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ピアノペダル★ペダルを踏む効果と踏み方

ピアノ, 楽器

ピアノを演奏する時には鍵盤を指で操作するほかに、脚でペダルを踏むとう技術があります。

ミャウジ
ミャウジ
ペダルは難しい技術だね。ぼくもよく注意されるよ。
足元の技術ではあるんだけど、耳も大事。効果的にもするけど、汚くもなっちゃう。ペダルは諸刃の剣なんだよ。
かずねぇ
かずねぇ

ペダルの役割を知り、技術をマスターして、演奏に効果的な踏み方が出来たらいいですね。では以下を見ていきましょう。


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ピアノのペダルについて

ここでは標準的なグランドピアノのペダルについてお話します。グランドピアノには基本的に3本のペダルがあります。

① ソフトペダル/シフトペダル/ウナ・コルダペダル

色々な呼ばれ方があるペダルで、踏むと音が柔らかく少し小さくなります。踏んでいない状態ではハンマーはピアノに張ってある弦3本にあたるようになっていますが、このペダルを踏むことによって鍵盤が右に動いてすべての弦にはハンマーが当たらなくなり、音の響きを弱く柔らかくする仕組みになっています。

ウナ・コルダとは、1本弦でという意味です。(ウナ=1 コルダ=弦)現代のピアノではペダルで鍵盤をシフトさせてもハンマーは1本弦にあたる仕組みではありませんが、この呼び名は1説には昔の楽器の名残だと考えられています。

使用効果と使用するところ

ソフトペダルともいわれる通り音がソフトになります。ハンマーの芯からずれて打弦し響かせる減の本数も減らすことによって、sotto voceやppの効果がより表現できるようになります。また音が固い楽器などでもこのペダルによって音色をコントロールすることがしばしばあります。

② ソステヌートペダル

これはドビュッシー以降の作曲家の作品などで使う機会があるペダルです。操作が難しいためピアニストでもあまり使用しないペダルです。

このペダルは、踏んだ時に鍵盤を押さえている音のみが残る仕組みになっています。例えば低音に長い音を残しながら、別の音域ではスタッカートで演奏することが出来るので、シンフォニックで立体的な演奏が可能になります。

しかし踏むタイミングを間違えるとスカをくらってしまうため、ダンパーペダルの技術内で踏む奏者が多いです。あまり使用されないためか、調整がうまくいっていない楽器にもたまあります。

③ ダンパーペダル/ラウドペダル

一般的にピアノのペダルというと、ダンパーペダルの事を指すことが多い。このペダルは踏むとダンパー(弦の響きをストップさせる装置)を弦から離す仕組みになっています。全ての弦を開放することによって、鳴らしていない音も共鳴してより豊かに響くような効果があり音量も倍増します。

ペダル装置の例外

楽器のメーカーによってペダルの機能が多彩なものがあります。ファツィオリ、シュタイングレーバーがその代表でしょう。

ダンパーペダルの効果と使用について

ペダルは作曲者や編集者によって書き込まれているものと、記載されていなけれど踏むところがあります。基本的にはペダルを踏むことによって響は増加します。また立体的な音を作り出すことにも使われます。

響きの増強

  • フォルテをより響かせるため
  • 和音をより響かせるため

音を意図的に残す

ソステヌートペダルの役割+響の役割

  • 手の届かない箇所の低音のロングトーンやを残すため
  • アルペッジャーレなどの分散和音の音をすべて残すため など

響きの拡散

ショパン以降、ドビュッシーなどの作品に多いペダル奏法

  • 音の粒をすべて立たせずに背景の響として演奏し、メロディーラインだけをそのなかで浮き立たせるような箇所 など

運指の都合

メロディラインが運指の都合でどうしても切れてしまうような箇所では、それがペダルであるとは分からないようにつなぎ目で細かくペダルを踏みかえることがあります。

ペダルの技術

ペダルは必要な箇所に力いっぱい踏むわけではありません。ピアニストはペダルを少なくとも4段階は踏み分け、多い人では16段階くらいは踏み分けると言われています。

段階があるのかと驚かれた方は、もしかすると練習環境のピアノのペダルの調整がされていない可能性があります。ペダルは自分自身で簡単に調整できますので、気になる方は試してみてください。

ペダルの裏側を見てください。楽器本体の接地面にネジがあり、これを調節することでペダルの遊びの部分をカスタマイズできます。

ただし、長期間触ったことがない場合は、かなりカチカチになってネジが回せない場合があります。そんな時はコレが役に立ちます。

まとめ

ペダルはピアノ演奏においてとても重要なテクニックの一つです。脚で操作しますが「耳で踏む」というくらい、その操作が美しいものであるかを常に自身の耳によって検証しなければなりません。

おまけ

久しぶりにペダルをみて、なんかくすんでるなぁ…と感じませんか?これで磨いてあげて下さい。ピカピカになってとても気持ちよくペダルが踏めます。


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