演奏がなんかイケてない理由と改善策
今回は演奏がイケてない演奏の理由と改善策についてお話していきます。
こんな悩みはありませんか?
- 正しく弾いているつもりなのに何故だか自分の演奏がイケてない
- しばしば演奏がイケてないと指摘される
演奏がイケてない…とは、簡単に言うと聞き映えがしない、ちょっと残念に感じる…こんな印象を受ける演奏。
イケてる演奏と、ほんのちょっとの差のはずなのに、積み重なって実際には出てくる音楽に大きな差があります。
この記事ではイケてない演奏について以下を解説していきます。
- 演奏がイケていない理由
- どういう所がイケていないのか
- イケてない演奏の改善策
あくまでも一音楽家の一意見のブログエンタメとしてお読み頂けますとさいわいです。
【そこに理由があった!】イケてない演奏になる3つの理由と改善策

【そこに理由があった!】イケてない演奏になる3つの理由と改善策
イケてない演奏でレッスンに行くとこんな指摘を受けることが多い。
- フレージングなどの細かい注意をされまくる
- 大きな音楽的な流れを指摘される




音楽がイケてない理由3つは以下です。
- 拍が不整脈
- 呼吸に合っていないフレーズ
- バランスが悪い
ではこの3つの理由をさらに深掘りしていきましょう。
拍が不整脈
【拍感が整っていない演奏の症状】
聴き手にかなりの不安感や不快感をあたえてしまうことがあります。
その症状は具体的に以下。
- テンポが不安的
- 流れが悪い
- ミスを誘発
- 間延び
- 無駄なアゴーギク
- 速度変化の違和感
- 音楽の流れに関する注意
- 技術的なこと
- 音楽の違和感
メトロノームを使用して練習する
強拍に細かく拍を当てるのではなく、大きな拍単位で当てることで、自由度を失わずに拍感を整えることが出来ます。
呼吸に合ってないフレーズ
【呼吸に合っていないフレーズの演奏】
聴き手の呼吸も苦しくなってきます。
音楽が不明瞭な印象になるため聴くとモヤモヤ。
- 流れが悪い
- フレーズのボトムとトップがぼやける
- フレーズの端々の処理が悪い
- 無駄なフレージング
- フレーズのバランスが崩れる
- メロディーの主張の足りなさ
- 過剰な表現
- フレーズ終わり方の違和感
歌ってみて呼吸できるように演奏しているか確かめる
自分が歌えないように演奏しているフレーズは、聴いている人も呼吸ができないので息苦しくなってしまいます。
どんなタイミングで息を吸いたいか、どんなところをたっぷりと表現したいかなどを自分の呼吸で知ることによって、音楽の流れを自然にすることが出来ます。
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バランスが悪い
【バランスの悪い演奏の症状】
聴いていると耳に触るような不快感があります
- 伴奏がうるさい
- メロディーが聞こえない
- 和音がきたない
- うるさい または はっきりしない
- 華やかさに欠ける
- 流れが悪くなる
- 難しいパッセージが弾けない
- ボリューム
- 音色
- 技術的なこと
アンサンブルを経験する
バランスの悪い演奏というのは、ピアノソロしか演奏しない人がアンサンブルした時にものすごくクレームが来ることなので、アンサンブルを経験するとバランス感覚は多少養えます。
楽譜をよく理解すること
和声や楽曲分析、対位法の勉強をすることによって、バランスの悪さがどういった事から起こっているのかが理解できるようになります。
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イケてない演奏が聴き手に与える感覚
イケてない演奏をすると、聴いている人はどんな感覚になるのでしょうか。
いくつか挙げてみましょう。
- 不安をあおられる感じ
- 不快感
- 息苦しさ
- 物足りなさ
- 耳をふさぎたくなる感じ
かなりのネガティブ要素が満載ですね。
演奏は人に聴いて頂いて成り立つものです。
イケてない演奏をいかに改善して心地よいものにするかは、演奏する上でとても大切なことです。
まとめ
イケてない演奏に対する細かいこと、流れ、技術的な事、音楽的な事の指摘は
- 拍が不整脈
- 呼吸の合わないフレージング
- バランスの悪さ
これらの3点がポイントです。
イケてないとダイレクトには指摘されず、技術、奏法、音楽を細かく指摘されることが多いでしょう。
何が原因でイケていないのかを分かり、改善して心地よい演奏をめざして下さいね。
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