演奏するのが辛くなった時の乗り越え方
今回は
自分がどのように演奏したいか
というのがとても大切というお話。
演奏は人に聞いて頂いて成り立つものなので、どうしても他者評価と向き合わなければなりません。
嬉しい評価もあれば、辛辣な評価もあります。
後者はコンクールやレッスンで自分から戴に行ってきくこともあれば、敢えて言ってくる人がいたりもします。
また状況が自分の評価がどれくらいなのかという事を教えることもあります。
自分の価値と他人の評価をごちゃまぜになってしてしまうとよく分からなくなってしまうことなので、ここでは自己価値にフォーカスして、少し心を軽くする方法について5つお話していきます。
- 辛い理由を自問自答してみる
- どんな人になりたいのか
- どんな演奏をしたいのか
- ありたい自分になるために必要な事を精査する
- やる事で自分の時間を埋め尽くす
では解説していきます。
【自己価値と他者評価】演奏するのが辛くなった時に試す方法5選
【自己価値と他者評価】演奏するのが辛くなった時に試す方法5選
演奏は自分の中に表現したいもの(自己価値)があるからそれを音にするというのが本来のかたちだと思います。
しかし演奏は対外的なものであるから、色んな評価にさらされてしまうのも事実です。
評価の中で演奏することが続くと、いったい自分の価値はなんなのか…と分からなくなり、辛くなって演奏をやめてしまう選択をする人もいます。
評価を全く気にしないでいるのは難しいですが、演奏する本来の意味を自分の中に取り戻すために試してみて欲しい事
- 辛い理由を自問自答してみる
- どんな人になりたいのか
- どんな演奏をしたいのか
- ありたい自分になるために必要な事を精査する
- やる事で自分の時間を埋め尽くす
これらを深掘りしていきましょう。
辛い理由を自問自答してみる
他者評価の中に価値観をおいてきてしまっている人が圧倒的に多いので、そもそも自問自答すること自体違和感を感じる人もいます。
辛いと感じる理由は様々ですが例をあげてみましょう。
- 頑張っているのに認めてもらえない
- 頑張っているのに結果が出ない
- 否定をされる
- 人を妬んだり嫉妬がある
辛いと感じる理由がこんなところにあるのであれば、それは他者評価が理由なので、それが分かるだけでも辛さから脱する第1歩です。
どんな人になりたいのか
演奏する自分の理想を考えます。
どういう演奏する人でいる自分が素敵だと思うか
という事です。
なかなか難しいですが、こうありたいという自分像があることで行動の選択肢も決まってきます。
どんな演奏をしたいのか
演奏の理想です。
これは色んな演奏を聴いて、沢山の音楽を知らないと湧いてこない欲求なので、まずは色々音楽を聴きまくることから始めます。
そしてどういう演奏が自分から奏でられたら素敵かということを探っていきます。
ありたい自分になるために必要な事を精査する
自分の在り方や演奏にある程度の理想が定まったら、以下のような必要な事をピックアップしていきます。
- それを実現するために必要なマインドセット
- 具体的なスキルアップの方
- どんな経験が必要か
各項目にさらに細かく具体的な方法を書き出していきます。
やる事で自分の時間を埋め尽くす
考えこんでしまうのは、実のところ「時間や余裕があるから」だったりします。
その時間を、締め切りや少し負荷のかかった課題を自分で決めて、やる事でスケジュールをいっぱいにします。
そうすることでネガティブに考え込んでしまうスパイラルに入ってしまう事を防ぎます。
次々にやる事があると、余計な事を考える時間が無くなるのでメンタルがドツボにハマって落ちていくことはなくなります。
注意点としては、既にネガティブスパイラルに入ってしまっている場合は、無理な負荷をかけるのはかえって逆効果です。
その場合は、まず心の回復が第一です。
まとめ
演奏するのが辛くなった時、演奏の本来の意味をとりもどすために試してみる事5つ
- 辛い理由を自問自答してみる
- どんな人になりたいのか
- どんな演奏をしたいのか
- ありたい自分になるために必要な事を精査する
- やる事で自分の時間を埋め尽くす
解説しました。