【ピアニストが実践する方法】残念な演奏をちょっとだけ良くする練習
今回の記事は演奏をすこし聴き映えよくするための練習方法についてです。
弾けてるんだけど、なんかちょっと残念な演奏になってしまう…
そんな悩みのある人に演奏をちょっとだけ良くするヒントを3つ
- メトロノームで練習してみる
- 左手だけを練習してみる
- 録音して楽譜と照らし合わせる
これらを解説していきます。
【ピアニストがこっそり教える】残念な演奏をちょっとだけ良くする練習
自分の演奏が残念だ…と感じるのは、理想の演奏があるからです。それはとっても素晴らしいこと。
進歩のためには理想の演奏があることが大事になってきます。こう演奏したい!と思うものがあるのは演奏のモチベーションになります。
理想の演奏への道のりはたとえ遠くても千里の道も一歩から。
残念な演奏は、ふんわりとは良い感じなんだけれど何か一つ足りない、何かが出来ていない感じがします。
それを改善するのがこの3つ
- メトロノームで練習してみる
- 左手だけを練習してみる
- 録音して楽譜と照らし合わせる
では深掘りしていきましょう。
メトロノームで練習してみる
残念な演奏になってしまう一つの理由はテンポが不安定であること。
不安定になる原因には
- フレーズの最後の処理が甘い
- スケール音型で走る
- リズムが変わるところで拍感を失ってしまう
メトロノームの練習は不安定さの解消に大いに役立ちます。
最近ではスマホアプリでも色んなメトロノームがあります。
ちょっとテンポを確認する程度には便利ですが練習で使う場合かなりヘビーユーズになるので、経験上スマホのバッテリー消費が半端ない。
メトロノームは単体で持っておく方がよいでしょう。
左手だけを練習してみる
ピアノ演奏における左手パートは、音楽的には非常に重要パートなのにおろそかになりがち。
これは人の耳が高音の方をより早く聴きとってしまうという性質にも関係しています。
低音は聴きにくいのです。
両手での演奏ばかりをしていると左手パートへの配慮がなくなってしまいます。
暗譜もできていない場合が多いでしょう。
左手パートのみの練習を積むことですべての音が認識されるので、演奏に安定感がうまれます。演奏者自身も落ち着いて演奏できるようになります。
録音して楽譜とてらしあわせてみる
演奏は一人よがりであればあるほど残念さが増します。
演奏中に客観的に自分の演奏を聴くことができれば良いのですが、それはなかなか難しいことです。
まずは集中した演奏をした状態を録音や録画をして、客観的に改善点を見つけてみるとよいでしょう。
安価なボイスレコーダーだと音割れしたり、また音色の変化を録ることができません。
録音はマイクが大事なので少し性能の良いものを選ぶ方がよいでしょう。
まとめ
残念な演奏は、所々はいいんだけどちょっと足りない。そんな印象を受ける演奏です。
その足りなさは技術的なことであったり、また音楽的な表現の部分であったりします。
残念な演奏をちょっとだけ良くする方法
- メトロノームで練習してみる
- 左手だけを練習してみる
- 録音して楽譜と照らし合わせる
この3つを解説しました。