するためにも、指が整っている事が大事だったりします。
フォームを整えられる
楽曲の演奏に偏ると、演奏フォームがだんだんと崩れていくことがしばしばあります。
楽曲を演奏する時には技術的なことに加え音楽を表現するということにアタマをもっていかれるので、フォームまで気が回らないというのが大きな要因の1つです。
基礎練で音楽表現を省いた状態で演奏することで、フォームを整えたり省みたりすることができます。
また技術が向上しないな、と感じる時の原因の1つもフォームの崩れだったりします。
まとめ
基礎練習の必要性と3つのメリット
- 技術ポテンシャルを向上させることができる
- 指を整えられる
- フォームを整えられる
これらを解説しました。
基礎練習はやった方がいいという事を分かっていても、コンスタントに取り組めない時もあります。
気付いた時がやる時なので、より素敵な演奏のためにも是非取り入れてみてくださいね。
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