【緊張する人としない人の違い】何故手足が震えるの?本番の緊張を解消してあがり症を克服する方法
【緊張する人としない人の違い】何故手足が震えるの?本番の緊張を解消してあがり症を克服する方法
緊張する人の特徴
緊張する人にはこのような特徴がみられます。
- ちゃんとしようとしてしまう
- 正解や正しい事から逸脱することが怖い
- 失敗することが恐怖
- ミスを怒られた経験が積み重なっている
- 他者比較をしてしまう
- 自分の力量を見誤っている
正しい事、ミスしない事に考えがフォーカスされている人が緊張をしてしまいます。
緊張しつつもパフォーマンスが出来る人でも少なからず当てはまることですが、緊張であがり症にまでなってしまう人の多くは「正しい事」への執着が大きい。
ほどよい緊張は逆に集中力が増してパフォーマンス力をあげることもあります。しかし行き過ぎるとパフォーマンスに大きな影響があります。
緊張の症状と心理状態
本番での緊張の症状は色々ありますが身体症状はこのようなものが出てきます。
- 口がカラカラに渇く
- 冷や汗をかく
- 手や足が震える
- ドキドキする
- 身体が思うように動かなくなる
なぜ身体症状がでるのかというと緊張してる状況が自分にとって生命の危機であると脳が勘違いしているからです。
メンタルはこのような症状があります。
- その場にいたたまれなくなる
- 不安になる
- 怖くて逃げ出したくなる
- パニックになる
- 泣きたくなる
とにかく緊張状態は平常心ではないことがよく分かります。
緊張のメカニズム
緊張は「生命の危機」と脳ミソが勘違いしてしまっている状態です。なので緊張するとノルアドレナリンという物質が大量にでます。
身体には血圧上昇、震え、動悸といった症状があらわれ「敵から身を守らねば」という状態になっているのです。
血圧上昇するので心臓がバクバクして手が震えたり、また胃腸の調子がわるくなったり喉がカラカラになります。
緊張する3つの理由
本番で緊張してしまうのは、以下3つの理由があります。
- 本番が非日常である
- ちゃんと弾きたいと思っている
- 準備不足
①本番が非日常である
本番はいつもと違う場所でいつもと違う服を着て、ピアノの場合はいつもと違う楽器を演奏します。
いつもと違う事は、
危険をはらんでいて安全ではない!
と脳が判断してしまい、危険に備え過敏になってしまうのが緊張する原因の一つです。
日常は安心のもとに成り立っている前提で人間は生きているので、非日常である本番 はどうしても緊張を伴ってしまいます。
②ちゃんと弾きたいと思っている
練習では自分が満足すれば良いですが人前に出ると評価が気になってしまいます。良く思われたい欲が出てきてしまうのです。
人間の欲が原因でこんなことをかんがえてしまいます。
- 人前で恥をかきたくない
- 間違えたくない
- 上手だと思われたい
実際にはどれも演奏することには直接関係なく全く何の役にも立たない邪念です。
自分が出来る前提、自分の能力を過大に見せたい欲に憑りつかれてしまいっているため緊張してしまいます。
この心理の原因は「自己肯定感の低さ」にあります。
③準備不足
準備不足の本番には2つのパターンがあります。
- 準備不足に開き直って弾ききる
- ふと本番前に準備不足にきづいて不安になってしまう
準備不足だからちゃんと弾けっこないと開きなおれるとあまり緊張しません。
しかし練習してきたつもりがふと本番前になって準備が足りていないと思ってしまうと、そこにフォーカスされて緊張を誘発してしまいます。
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