【音楽家が必ず使っている】演奏向上のための練習の三種の神器
今回は、演奏向上のために練習でうまく利用すると良いよ!というものを3つ紹介します。
色んな練習を試しているけど、なんか行き詰るなぁ…とか、どんな練習をしたらいいか分からない…と思う事はありませんか?
練習に行き詰る原因はいくつかありますが、ここでは演奏の向上に必要なことを以下の2つにスポットをあて、完成度を上げるために必要なものを3つご提案します。
- 客観性
- 基礎力
演奏の完成度を上げるための練習の三種の神器
- メトロノーム
- 録音・録画機器
- 基礎練習
これらを解説していきます。
【音楽家も御用達】演奏向上のための練習の三種の神器
【音楽家も御用達】
演奏向上のための練習の三種の神器
演奏の向上を考えた時、色んな切り口があり色んな意見があります。
視点をどこに置くかでかなりバラエティに富んだ話題なので、ここでは演奏向上に必要な事を
- 客観性
- 基礎力
この2点に絞って考えていきます。
向上させるのに必要なものは以下の3つです。
- メトロノーム
- 録音・録画機器
- 基礎練習
では深掘りしていきましょう。
メトロノーム
拍の安定や適切なテンポでの演奏は演奏の質に大きく関わっています。
拍の感覚は、呼吸や心拍にも関わっているので、常に安定しているというわけではありません。
時に思った以上に早くなったり、色んな都合で不規則になったりしてしまいます。
そこで客観的に拍やテンポを示してくれるメトロノームの存在はとても重要です。
練習を進めていくと、楽曲中に指示されているテンポからだんだんと遠ざかって自分の中のテンポになってしまったり、技術的に困難なパッセージになるとテンポが不安定になったりすることがあります。
不安定さは演奏の完成度を下げてしまいます。
かけっぱなしにする必要はありませんが、常々自分がどのようなテンポで弾いているのかを確認することはとても大切ですね。
録音機
自分が演奏している感覚と客観的に聴こえている感覚は、経験が浅いとなかなか一致しません。
演奏の完成度を上げていくためには、客観的に自分の演奏を聴いて修正していく必要があります。
自分が出した音が聴き手にどのような演奏として伝わっているのかは、演奏しながらではなかなか把握しにくいものです。
想定の音が鳴るようになるには、CDレコーディングを何度も繰り返した音楽家でもなかなか難しいものです。
何度も録音をして、どういう演奏をした時にはどのように聴こえているということ実際に体感し、録音と自身の演奏を照らし合わせる作業を積み重ねて完成度を上げていくことが大切になってきます。
基礎練習
演奏を支えるのは自分自身のポテンシャルだったりします。
練習に行き詰まる原因は、基礎力の劣化や基礎力不足と結び付いている事が少なくありません。
また、同じ曲を繰り返し練習していると、ある程度弾けてくるとどうしても練習量が減ってしまい、筋力が落ちたり身体のポジションにずれが生じだりします。
フォーム修正、練習量を補うために基礎練習をいくつかメニュー化してローテンションさせながら練習に取り入れ、基礎力維持またはUPすることで、本番演奏の完成度をさらにあげてくれます。
基礎練習の記事はこちら↓おすすめの教材も掲載しています。
まとめ
演奏向上のための3種の神器
- メトロノーム
- 録音・録画機器
- 基礎練習
ご紹介しました。
演奏の完成度を上げるためには反復練習がどうしても必要だったりします。
しかし同じことの繰り返しというのはどうしても集中力を欠いてしまったり飽きたりして、いい加減な練習になってしまいがち…。
そのことが演奏の完成度に大きく関わっています。
上記のグッズや基礎練習を取り入れて練習のバリエーションを充実させて演奏の完成度UPに取り組んでみてくださいね。