【上達に絶対必要なこと】難易度と自分のレベルで必要な練習量・質を分かり目標設定をする
ピアノを習っている多くの人が上達したい!と思っていますよね。
でもなかなかうまくいかない時こんな悩みを持ったことはありませんか?
- 練習しているのに何故上達しないのかな…
- もっと速く上達する方法やコツってないの?
同じように練習しているつもりでも、上達する人もいれば上達しない人もいますよね…


上達に必要なのは以下の3つのことです。
- 練習の量
- 練習の質
- 目標
では解説していきます。
【上達に絶対必要なこと】難易度と自分のレベルで必要な練習量・質を分かり目標設定をする

【上達に絶対必要なこと】難易度と自分のレベルで必要な練習量・質を分かり目標設定をする
ピアノは練習しなければ上達しません。
「それは、分かってる。でも練習しているのに上達しないんだ…」
という人は、以下の3つを見直す必要があります。
- 練習の量
- 練習の質
- 目標設定
練習時間が足りていない(量)
練習しているのに上手くならないと訴える人に
「どれくらい練習していますか?」
と尋ねると時間が足りていない事がほぼ100%です。
こんな勘違いをしています。
- 上達に必要な練習時間を分かっていない
- 弾けるまでの練習量を分かっていない
- 正論を言うけど行動が伴わない
もちろんレベルや楽曲の量によって練習時間は変わります。
そして、練習をしているのに上手くならない人の多くが、量をこなすことより効率やコツ追求しがちという共通点も見られます。
効率やコツというのは十分に足りた練習に対してはじめて有効的なものになります。
根本的な時間が足りていない状態ではコツを知ったとしても殆ど効果がありません。
まずは練習の時間を確保です。
練習のやり方に問題がある(質)
ある程度の時間はピアノを弾いているのに上達を感じられない場合
- 最初から最後まで通してばかりで練習する
- 弾けていない所が分かっていない
これらに心当たりがある場合は練習の質に問題があります。
例えば5分程度の曲を練習する場合、最初から最後まで両手で通して弾くと10回弾けば50分は練習したといえます。
しかし、曲には簡単なところと難しいところがあります。
通してばかりだと、簡単なところも難しいところも同じ回数しか弾かないですよね。
だから難しいところを弾けるようにする事ができないまま練習の時間だけが過ぎていきます。
時間の達成感はあるが実際には弾けていない
という事がおこっているのです。
難しいところを弾けるようにする部分練習がとても大切です。
楽曲がレベルに合っていない(目標)
目標を間違ってしまうと、どんなに練習しても弾けるようにはなりません。
練習量もやり方も問題ないはずなのに、それでも上達しないのであれば選んでいる曲に問題があります。
こんな楽曲を選んでいませんか?
- レベルより難しい曲
- 簡単ですぐに弾ける曲
レベルに合わない楽曲を選んでしまっている時には、こんな経過が起こります。
- 譜読みに時間が掛かる
- 技術も追い付かない
- 1ページすら達成できない
- 挫折を味わう
- 練習するモチベーションを失う
曲がレベルより難しいと、ぶち当たる壁も高くなります。
どんなに難しくてもこの曲を絶対弾けるんだ!という強い意志、弾けるまでの計画を綿密に立てる必要があります。
- すぐ弾ける
- 飽きる
- 練習しない
- スキルが上がらない
- あまり向上しない
簡単な選曲をするとすぐに弾けてしまういます。
練習に新しい方法を取り入れたり工夫をしない限り、量が足りない状態になってしまします。
どんな楽曲を選んだらよいのか
ぱっと簡単に弾けるところもあって、少し新しいチャレンジがあるような選曲がベストです。
練習は量なのか質なのかの二元論では語れない
質に至るまでには絶対的な量が必要。というのを物理学用語から転じた「量質転化の法則」で解説しています。
まとめ
ピアノが上達させるには以下の3つの見直しが必要。
- 練習の量
- 練習の質
- 目標
という事を解説しました。
必要な練習時間、練習の内容、レベルに合った選曲をするという事がとても大事ですね。
かずねぇのオンラインレッスン
オンラインで動画添削レッスン承っています。
こんな方に!
