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良い演奏するのに自信がないアピールできない【インポスター症候群】

2020年3月11日心理学・脳科学,演奏,人間関係

今回の記事では、演奏も素晴らしく能力があるのに自信がなくアピールできない人についてのお話です。

ピアノ業界では、頑張って取り組むほど子供の頃から明確に順位付けされるという過酷な状況に身を置かざるを得ない事が多くあります。

  1. 門下内での発表会の演奏順
  2. 先生に気に入られている順
  3. 音楽系の学校での成績
  4. コンクール

コンクールはボーダー位置が高めではありますが、これらは冷静に考えるとある一定の能力以上はかなり偏った価値観の中での評価であることもしばしばです。

ですが、渦中にいる身では分からないので、評価がされないと「能力がない…」と感じたり、長い間評価がされてこなかった人が、突然評価されたら「私なんて…」という感覚に陥ることがあります。

これをインポスター症候群と言います。

この記事では、いい演奏するのに私なんて…と思う人の特徴や傾向と、改善策を深掘りしていきます。演奏の自信を持てない人へ、なにがしかの参考になればと思います。

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良い演奏するのに自信がないアピールできない【インポスター症候群】

良い演奏するのに

自信がない

アピールできない

【インポスター症候群】

まず、インポスター症候群について解説します。

Wikipediaにはこのように書かれています。

自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向であり、一般的には、社会的に成功した人たちの中に多く見られる。 (中略)  能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。自分の成功は、単なる幸運やタイミングのせいとして見過ごされるか、実際より能力があると他人を信じ込ませることで手に入れたものだと考える。

引用元:Wikipedia

簡単に言うと、優秀なのに自己肯定感がかなり低い人ということです。

では、さらに深掘りしていきます。

インポスター症候群の傾向

インポスター症候群の症状が出るタイプと特徴は以下です。

インポスター症候群の症状がでるタイプ

  • 完璧主義の人
  • 練習のし過ぎ・働きすぎの人
  • ミスできないという恐怖がある人
  • 自分なんかまだまだ…と過小評価する人
  • 褒めを受け入れない人
特徴

  • 努力家でまじめ
  • 自分の成果を隠してしまう
  • 目立たないようにふるまってしまう

インポスター症候群の人の中の感覚

インポスター症候群の人は、自分の中で以下のような感覚を持っています。

  • 本当は自分は実力がないからバレてしまうのではないかと不安に思っている
  • 自分が失敗したらどうしよう…という不安が常にある
  • 失敗したら「やっぱり、ダメだった」と思ってしまう
  • 自分の待遇や立場は自分の能力ではないと感じている
  • 他者からの評価…特に良い方の評価が素直に受け入れられない

周りが感じるインポスター症候群の人の印象

  • 成功や能力を褒めても自分の成果として認めない
  • 良い評価に強い不安を感じ否定をする
  • いくらほめても「自分なんて・・・」と返す

つまり褒め甲斐がなく、褒めた側も萎えさせるような言動を取ってしまいます。

インポスター症候群が発症する背景

インポスター症候群になってしまう背景には、心理的・環境的背景が考えられています。

心理的な背景

  • 自分が上手くいったら周りからねたまれるんじゃないかという恐れ
  • 自分が褒められたときの仲間外れやイジメへの恐れ
  • 失敗したら「ダメな人レッテル」を貼られる事への恐れ
  • 期待されて重圧に耐えられない事への恐れ
  • 目だったり注目されることへの恐れ

このような心理に陥るのには、以下の環境的な背景が関わっています。

環境的な背景

  • 出る杭は打たれるという親の教育
  • 自分のことより、他人の事を考え、友人、団体のためを常に考えるという教育
  • 目立たず、静かに、世間様の目を気にして生きなさいという教育

自己表現をすることに対して否定的で、群に紛れる生き方を教育されてきたという背景が考えられます。

自己肯定感の低さは、親から十分な愛情を得られてこなかった、評価をされずいつも貶されていたなど、ACと共通する部分もあります。

対策

インポスター症候群は、それまでの生き方の考え癖のようなもので、なかなか急な改善は難しいと考えられます。

対策として自分自身で行えることは…

  1. 自分自身に優しくする
  2. サポートを求める
  3. 自分の感情を人に話す
  4. 褒められたら有難うと言うクセをつける
  5. すみません、ごめんなさいは本当に謝るべき時のみに言う

演奏することや勉強すること、そして基本的な生活に影響があったり、インポスター症候群が原因で人間関係に問題が起こってしまっているようであれば、適切な心理療法を受ける方が良いでしょう。

まとめ

インポスター症候群はピアノを本格的に習っている人は陥りやすい要素がいくつかあります。

インポスター症候群の傾向が出やすい人は

  1. 完璧主義の人
  2. 練習のし過ぎ・働きすぎの人
  3. ミスできないという恐怖がある人
  4. 自分なんかまだまだ…と過小評価する人
  5. 褒めを受け入れない人

これらは、ピアノを演奏する人に多い傾向ですよね。

すごく素敵な演奏だった時に褒めても、私なんて…と思ってしまうというのは、こういう背景があるのだなということです。

褒められたら

ありがとう!嬉しい!😆

と素直に言えるようになれると、インポスター症候群は克服できていくと思います。

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