【今なら大炎上!】ベートーヴェンは観客の前で弟子のツェルニーを大叱責!?

2021年12月4日作曲家・音楽家・作品,ベートーヴェンは怒っている

ベートーヴェンはその素晴らしい音楽の才能で活躍していましたが一方、癇癪持ちで潤滑な人付き合いも苦手だったようです。

エピソードをよくよく読むと筋が通ってるな…とわかりますが、その表現方法が本当に不器用というかベートーヴェンの音楽そのものだなと思います。

今回の記事はベートーヴェンのエピソードをまとめた本「ベートーヴェンは怒っている」から1つご紹介します。

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【今なら大炎上!】ベートーヴェンは観客の前で弟子のツェルニーを大叱責!?

【今なら大炎上!】ベートーヴェンは観客の前で弟子のツェルニーを大叱責!?

ベートーヴェンはこだわりが強かったというのはこちらの記事でも紹介しています。

さまざまなエピソードがあるベートーヴェン。

ツェルニーが叱責されたエピソードはこちら。

ラズモフスキー侯爵お抱えのシュパンツィッヒの弦楽四重奏団の解散にあたって告別演奏会が開催された時、Op.16 管楽器とピアノのための5重奏曲のピアノパートを弟子のツェルニーが受け持ちました。ツェルニーは若気の至りで原譜にはない装飾を派手に施して演奏したため、聴衆の面前でベートーヴェンはツェルニーを叱責しました。

これは確かにツェルニーにも非がありますね。

作曲者を目の前に許可なくアレンジされたら作曲者は気分よくはならないでしょう。

配慮ある叱り方であれば、ちょっと裏に呼んで

「あれはいかん!」

というのなら分かりますが、聴衆の面前で「何やっとんじゃ!」てのはかなりツェルニーも傷ついたはず。

しかしこのエピソードにはベートーヴェンが弟子に対して愛情を持っての叱責だったという続きがあります。

翌日にこんな手紙を送っています。

昨日は声を荒立ててしまったのを後悔している。

しかし例え大変美しく演奏されたとしても、作曲者は自分の書いた通りに演奏してもらいたいと望んでいるのだ。君はそこに関しては作曲者を尊重しなければならない。


引用元 ベートーヴェンは怒っている

後悔している…て、あやまらんのかい!とは思いますが、悪かったなと思っているのは伝わりますね。

言いたいこともすごく筋が通っている。

しかし、人前で怒っちゃうんだなーベートーヴェン。

今の時代なら大炎上案件ですね。

伝え方がほんとに不器用なんだな、人付き合い苦手だったんだな…というあたりにシンパシーを感じながらエピソードを読みました。

他にも沢山ベートーヴェンの名言やエピソードが紹介されています。

一部内容を紹介しますと…

  • 耳が聞こえなくなっていくことの不安
  • 恋するベートーヴェンの思い
  • 芸術家についての持論
  • メトロノームについて

このような事が時系列ごとにベートーヴェンの言葉で記されています。

ベートーヴェンの人となりがサクっとわかるのでベートーヴェン作品を演奏する時には是非読んでおきたい1冊ですね。

書籍はこちら!

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