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室内楽で演奏するために必要な3つのこと

室内楽, 人間力, テンポキープ

ピアノは一人でも演奏が成り立ってしまう楽器です。演奏の機会はソロが圧倒的に多く、あとは他の楽器の伴奏でしょう。

ミャウジ
ミャウジ
伴奏は室内楽じゃないの?
アンサンブルだけど室内楽とは言えないものもあるよ。そもそもがピアノと他の独奏楽器のために書かれているものは室内楽というよ。
かずねぇ
かずねぇ

伴奏もアンサンブルではありますが、たいていは独奏楽器を引き立たせる事に重視して演奏されがちなので、ここでは線引きをしておきます。

室内楽は各楽器が対等であり、そのためにはソロ演奏や伴奏演奏とは違った心構えや、演奏時に必要なことがあります。では以下を見ていきましょう。


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スコア全体をわかる

ピアノは特に一人で演奏する機会が多いため、自分のことだけ、あるいは右手だけ、メロディーだけに耳が行きがちです。室内楽では流れの中に自分が鳴らさない音があり、その音も含んでの音楽であるという事を理解する必要があります。

自分が今、メロディーなのか、和声を担っているのか、共演楽器と楽譜上でどういう絡みかたをしているのかを分かって演奏しないと、バランスが崩れてしまいます。

ピアノの特性と共演楽器の特性をわかる

楽譜上では同じような音型で描かれているにもかかわらず、共演楽器とフレージングが違ったり、タイミングが合わないときがあります。それは、それぞれの楽器の演奏動作が違うために生じる違いです。管楽器の場合は息継ぎをするし、弦楽器の場合は移弦やボーイングの位置です。ピアノの場合は跳躍が影響することが多く、また、下行形の音階がピアノの場合は加速しがちだったりと、各楽器の奏法によって、お互いに気をつけ折り合いを付けなければならないことがあります。

テンポのキープ

これは最も大切なことです。ソロ演奏の良いところは、自分の思うままにアゴーギクができることでしょう。しかし室内楽においては基本的な音楽の流れは一定でなければ合いません。特に人数が増えるにしたがって俊敏な機動力がなくなるため、大きなかたまりとして皆で音楽を流していくことになります。

個々が細かいアゴーギクに頼る演奏や、打ち合わせにおいて細かい事を決めるのは、かえって音楽を小さくしてしまいます。皆が拍感とテンポ感を共有することがとても大切になってきます。ある程度の基本テンポを身につけるために、メトロノームでの練習もかかせません。

まとめ

上記に挙げた項目だけでなくバランスも重要で、また人間力も問われる演奏形態です。そういったことを踏まえて自分の役割をしっかり分かって準備する必要があります。共演者のポテンシャルに差がありすぎたり、あまりにも自分勝手な人が一人でもいると音楽にならないので、人選にも気を使わなければなりません。

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