【演奏家はみな知っている】ピアノが上達する「コツ」なんてものはない!
今回は上達するコツってあるの?というお話です。
ピアノや他の楽器、またダンスやお芝居、スポーツなどにも共通しますが、練習しているのに、レッスンを受けているのに全然上手くならない、上達しない…という人がいます。
上手くなるには何かコツがあるのでは?上達するための方法はどうしたらよいのだろう…と悩んでいる人も多い事でしょう。
コツというのは、コツを発信する人と同等レベルのスキルがないとあまり意味がなかったりしますが、上達のために必要なことという意味で、以下を解説していきます。
- 目標設定の方法
- どれくらい練習すればよいのか
- コツはあるのか
【ピアニストが切る】ピアノが上達するコツはあるのか問題について
【ピアニストが切る】ピアノが上達するコツはあるのか問題について
- 目標設定の方法
- どれくらい練習すればよいのか
- コツはあるのか
では深掘りしていきましょう。
目標設定の方法
まず、上手くなりたいという漠然としすぎている目標をやめましょう。
いつまでにどの程度を自分にとってどれくらい弾けるようになりたいという、具体的に弾けるまでの距離と練習量がはかれる目標にしなければどうにもなりません。
こんな感じで目標を設定してみてください。
- 比較的近い日に人前で弾くなどの明確な目標を立てる
- その目標に向けてさらに小さな目標をたててクリアしていく
こちらの記事でさらに具体的に目標の立て方を解説しています。
どれくらい練習すればよいのか
上達のコツは
3か月で1万回弾いてください
それでも上達も進歩も見られなければ残念ながらピアノはあきらめた方がよいです。
コツを聞いてくる人の殆どに必要な努力なしに簡単にスキルを手に入れようとする傾向が見られます。
こちらの記事でどれくらいの練習量が必要かということを解説しています。
で、結局コツは?
コツはあるようでないです。
上記をこなした人にしかコツは得られません。
コツとは十分に足りた練習に対してはじめて得られるものです
何かが出来るようになるためには一定の量が必要です。
詳しくはこちらの記事で解説しています
◎◎上達法はほぼインチキ
ピアノをやり続けている人は身をつまされると思いますが、一つのことを何かを上達するレベルまでやり遂げるのはそう簡単ではないという事です。
世やネットに氾濫する「◎◎上達法」などとうたったものは眉唾物の極みで、その多くは表面的な正論を雄弁に述べているにすぎず、具体的な実践的な方法論に出会うことは少なく、あまり役にも立ちません。
如何に楽に良いものを手に入れるかという人間の欲にうまくつけ込んだ商法という場合が多いので見極めは大変難しいでしょう。
それでもまだコツをもとめたい人へ
これ読んでください。
ガネーシャが一喝してくれます。
ユーモアもあって楽しく読めるけど、すごく考えさせられる一冊。
まとめ
コツはあると言えばありますが練習を積まない人には意味がありません。
そもそも練習を積まない人間にコツを教えようという人はかなり奇特でしょう。
自分自身がある程度ピアノを弾けるようになるところまでの日数や時間を計算すると、日々の積み重ねにしかその先がない事がわかるはずです。
コツを聞いてくる人から感じる共通点は、本当にピアノがうまくなりたいとは思っていないということ。
出来ない自分を繕うための頑張ってますアピール、やる気はあるんですアピールとしか映っていません。
コツとか言う前にまず弾いてください。