【指の役割と強さ】タッチのばらつきは各指を知ることで改善する

2019年9月27日基礎練習,練習,弱い指,指の強さ

今回は「弱い指」がどれくらい弱いのかを実感するための方法と強化する方法についてのお話です。

ピアノを演奏している時、同じように弾いているつもりでも指によってタッチにばらつきがあったりしませんか?

ミャウジ
ミャウジ
特に4と5の指って弱いよね。ちょっとサボるとダメになるなぁ…
指って全部長さが違うし、それぞれに役割があるからばらつきがあって当然。でもピアノは粒そろえて弾かなきゃいけないからね。
かずねぇ
かずねぇ

ピアノは弱い指も強い指もそろえて弾かなければならないのが大変なところ。

まずは自分の指がどれくらいの力なのかを知ることが大事です。

この記事ではこんなことについてお話します。

  1. 各指の役割と強さ
  2. 指の強さや弱さを知る方法
  3. 指を強化する方法

では解説していきます。

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【指の役割と強さ】弱い指が一体どれくらい弱いのか

【指の役割と強さ】弱い指が一体どれくらい弱いのか

人の指はデフォルトでは楽器を弾くためのカタチをしていません。

ピアノの場合は、まず肩をねじり各指が水平な鍵盤の上を本来の使い方とは違う方法で動かすという事をします。

ばらつきがあるのは当然で、ゆえに楽器を弾くために適した手のカタチにしていく必要があります。

では以下を深掘りしていきます。

  1. 各指の役割と強さ
  2. 指の強さや弱さを知る方法
  3. 指を強化する方法

各指の役割と強さ

人間の普段の生活の行動は、親指・人差し指・中指で殆どをまかなっています。

薬指や小指は手のバランスをとるという役目を担っています。

1・2・3の指は普段から使用頻度が高いため生活の中でトレーニングされていますが、4・5の指は殆ど使われていないので、力が弱いのが普通です。

しかしピアノを演奏する時はその「弱い」とされる指が、メロディやベースラインといった音楽上の重要な音を担っている事が多いため、他の指と同等の力が必要になってきます。

指の強さを知る 

基礎練習を積んでいたとしても、自分の指がどの程度弱いのかが数値として分かれば、トレーニングの明確な目的となります。

そこで使うのがこちら

使い方
  1. ピアノ演奏時と同じ姿勢になる位置にスケーラを置く
  2. ピアノを演奏するようにスケーラーに各指を置いてその数値をチェック
  3. 弱い指は、どれくらいの力加減で他の指と重さが揃うのかを体感する

指を初めて乗せてみた時、その数値の違いに驚きます。

数値化することによって、どれくらいの力加減が弱い指に必要なのかが一目瞭然となるので便利です。

このチェックを日々することによって、ただぼーっと基礎練習を積むより意識的に弱い指をトレーニングすることが出来るため指力アップの一役を担ってくれます。

指の力の強化

ピアノに触れない時はこういったトレーニンググッズで補い、ピアノを弾いた時に指の力がUPしている事を実感できます。

また基礎練習を積むことで、ピアノ演奏で頻出の音型や必要な技術をピンポイントで強化していくことができます。

基礎練習についてはこちらの記事一覧から。

基礎練はとても大事です。

まとめ

各指の強さと弱い指がどれくらい弱いのかについて以下解説しました。

  1. 各指の役割と強さ
  2. 指の強さや弱さを知る方法
  3. 指を強化する方法

数値化することによって弱いと感じていた指が、かなり弱いという事が目に見えてわかるようになります。

基礎練習で4と5の指を特に鍛えるような課題が多い理由も納得ですね。

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