【ピアニスト直伝】劇的に演奏がワンランクアップする5つのポイント
今回は演奏をワンランクアップさせるためのポイントについてです。
例えピアニストのように演奏できなくても、自分の演奏がちょっとメイクアップしたものになると嬉しいですよね。
そんなワンランク磨きがかかった演奏にするには、ちょっと気を付けるだけでかなり良くなるポイントがあります。
ここでは厳選して以下の5つのポイントについて解説していきます。
- 旋律と伴奏のバランス
- 強弱のコントラスト
- フレーズの終わり
- 自分の呼吸に合ったフレーズとテンポ感
- 適切な脱力のための姿勢
※色々な指導法や価値観がありますので、一音楽家の一意見のエンタメとしてお楽しみ頂けますと幸いです。
【ピアニスト直伝】劇的に演奏がワンランクアップする5つのポイント
【ピアニスト直伝】劇的に演奏がワンランクアップする5つのポイント
自分の演奏を少しランクアップさせたい!
そんな時には以下の5つのことを試してみてください。
うまく取り入れれば、かなり聴き映えは変わってくると思います。
- 旋律と伴奏のバランス
- 強弱のコントラスト
- フレーズの終わり
- 自分の呼吸に合ったフレーズとテンポ感
- 適切な脱力のための姿勢
では深掘りしていきましょう。
旋律と伴奏のバランス
旋律と伴奏のバランスは一言では言い表しにくいのですが、まずは以下の2つに気を付けると良いでしょう。
- 音の大きさによってある程度の差をつける
- 旋律と伴奏の音質を音型や表現に合わせて変える
旋律と伴奏のバランスは、まずは音の大きさと音質によってある程度の表現ができます。
人の耳に届かせたい旋律を浮き立つように演奏することで、かなり演奏の聴き映えはよく鳴ります。
強弱のコントラスト
強弱のコントラストは演奏の全体のスケールの大きさに関わってきます。
差をつけているようで意外とついていなかったり、適切な場所でコントラストが表現されていない場合は表現がぼやけてしまいます。
楽譜をよく見直して、どこでどのようなコントラストをつけるかを分かって、聴き手に伝わるような差を表現するようにすると良いでしょう。
フレーズの終わり
演奏の丁寧さと雑さの違いは、ほぼココにあると言っても過言ではありません。
フレーズの終わりの処理はこんなことを気を付けると良いでしょう
- 無造作に弾いて音を大きくしない
- 音の長さを音符の分ちゃんと演奏する
- フレーズの終わりの音はよく聴くようにする
- 次のフレーズの事を考えてしまって端折らない
- フレーズのつなぎ目は呼吸をさせてあげる
自分の呼吸に合ったフレーズとテンポ感
有名演奏家の演奏の真似をしたりレッスンで指示されて作ったテンポであっても、それが自分の呼吸に合っていなければ、結局は元に戻ったり聴いている人に苦痛を与えるものになってしまいます。
以下のようなことに気を付けてみると良いでしょう
- 指示されて矯正された場合は、そのテンポ感に自分自身を合わせる事
- 自分が歌えるテンポ感でフレーズをとること
例え先生からの指示から外れていたとしても、自分の呼吸にあったテンポの方が聴き手には自然な演奏に聴こえます。
適切な脱力のための姿勢
演奏が残念になってしまう原因のかなり大きな部分に、姿勢の問題があります。
ピアノは沢山のタスクを同時にこなしながら演奏します。
なので、どこかのタスクに不安定な部分があると力が入ってしまったり無理な状態で演奏してしまったりします。
適切な脱力ができると、それまで弾きにくかったパッセージがスッと弾けるようになったり、和音のバランスが良くなったり、跳躍がハマるようになったりします。
ポイントは
- 大きな筋肉で身体を支える事
- 自分の体のクセに合った身体の使い方をすること
これらは、こちら↓の本が参考になりますので良かったらどうぞ。
まとめ
演奏をワンランクアップさせるための5つのポイント
- 旋律と伴奏のバランス
- 強弱のコントラスト
- フレーズの終わり
- 自分の呼吸に合ったフレーズとテンポ感
- 適切な脱力のための姿勢
解説しました。
既に分かっている事かもしれませんが、もう一度あらたに思い直すことでまた新しい気づきがありますので、繰り返しこのポイントを押さえておくとよいでしょう。
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ゲーム感覚で基礎力UP!かずねぇの基礎練習note
かずねぇの基礎練習を公開しました。
退屈しがちな基礎練習をゲーム感覚で出来るバリエーションを紹介しています。
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