上手く人前で弾けない時の自信の取り戻し方
今回は
上手く弾けない…
とドツボにハマってしまった時に、ちょっと考えてみるといい3つの事をご紹介します。
人前で弾こうとすると何だかうまくいかず、緊張したり上がってしまうという事は誰もが経験したことがありますよね。
練習ではどうにもならないのは、せっかく頑張ったのに報われない感じですね。
そんな時に考えてみるといいよ!という3つのこと
- 聴き手の気持ちを考えてみる
- 今できるベストをつくすだけに集中する
- 自分を信じてあげる
解説していきます。
【視点を変えよう】上手く人前で弾けない時に考えてみる3つのこと
【視点を変えよう】上手く人前で弾けない時に考えてみる3つのこと
弾けなくしてしまっているのは自分自身であるという事に気づく事が大切です。
どうしても主観的になりまた他人軸の価値観に傾倒しすぎると、上手く弾きたい、人から良く思われたいという、どうにもならない事を欲してしまいます。
それが弾けなくなってしまう大きな原因の1つだったりします。
そんな時にはとりあえず以下の3つのことを考えてみてください。
- 聴き手の気持ちを考えてみる
- 今できるベストをつくすだけに集中する
- 自分を信じてあげる
では深掘りしていきましょう。
聴き手側の気持ちを考える
人前での演奏でうまくいかない原因の一つは強すぎる承認欲求です。
- 頑張った自分を見て欲しい
- 私は頑張っているから認めて欲しい
- 上手いって思われたい
- 間違いたくない
- 褒められたい
誰にでもある欲求ですが、コレが強くなりすぎるとおかしくなってしまいます。
またこういった気持ちがベースの演奏は、聴き手は応援のような気持ちにはなるかもしれませんが、残念ながら音楽を聴くというところまでには至らないと思います。
自分が人の演奏を聴くときに、どういう演奏を聴きたいのかを自分が出来る範囲での理想をで取り組むことが大切です。
今できるベストを尽くすだけに集中する
上手く弾きたい、人から認められたい、という欲求が勝ってしまうと起こるのがこんなこと。
- ミスするかもと不安になる
- 暗譜の不安に憑りつかれる
これでは演奏に集中ができません。
いま出している音に集中して演奏することを心掛けることが大切です。
これはマインドフルネスを取り入れる事でかなり改善が見込めます。
自分を信じてあげる
上手く弾けない原因の殆どが、自分自身が作り出した幻想だったりします。
- これまでの練習を信じて演奏する
- ミスに寛大になる
- 間違ったら弾き直せばいいくらいに開き直る
勿論ミスや弾き直しは、コンクールや受験などでは減点の対象になりますが、起こってしまったらそれはそれで仕方がありません。
これまで練習してきた自分を信じて演奏することが大切です。
まとめ
上手く人前で弾けない時に考えてみると良いこと3つ
- 聴き手の気持ちを考えてみる
- 今できるベストをつくすだけに集中する
- 自分を信じてあげる
お話しました。
本番でうまく弾けない原因は、楽器の調子が良くない、会場の雰囲気がイマイチといった外的な要因が全くないわけではありません。
しかしどんな状況でも、自分が奏でたい音楽をその時のベストを出そうと心掛けて演奏すれば、たとえ悪条件であったとしても、聴き手にはしっかり伝わります。
上手くいかないことを、楽器や練習不足のせいにしてはいませんか?
練習も本番もその時に出来ることをベストを尽くすという事を積み重ねるしかありません。
本番でうまくいかない時は、自分自身の考え方や取り組み方ともう一度向き合ってみるとよいでしょう。