【ピアニストも苦戦する】譜読みしにくい譜面ランキング5
譜読みは楽に読めるところと苦戦するところがあります。
楽譜によって譜読みがしやすかったりし難かったり。
基準はパッと見た時に瞬時に判断して反応できるか。
読みにくさのポイントはこんなところ
- 転調
- 重音
- 臨時記号
楽譜を模様としてとらえてすぐに反応できない所が譜面が読みにくいと感じるところ。
ではピアニスト目線で譜読みに苦戦する譜面をランキング形式でご紹介します。
【ピアニストも苦戦する】譜読みしにくい譜面ベスト5

【ピアニストも苦戦する】譜読みしにくい譜面ランキング5
第5位 予測しづらい転調
イイ感じで流れていたのに、急にこのタイミングでその調に転調するの!?という譜面。
ぱっと譜面を模様としてとらえた時に瞬時に頭の中で音に変換しづらい。
何度か弾いて慣れれば問題ないですが、初見の時に引っ掛かりがち。
第4位 複雑で音の多い重音
重音は音が多くても規則的な和声なら問題ない。
ですが複雑になるとパッと見た時に反射的に音が鳴らせないので手を止めてじっくり読むという感じになります。
ラフマニノフのようにさらに重音の中に対位法とか練り込まれていると悶絶します。
第3位 意図的に複雑に書かれた臨時記号
異名同音なら楽に読めるけど臨時記号の付けられ方によってはものすごく読みづらくなります。
おそらく調性や理論上、または作曲者の何らかの意図で書かれていると思いますが
いやがらせか?
というくらい予測しづらい臨時記号は読みづらい。
さっさと覚えるしかない譜面です。
第2位 不規則な音の羅列
不規則な音列は
- なにがしかの法則を見つけ出す
- 憶えてしまう
この2つが必要な譜面です。
弾けるようになるまでに労力がかかる読みづらい譜面。
第1位 加線やリズムが読みづらい印刷の譜面
第1位は楽曲うんぬんではなく譜面そのもの。
加線やリズムの印刷が読みづらいものはかなりストレスがかかる譜面です。
譜面は模様で認識する部分が多いので、模様が崩れると瞬時に判断ができなくなります。
手を止め加線やリズムを読まなければならないのでイライラ度はMAXです。
- 紙面の都合でぎゅうぎゅうに書かれた譜面
- 海外版などで校訂のよくない版
- 粗悪な手書き譜
このようなものが読みづらい譜面です。
番外編
他にも
- 複雑な対位法
- 多声部を大譜表に詰め込みすぎたもの
このようなものも読みにくい。
まとめ
ピアニスト目線で譜読みに苦戦する譜面ランキング5をご紹介しました。

- 第1位 加線やリズムが読みづらい印刷の譜面
- 第2位 不規則な音の羅列
- 第3位 意図的に複雑に書かれた臨時記号
- 第4位 複雑で音の多い重音
- 第5位 予測つかない転調
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