【音高音大芸大受験】実技入試の経験で得られるもの
音楽科や音楽学部の受験では、ピアノ、弦楽器、管楽器、声楽、作曲、指揮、楽理…などの専攻があり、演奏実技の入試があります。
この演奏実技入試のために何年もかけて準備しますよね。
レッスンを受けたり、練習の繰り返し。
何故こんな大変なんだ!受験などなく進学できたらいいのに…
と思ったことはありませんか?
人生の中で最も上手になれる時期なのであれば
具体的にどういう時期なのか分かると乗り越えよう!という気持ちにもなれそうですね。
では演奏入試を受験をする得られるこの3つについて解説していきます。
- 練習や演奏の質が向上する
- ハイレベルな戦略を学べる
- 努力の基準値があがる
【音高音大芸大受験】実技入試の経験で得られる3つのこと
【音高音大芸大受験】実技入試の経験で得られる3つのこと
志望する高校大学への受験は、人生がかかっているため本人も支える家族も必死にものすごいエネルギーで乗り越えていきます。
その経験は間違いなく上手くなれる時期で、演奏もメンタルも成長できる大変大きな経験です。
では人生をかけた受験を超えることで得られるもの以下3つを深掘りしていきます。
- 練習や演奏の質が向上する
- ハイレベルな戦略を学べる
- 努力の基準値があがる
①練習や演奏の質が格段に向上する
受験の準備期間中に受けるレッスンは、かなり細かく作りこまれたプロフェッショナルな上質のピカピカの音楽表現を繰り返しレッスンされます。
そういったレッスンを受ける事で得られるのはこんなこと。
- プロの演奏は具体的にどのように演奏されているのか
- そのための練習方法や表現のコツ
- 演奏することの基本的なマインド
自分自身でも工夫して練習することが徹底的にレッスンされます。
ハイレベルな演奏をするために必要な事を学べる時期です。
②ハイレベルな戦略を学べる
受験はみんなが切磋琢磨するため、さらに受験当日にベストで望めるための戦略を立てる必要があります。
その中で経験できることは以下
- 諸先輩に戦略のアドバイスを頂ける
- さらにハイレベルな楽曲の仕上げ方や本番の乗り切り方を学べる
受験生を専門的に指導する先生のレッスンや現役演奏家のレッスンを受ける機会が増えるため、より実践的な戦略を学べます。
③努力の基準値が上がる
指導のプロや演奏のプロからの実践的なレッスンを受けることは以下が基準です。
- 音楽として成り立っているか
- 演奏として成り立っているか
よりレベルの高さを求めてのレッスンとなるため必然的に厳しいボーダーが引かれています。
これについていくことによって、自分の努力の基準値はかなり引き上げられることになります。
受験期に気を付けること
受験は多感な時期で様々な悩みも多い年代で乗り越えていかなければなりません。
これは家庭環境や先生との関係性によってかなり大きなメンタルの影響があります。
すべての人が意欲的に乗り越えられるというわけではありません。
また上位の学校に進学したからと言ってその学校が自分に合うとは限りません。
自分自身のベストをつくせる志望校選びも大切になってきます。
特に③の努力の基準値を上げるの項目は上位クラスの学校の受験になればなるほど基準値が上がっていくため厳しさを感じてしまう人もいます。
家族や先生の様々なバックアップが必要になります。
まとめ
受験は、みんなが頑張っているので、さらに努力することが必要になります。
そういった環境に身を置くことで得られることは
- 練習・演奏の質が向上する
- ハイレベルな戦略を学べる
- 必然的に努力の最大値が上がる
おそらく受験以降大人になっていくにつれて受験期ほど周りの人からたくさんの協力を得て頑張るという機会を持てることはあまりありません。
人生でいっぱい応援してもらいながら頑張れる素晴らしい時期だ!と思って、乗り切って下さいね。
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