【バッハ演奏のコツ】コンクールや受験のバッハ課題で審査されること

2019年7月19日コンクール,受験,対位法,バロック音楽,鍵盤楽器

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なぜ課題にバッハがだされているのか

課題で出されるインヴェンション・シンフォニア・平均律は、バッハが弟子に対位法を教えるための教材として書かれ、その作曲の意図からもわかるように大変アカデミックなもの。

対位法を勉強するためのものなので「論理的」に書かれています。理解せずに感覚にたよって演奏をすると

あぁ…この人は勉強してないんだな

ということが音から伝わってしまいます。コンクールの審査ではその性質上、どうしても短い時間に色んな情報を手早くキャッチする必要がありそういう理由でバッハの対位法、そしてエチュードが課題と出される傾向があります。

ちなみに演奏を聴くと以下のようなことが伝わります。

  1. 西洋音楽の基礎的な対位法が分かっているか
  2. 演奏に論理性があるか
  3. 各指の独立性が確立しているか
  4. 適切な指導をうけているか

ピアノは多くの声部を一人で演奏しなければならない楽器なので、頭脳的な理解を求められる場面が非常に多くあります。

なので音楽の理論的な理解力があるかが分かるバッハは課題に出されています。

バッハの学び方はこちらの記事を参照

まとめ

バッハ演奏のコツは

  1. 対位法の理解
  2. キャラ立ちとバランス
  3. バロックぽさ

この3点をしっかり理解して練習することがカギとなります。

バッハ平均律のレシピ

バッハ平均律の勉強の仕方がわからない…そんな方に平均律を勉強する時のポイントをプレリュードとフーガ2巻の13番を題材に解説しています。

どの平均律でも共通していて音楽にしていくためのコツをプレリュードとフーガそれぞれ7つの項目動画にしました。

本編 平均律のレシピ  内の動画はYouTubeにダイジェスト版をアップしています。

バッハ平均律のレシピ YouTubeダイジェスト版 


バッハの理解のための解釈本

専門的ですが、弾き方に迷ったら参考になります

この記事の動画はこちら

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