【絶叫級の苦痛】音楽家がよろしくない演奏を聴き続けると身に起こること

2019年12月7日ピアノ弾きのつぶやき,演奏家,保身耳

本ブログは筆者が疑問に思った事、これまでの経験で感じた事の何故に対し、本を読み、論文を読み、事例をもとにこれまでの経験から考察した一意見です。すべての音楽家がこのような考えだという事ではありません。本ブログ内の記事は全てひとつの「ブログエンタメ」としてお読み頂けたら幸いです。
あなた自身にお考えがあるように筆者にも考えがある。それだけのことです。そしてどなたとも議論するつもりもございません。 2021.6.13

今回は音楽家が

よろしくない演奏

を聴き続けたらどうなってしまうのか。

について解説していきます。

演奏をすることだけで生きていける人間はほんのわずか。

殆どの人が教える事や他のことをやりながら演奏をしています。

そんな中で聞かざるをえない

「よろしくない音」

による影響が音楽家には大きくあります。

ミャウジ
ミャウジ
学生は自分が弾くだけだし、評価してもらう立場だから聴きたくない音は聴かない事ができるけど…
教えることや演奏以外の事ってとても人を成長させる貴重な体験だけれど、他人の音を聴くというのはものすごい影響があるんだよ。だから演奏とのバランスが難しいね。
かずねぇ
かずねぇ

では以下のよろしくない演奏を聴くと演奏家に起こる4つの影響について解説していきます。

  1. 下手になる
  2. 体調が悪くなる
  3. 音を聴かなくなる
  4. 性格が歪む

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【それは絶叫級の苦痛だった】音楽家がよろしくない演奏を聴き続けると身に起こる4つの事

【それは絶叫級の苦痛だった】音楽家がよろしくない演奏を聴き続けると身に起こる4つの事

あまり声を大にして言えない事ですが、相当な苦痛を味わうことになります。

これは脳が

誰が弾いた音か

を判断できないため。

このことを分かっていないで自分の変化も気にならないのが一番幸せかもしれません。

気付いてしまって対策を取るか、気づいてしまってただただ嘆くか…

どちらにしても、ポジティブなことではないので大変です。

では以下4つをさらに深掘りしていきましょう。

  1. 下手になる
  2. 体調が悪くなる
  3. 音を聴かなくなる
  4. 性格が歪む

下手になる

音を聴くとき、頭の中で

誰が演奏した音か

を脳ミソは認識していないそうです。

だから脳がよろしくない音を聴いた時「自分が出した音」として勘違いしてしまうことがあります。

たとえその理屈をわかって抗っていても、よろしくない演奏を聴き続けるとそれが自分の演奏であるように認識してしまいます。

結果ものすごく下手になってしまいます。

逆説的には良い演奏や素晴らしい演奏を聴くことがいかに大事か。

とも言えます。

体調が悪くなる

仕事で演奏を聴くとき、どんな演奏でも一定のお時間は耐えなければなりません。

一説によると音楽家にとって酷い音や波長の合わない演奏は

殺される恐怖に匹敵するストレスがかかる

と言われています。

それで過度なストレスがかかり

吐き気をもよおしたり体調が悪くなることがおこります。

音を聴かなくなる

ストレスからの回避行動がおこります。

聴きたくない音の周波数だけ聴かないというスゴ技を発動します。

例えば

親が何度も同じ小言を言うと苦痛になり、その周波数の声だけ耳にはいってこなくする

というのと同じ。

重症化すると人から奏でられるよろしくない音だけでなく、自分自身の音も聞かなくなってしまいます。

これは演奏をする人にとって大問題です。

保身耳についての記事はこちら ⇒ 不快な音を聴かなくなる保身耳(姉妹サイト)

性格が歪む

大きく2方向へ悪化します。

  • 偽善的
  • 支配的

演奏から遠ざかって指導の場で人の演奏を聴くのが継続的に多くなると、

性格に大きく影響する傾向があります。

まとめ

絶叫級の苦痛である「よろしくない音」について解説しました。

  1. 下手になる
  2. 体調が悪くなる
  3. 音を聴かなくなる
  4. 性格が歪む

普段の生活環境がせわしなかったりストレスフルな環境だと演奏に見事に現れてしまいます。

演奏からは色んな情報が伝わってしまいます。

演奏しなければならない時にはできるだけそれに集中したい所ですね。

演奏とその他の環境のバランスをとるというのは、とても大変なことだという事がわかります。

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