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何を目的として演奏するのかによる3つの違い

ピアノ弾きのつぶやき, 演奏, 自己表現

人それぞれに個性があるのと同じく、演奏への取り組み方や演奏に対する考え方は、演奏者によって様々です。

ミャウジ
ミャウジ
僕はうまく弾けたら良いなって思ってるけど、他の人はどう思って弾いているのかなぁ?
演奏に対して求めていることが、練習や仕上げ方にも大きく関わっているんだよ。だから聴こえてくる音楽もすごく違ってくるの。
かずねぇ
かずねぇ

演奏に対して求めていることが違うと、音楽にも違いがあるとは言ったどういうことなのでしょうか。では以下を見ていきましょう。


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①ちゃんと弾くこと

レッスンに通ってちゃんと弾くことを指導されたり、またちゃんと弾くことを常々指導しなければならない立場であったりすると、「ちゃんと弾くこと」が演奏の目的になっていることが多い。

ミスすることに敏感になったり、楽譜に書かれていることを気にしていることが音に現れます。評価をされたり評価をするという立場に身を置くと、自分の演奏が他人と比較したりされたりする傾向があるため、人からつつかれるように、はみ出した音楽表現を避けてしまう心理が働いてしまうためと考えられます。

②自己表現をすること

演奏は「自分を表現すること」と考えている演奏は、どんな音楽に対しても「自分」が前面に出た音や音楽が特徴的に現れています。

自己表現を目的とすると、どういう演奏をしたいのかという事はよく伝わります。個性的である反面、自己表現に偏ってしまうと作品の理解を欠き、どの作品も同じように聞こえてしまうという事が起こります。

③作品を表現すること

作曲者がこの楽曲で何を表現したかったのかを再現しようとする演奏。自己表現というより、自分が媒体となり作曲者の作品を聴いて頂くというスタンス。

このアプローチが演奏にあると音楽に説得力が生まれます。

まとめ

これらは、演奏者それぞれに、どれか1つが目的となって偏っているというわけではありませんが、どの目的が多いかで演奏の質は大きく変わってきます。

日本人は勤勉で先生のいう事を守ったり従ったりするいい子が多いため、1と2を最重要視している演奏を少なからず聴き受けます。学習時には必要で大切な演奏目的ではありますが、クラシック音楽が再現芸術であるという事を考えると3の項目にたどり着くのが理想です。

作品表現を目的としている演奏というのは技術や理論、その他の音楽へのアプローチすべてを把握して初めて目的として成り立つため、そこにたどり着くまでに至らない演奏は聴き受ける事も少なくありません。しかしプロフェッショナルの演奏はこの3つの目的がすべてバランス良く揃っていると考えてよいでしょう。


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