【必見】弾きにくいなぁと思った時に改善すること
今回は、頑張って練習しているのにだんだん弾きにくくなってしまう…そんな人に、試してみるとよいことを3つご紹介します。
演奏しているとだんだん煮詰まって
弾きにくい!
と感じた経験はありませんか?
ここでは、以下の3つのことを改善してみる事をオススメしています。
- 椅子の高さ
- 座る姿勢
- 手のポジション
弾きにくくなってくる原因は、これらのどれかにみられることが多いです。
自身に当てはまることがあれば改善して弾きやすくなるといいですね。
では解説していきます。
【必見!】弾きにくさを感じた時に試してみる3つのこと
練習を積んでも弾きにくい…と感じる原因の一つに
演奏フォームが良くない
と言う事が考えられます。
うまく支えながら、関節を動かしやすくするほどよい脱力が理想ですが、演奏フォームが崩れてしまっていると、力んだりフラついたりしてしまいます。
そんな時に試して欲しいのが以下
- 椅子の高さ
- 座る姿勢
- 手のポジション
では深掘りしていきましょう。
椅子の高さ
どんな曲を弾く場合でも同じ椅子の高さにしていませんか?
演奏者の体の大きさや使い方のクセによっては、曲調によって椅子の高さを少し変えるという事が必要になってきます。
例えば、このような感じで椅子の設定をします。
- しっとりしたテンポ感で重厚感のある音を出すときは少し低め
- 速いパッセージを軽やかに弾くときは少し高め
このように設定すると、少し演奏しやすく感じられることがあります。
演奏中に曲調が変わる場合や頻繁に椅子の高さを変えられない時は、自分の椅子の高さの中間ポイントくらいに設定し、上半身の特に腰の位置をうまく加減して高めのポジションや低いポジションを作り出して演奏します。
座っている姿勢
椅子の高さと関連しますが、体幹がぶれると腕のコントロールを失ってしまいます。
座っている姿勢が良くないとこんなことが起こります。
- 無駄な動きが多くなる
- 適切に上半身のポジションを保てなくなる
- 細かいパッセージで手が動かしにくくなる
- 弱音が抜ける
- 音が汚くなる
- 重音が乱暴になる
- ミスが多くなる
背筋や腹筋、脚の筋肉など大きな筋力で上半身を支え、体幹をしっかりキープして演奏すると、かなり弾きやすくなります。
手のポジション
見るからに弾きにくそうにしている手には2つの共通点があります。
- 小指側の手のひらが内向いている
- 親指のつけねが手のひら側に入っている
つまり手がすぼんでいるような形です。
見た目には手首の硬さとして現れています。
これは手の甲の筋力がピアノを演奏するには足りていないのでおこってしまいます。
手の甲を鍵盤に対して水平に保てる筋力を鍛えたり、基礎練習を強化し演奏に適切な手の形になるようにトレーニングを積む必要があります。
簡易的には手首を少し上にあげ小指側の内向いた手の甲をあげて鍵盤に対して水平になるように構えると少し改善します。
また、手のコントロールは背筋で腕をしっかりとキープできていないとブレてしまうので、姿勢や体の大きな筋肉を鍛えて支えられるようにすることも大切になってきます。
まとめ
弾きにくさを感じた時に試してみる事3つ
- 椅子の高さ
- 座る姿勢
- 手のポジション
ご紹介しました。
人の体は日々変化をします。
練習を積んでいくうちに体の動かし方が変わったり、少しサボって筋力が落ち姿勢が悪くなってしまったり。
また、痩せて腰の肉が落ちたり逆に太って座高があがったりもします。
ちょっとした変化かもしれませんが、それらが原因で弾きにくくなっていることもしばしばあります。
弾きにくさを感じた時には、フォーム修正を試みてくださいね。