心にぶっ刺さる演奏の謎に迫る【魅力的な演奏の秘密】

演奏,つぶやき

色んな演奏を聴いていて、いいな、と思う演奏にはどういった特徴と傾向があるのだろうか…と気になりませんか。

演奏は大勢の人にウケるものと、いわゆる玄人ウケという状態の限られたプロフェッショナルにウケるものに、少し違いがあるように思います。

では

ぶっ刺さる演奏ってどんな演奏?

そんな疑問を深掘りしていきます。

スポンサーリンク

心にぶっ刺さる演奏【魅力的な演奏の秘密】

心にぶっ刺さる演奏

魅力的な演奏の秘密

まずはじめに、根本的な価値観の違いによって、心にぶっ刺さるのは万人に共通するわけではない事をご理解ください。

また、しばしば自分にはぶっ刺さっていないけれど多くの人がぶっ刺さってるからそうだと思うバンドワゴン効果もあることも。

※バンドワゴン効果とは…いっぱいの人が良いって思ってるんだから良いと選択しちゃう心理のこと。日本人に多いよね。

ぶっ刺さるの言葉の意味を深掘り

では、心にぶっ刺さるとは、どういう状態かをまずは解説していきましょう。

心にぶっ刺さる

これらは辞書などでは 心に刺さる、胸に刺さる と同義語として扱われています。

で、調べると…

胸に刺さる

心に強い衝撃を受ける

引用:デジタル大辞林

衝撃というのは、何か外的な力が加わって受けるドーンってやつですよね。

心にドーンと受ける衝撃とはなんなのでしょうか。

では次に衝撃を受けるを調べてみましょう。

衝撃を受ける

強く激しい力が加えられるさま。特に、心理的に大きく動揺するさまを指すことが多い。

引用: weblio辞書

心にぶっ刺さるとは心理的動揺がどうやら関連しているようですね。

次は心理的動揺について深掘りしていきます。

分かりやすくするために、心理的動揺を分けておきましょう。

では、動揺とはどういったさまなのでしょうか。

動揺

他からの作用で、動き揺れること。転じて、気持などが不安定になること。不安。さわぎ。

引用:Google辞書

ここまでを整理すると、つまり…

心にぶっ刺さる演奏とは…

聴いた時に心が不安定になること

…となる。

うん?これはちょっと変ですね。

何か要素が足りないような気がします。

そうだ!聴き手がぶっ刺さるのだから、この衝撃を与える不安定さというのは聴き手にあるのではなく

演奏から発せられるもの

に起因しますね。

演奏から発せられる不安定さの正体

以前に規則的にきれいな演奏よりも、少しクセ(不安定さ)がある演奏の方が惹きつけられるという記事を書きました。

この記事でご紹介した魅力的な演奏は処理流暢性が低いという話と通じるところがありますね。

※処理流暢性とは… 脳が情報を分かりやすいもの、分かりにくいものによって、真実や好きなどのバイアス欠けちゃうよってことです。 詳しくは上の記事のリンク先を見てね♪

詳しくは 魅力的な演奏と好まれる演奏を処理流暢性で考えるに記載しているので、ここでは簡単に処理流暢性の高い低いの演奏の違いを解説しておきます。

【処理流暢性の高い演奏】

  • 分かりやすい
  • 多数に好まれる
  • しかし飽きられやすい
  • 教科書的なミスのない流暢な演奏

【処理流暢性の低い演奏】

  • 分かりにくい
  • 疑わしいためまた聴いてしまう
  • 玄人や富裕層に好まれる傾向がある
  • 独自の間と音楽のクセ強めの演奏

この処理流暢性のピースを加えると、ぶっ刺さる演奏というのは、

間や独特の節回しなどに
絶妙な不安定さがある演奏

ということになりますね。

人は慣れ親しまない、少しクセのある演奏を聴いた時、疑わしさから様々な感情が生まれ、その感情と共に演奏を聴く事になります。

感情と深く結びついたことというのは、ものすごく記憶されやすいので、結果的に心に残ると言えます。

1.不安定さで心を揺さぶり
2.感情と結びついて
3.記憶してしまうことで
4.心にぶっ刺さっている

といえますね。

まとめ

大人数にウケる演奏は処理流暢性の高いものだといえるので、刺さったとして長時間は継続されなかったり、バンドワゴン効果でみんなが良いって言うので話が盛りあがったりする楽しさなどからの心の揺れである可能性も考えられます。

なので、演奏そのものものすごくぶっ刺さるとは言い切れないな、というのがかずねぇの考察です。

ここでの「心にぶっ刺さる演奏」というのは、処理流暢性低めの玄人ウケするものの解説と言えますね。

以上、心にぶっ刺さる演奏を考察してみました。


参考サイト

音楽刺激による生体反応に関する生理・心理学的研究


ぷりんと楽譜【1曲からダウンロード】
楽天市場【定番安定の品揃え】
Amazon【輸入盤・レア品まで】
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ(プロピアニスト)へ にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ にほんブログ村 クラシックブログへ

ランキングに参加しています リアクション頂けるとうれしいです