ピアノはレッスンを受けるか独学かどちらがよいのか。メリットとデメリット
今回は独学のメリットとデメリットについてお話していきます。
このように悩んでいませんか?
- ピアノは弾きたいけどレッスンは時間が縛られる
- 弾けない時もあるから通えるかわからない
- 先生と合わなかったらどうしよう…
- 独学だと上達しないのかな…
独学は不可能ではないけれど簡単でもないようですね。
ここでは独学とレッスンで習う事のメリットデメリット、タイプ別のおすすめの学び方を解説していきます。
- ピアノは独学かレッスンで習うか
- 独学のメリット・デメリット
- レッスンで習うメリット・デメリット
- 独学が向いてる人・レッスンが向いてる人
- なぜレッスンがあるのか
- 独学を選択してしまいたくなる理由
- タイプ別ピアノの学び方
【独学とレッスンのメリットとデメリット】ピアノは独学?それともレッスンで習う?
【独学とレッスンのメリットとデメリット】ピアノは独学?それともレッスンで習う?
独学とレッスンで習うどちらが良いのか迷ってしまったら、メリットとデメリットを分かっておくと決めやすくなります。
ポイントは
- ピアノを学ぶ以外のことがどれくらい多くなってしまうか
- どのような目的でピアノを弾きたいのか
- メリット・デメリットを分かって自分の許容できる方を選ぶ
またピアノを弾く目的が「ピアノを学ぶ」なのか「楽しんで弾く」なのか。
様々な自分の事情とすり合わせて選ぶのが良いでしょう
では以下をさらに深掘りしていきます。
- ピアノは独学かレッスンで習うか
- 独学のメリット・デメリット
- レッスンで習うメリット・デメリット
- 独学が向いてる人・レッスンが向いてる人
- なぜレッスンがあるのか
- 独学を選択してしまいたくなる理由
- タイプ別ピアノの学び方
ピアノは独学かレッスンで習うか
まずそれぞれの選択の悩みを整理してみましょう。
独学の場合は
- どうやって学べばよいのか
- 教材はどうすればよいのか
習う場合は
- 先生はどうやって探すか
- 事前にどれくらい先生の情報を得られるか
このような悩みがでてきますね。
独学でもレッスンで習うでもピアノを弾くことの目的や個人の性質も大きく関係してきます。
自分に合った方法を探っていくことが大切です。
ピアノ独学のメリットとデメリット
独学のメリットとデメリットを5つずつあげます
ピアノ独学のメリット
- レッスン代がかからない
- 自分のペースで学べる
- レッスンに縛られない
- ピアノ以外の面倒な人付き合いがいらない
- やめるも始めるも自分次第
ピアノ独学のデメリット
- 正しい方向性かが分からない
- 継続が難しい
- 学習に必要な情報を得る労力がいる
- ピアノ演奏の実践的なコツを得にくい
- 直接指導されることによって得られる臨場感(間近で演奏してもらえるなど)がない
レッスンで習う事のメリットとデメリット
レッスンで習うことのメリットとデメリットを5つずつあげます
レッスンのメリット
- 学ぶのに必要な精度の高い情報を得やすい
- 定期的なレッスンによって小さな目標を達成しやすい
- ネットにはない情報(各先生の経験や知識)を直接得られる
- 先生のカリキュラムにのることで上達が時短
- 発表会などのイベントで人と出会える
レッスンのデメリット
- 合わない先生や指導力のない先生に当たる可能性がある
- 一度習い始めるとやめにくい
- ピアノを弾く以外のお付き合いや挨拶ごとが多くなる
- 時間にしばられる
- レッスン代がかかる
独学が向いてる人・レッスンが向いてる人
独学を考える人の多くは、経済、時間、そして対人関係においてのネガティブな部分がネックになっています。
ですがまったくの初心者や目的(受験や本番・コンクールなど)がある場合、専門的に勉強したい場合はレッスンを受ける選択をした方が良いです。
どういった人が独学でもよいか、どういった人がレッスンを受けた方がよいか5つずつあげます
独学が向いている人
- ある程度ピアノや音楽を理解している
- 自分で楽しく自己満足程度に弾ければよい
- レッスン代を払ってまで習いたくない
- 人から教わることが苦手
- 自分で情報を仕入れ練習方法を生み出すことの方が向いている
レッスンで習う方が向いている人
- ピアノのピの字も分からない超初心者
- 課題を出してもらった方が頑張れる
- 自分の実力をより向上させなければ達成できない目的がある(人前で演奏発表するなど)
- 専門的な進学やコンクール受験をする
- 人から教わる事に対してレッスン代を払う価値が分かっている
なぜレッスンがあるのか
レッスンを受けることの意味の一つは
先生がそれまで長い時間をかけて経験してきたことを凝縮した音楽や技術、そして練習の方法論などを対価を払って分けて頂くこと
十数年~数十年単位での経験を短い時間で端的な言葉で分けて頂くので、独学よりもかなり効率もよくコツもつかみやすい。
独学を選択したくなる理由
レッスンを受ける事に迷うする理由は経済的、時間的な事のほか、先生との相性というかなり大きな問題があります。
ピアノの先生は医師などのように国家資格があるわけではなく、いわば「自称」で名乗れば誰もが看板を出せてしまうかなり怪しい職業でもあります。
世の中には素晴らしい先生も多くいますが、かなり怪しくお商売をされている先生も残念ながら存在していることは否めません。
また名のある学校の先生だとある程度の社会的信頼はありますが、それでも人間性によって合う合わないがあります。
有名な先生だからという事は万能であるわけではありません。
また過去に先生との関係にトラブルがあったりハラスメントがあったりしてネガティブな経験をしてしまうと、レッスンに対してかなり臆病になったり気持ちが萎えたりすることもあります。
そうなるくらいなら独学の方がよいのではないかと考えてしまう場合もあります。
タイプ別ピアノの学び方
ここでは以下の3つのタイプに分けてピアノの学び方はレッスンか独学が良いかを解説していきます。
- レッスンでしっかり習う方が良い人
- 単発で必要な時に習うのが良い人
- 独学が良い人
1.レッスンでしっかり習うのが良い人
- 先生から習いたいと思っている人
- ある程度の上達を願っている人
- 発表会など人前での演奏をしたい人
- コンクールに挑戦したい人
- 専門的に勉強したい人
2.単発的にレッスンを受けるのが良い人
- しばらくは習っていたが一度やめてしまった人
- 突発的な本番に向けての集中レッスンを受けたい人
- ある程度独学でやる事を望んでいる人
- 習っている先生とは別に、他の先生のレッスンを受けたい人
3.独学で楽しく弾くのが良い人
- 自分のペースでやりたい人
- 対人関係のストレスを絶対に受けたくない人
- 自己満足するくらいにピアノが弾ければいい人
- レッスンを受ける価値が見いだせない人
まとめ
レッスンで習う場合であっても次のレッスンまでの間は、課題をこなすことを含め独学的に自分で情報を探したり方法を見出すことが必要です。
コンクールや受験などを考えている人は短期間でかなりの専門的なカリキュラムを相当量こなさなければならず、独学で学ぶことは難しいです。
また独学の場合も行き詰った時に単発的にレッスンを受させて頂けるような先生がいるのといないのではかなり違います。
レッスンを受けるか独学で学ぶかは、両方のメリットとデメリットを理解した上で自分自身のライフスタイルや目的に合った方法でピアノを弾くことが一番大切です。
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