【自己肯定感を上げる】演奏に自信がなくなる理由と不安をなくし自信を持つための改善方法
ピアノは好きだし頑張って練習しているけど自分の演奏に自信が持てない。不安にもなるしどうやって自信を持てるようになったらいいのだろうと悩んでいませんか?
演奏に自信をつけるため、また失った自信を取り戻すためには原因を分かることが大事です。
結論から言うと自信が持てないのは承認に囚われている事が原因です。人には「承認されたい」欲求が大なり小なりあります。
よく「自己肯定感を上げましょう」とスローガンのように言われていますが、実際にはもともと自己肯定感が低い人にとってはかなりの難題だったりします。
他人から認められなくても自分が良ければよいの境地に至るまでには、育ってきた環境で自己肯定感がたっぷり培われている人よりも大変で、意識的にマインドセットを変える必要があります。
そして身近な人の協力を得られるとなお良いです。
見知らぬ人や世間から承認されるに至るよりまずは先生や身近な人からの承認がだんだんと自己肯定に繋がってきます。だから自信をもつためには身近な人に承認されるのはとても重要になってきます。
では以下を解説していきます。
- 演奏に自信が持てなくなる理由
- 承認されない
- 承認に気づけない
- 自信を失ってしまう原因
- 改善策
- 自信を持てない人への改善策
- 自信を失った人への改善策
【自己肯定感を上げる】演奏に自信がなくなる理由と不安をなくし自信を持つための改善方法
【自己肯定感を上げる】演奏に自信がなくなる理由と不安をなくし自信を持つための改善方法
自信は「自分を信じること」ですが、他者からの承認にも大きく左右されてしまいます。何故なら人には承認欲求がありさまざまな欲求の中でも大きな割合を占めているからです。
承認されるのは嬉しいし自信にもつながりますよね。でも承認欲求が行き過ぎると逆に不安要素となってしまうので「自己肯定感をあげる」のがとても重要になってきます。
自己肯定とは…
自己肯定感
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である
引用元:Wikipedia
自分のあり方は他者との関りで認識する事が殆どです。だから「承認してもらえない」ことが自信喪失につながってしまうのです。
ではさらに深掘りしていきましょう
演奏に自信が持てなくなる理由
演奏に自信が持てない理由は以下が考えられます。
- 先生や世間に承認されない
- 承認に気づけない
先生や世間に承認されない
ピアノを習っている生徒側は何がよくて何が良くないのかが自分の中であまりわからないですよね。だからレッスンに行って自分の状況がどうなのかを示してもらったり、進歩や成果を認めてもらう必要があります。
専門的にピアノが分かっている先生に自分の演奏がどうなのかを示してもらえない場合、またいつも注意ばかりで出来ない事の指摘しかされない場合は不安になってしまい自信をもてないままピアノを習う事になってしまいます。
承認されたことに気づけない
これは育った環境も大きな要因の一つです。
自己肯定感が低い人は承認された事に対して気づけないことがよくあります。または疑念を持つ傾向が強いので、どんなに承認されたてもすぐに枯れてしまうからです。
自信を失ってしまう原因
それまで自信をもって演奏してきたのに自信を失ってしまうケースもあります。
以下のような理由があります。
- 演奏を競う場での結果が出せない
- 先生に人間性までボロカスに言われて立ち直れなくなった
- 頑張ってきたのに称賛を得られない
- 何等かのきっかけで井の中の蛙である事に気づいてしまった
個人的な承認を得られないという理由ではなく、社会的な承認が得られない、または承認を得られていないことに気づいてしまい心が折れてしまうのが原因です。
目に見えて分かるのがコンクールなどでポジションを取れると自信につながります。しかしコンクールなどはかなり難易度が高いので、自信をもつためにコンクール挑戦するのはメンタル的には危険です。
自分の今の状況にはそぐわないのにコンクールで結果はでないので、ミスリードでさらに自信をうことになります。
改善策
ここからは、自信が持てない人、自信を失ってしまった人の改善策をお話していきます。
自信が持てない人への改善策
自信が持てない人におすすめする改善策は…
- 習い始めの頃の本を開いてそこからの進歩を再確認する
- ピアノが好きか嫌いかを自問する
ピアノの習い始めの本を開いてみてください。そのころに弾いていた曲や習っていたことを見返すことで、今の自分は随分と進歩して弾けていることに気づけます。そのことだけでも十分に素晴らしい事です。
また自分の心にピアノが好きか嫌いかを問い、嫌いなら苦痛を伴ってまですることではないので、他のことをする方がよいし、好きなのであれば、自分自身の進歩に目を向けるようにしましょう。
自信を失った人への改善策
自信を失った人への改善策は…
- 社会的承認を満たしたいことに囚われていることに気づく
- 本当にやりたいことかを自問する
もともと自信をもって演奏していたのだからそれなりに演奏できるはず。自信を失ったのではなく、社会的承認に渇望している事に囚われているだけだと気づくことが自信を取り戻す第一歩です。
確かに世の中は社会的な承認は様々な事に優位に働きます。しかし今現在ないものはないのですから自分が何故演奏するのかという事を自分自身の中でもう一度かえりみて、それを頼りに続けるしかありません。その積み重ねの結果が次のチャンスへとつながっていきます。
もし社会的承認欲求が純粋に演奏することに勝ってしまうのであれば、その欲求を満たすために必要なことを一つずつ超えていくしかありません。しかしこれはかなり辛く苦しい道のりです。
音楽は聴いている人がいて初めて成り立ちます。苦しみや辛さの中で演奏すると苦しい音楽が伝わってしまいます。
いったん社会的承認の欲求は箱にしまっておいておいて、今自分が出来る事を頑張ることが大切。
まとめ
演奏に自信が持てなくなる理由と改善策について以下
- 演奏に自信が持てなくなる2つの理由
- 承認されない
- 承認に気づけない
- 自信を失ってしまう理由
- 改善策
- 自信を持てない人への改善策
- 自信を失った人への改善策
解説しました。
楽しみとして自分がこれくらい出来たらいいなというスタンスで音楽をたしなむのは、ストレスもなく純粋に音楽を勉強することも演奏することも楽しめます。
しかし人間の社会生活においては、どうしても優劣が存在します。
そしてその優劣に意識がいってしまう事が自信を失う原因の一つでもあります。
ひたすら自分自身の進歩のみに目を向けることが、自信をつける、自信を取り戻すためには必要な事かなと思います。