- 今習ってる先生とは別の意見を知りたい
- レッスンに通いたいがなかなか難しいのでまずは自分の演奏をオンラインで添削して欲しい
- 独学で弾いてるけれど自分の練習の方向性が正しいのか知りたい
詳細はこちらからお問合せ下さい
基礎練習のメニューが必要な方はこちら!
平均律の勉強方法はこちら!
レッスンコンテンツ
本編のnote も是非ご覧下さい。こちらは更に詳しく動画付きで練習の仕方や勉強方法を解説しています(解説文付き)
Twitter人気記事
ラフマニノフの手は大きかった!
ラフマニノフの手の大きさを紙粘土で再現して検証してみました。
ラフマニノフが愛用したピアノに残る手が大きかった痕跡
現在ラフマニノフの愛用していたNYスタインウェイは日本人の所有になっています。年季の入った楽器に手の大きかった痕跡が残っています。
サイト内人気記事
室内楽と交響曲おすすめ作品選
ゲーム感覚で基礎力UP!かずねぇの基礎練習note
こちらのnoteではゲーム感覚で基礎力UPできる基礎練習の様々なメニューと練習方法や取り入れ方、カスタマイズ方法、基礎力が上がらない原因などを動画付きで詳しく解説しています。
一部無料の記事と基礎練習の取り入れ方の動画(約8分)を公開しています。
無料でご紹介の練習を取り入れるだけでもかなり基礎練習のボリュームアップになります。よかったらこちらの記事と動画をご覧ください。
バッハ平均律 プレリュードとフーガのレシピ
バッハの平均律を演奏するためのノウハウ。具体的にどうやったらこうなる!を動画で解説しています。
配信コンサートの教科書
配信コンサートの教科書です。ノウハウや撮影のヒントなど実例をもとに解説しています。
ご意見・ご質問はこちら
ブログの記事にして欲しいことなどは、ツイッターの各記事のリプにて!
かずねぇ@ピアノ弾き Follow @Oney_yenO
かずねぇ@ブログ Follow @KazuOney
よろしくね♪
各記事に共感して頂けたら是非SNSでシェアをお願いします!記事からのSNSでシェアはサイトの栄養になり成長します。宜しくお願いします!
YouTube
記事の信憑性のためにこちらに演奏動画上げています。チャンネル登録して頂けると嬉しいです♪
Video On-demand Concert Series
コンサート運営事務所の方で世界各地で活躍する演奏家とのコラボ配信コンサートシリーズを行っています。
オンデマンド収録配信公演を作っています。普段のSNSに投稿する気軽な動画とは違った「公演」というコンセプトの一つの作品としてご覧頂けるコンテンツを制作しています。
【公演リメイク版 ドビュッシー前奏曲全曲+小品ピアノリレー】
【公演プレミアム版 演奏+インタビュー付き】
eplus にて行った配信公演にアンコールをプラスしました
【公演リメイク版 インタビュー付き】
動画添削レッスン
現在レッスンはオンラインで習っている先生とは別にセカンドオピニオンを聞きたい方にご利用いただいています。
- zoomレッスン…あらかじめお送り頂いた動画をもとにレッスン
- 動画添削レッスン…安心のアフターチェック付き。
Contact フォームよりお問合せ下さい
サイト内おすすめ記事
おすすめ書籍&グッズ
緊張や不安をコントロールするマインドフルネス
緊張や不安は意識が過去や未来に向いてしまう事で起こります。
「今」に集中するマインドフルネスを取り入れる事で、緊張や不安はコントロールすることが出来るようになります。
Googleなどの大企業でも取り入れられ、緊張と隣り合わせの演奏家たちも実践しています。
緊張や不安に悩む人は是非お試しください!
【マインドフルネス書籍】
専門書籍・楽譜・CD
Amazon 楽天市場おすすめ関連記事
練習の量と質の法則について詳しく解説しています。
ブレークスルーするまで練習する大切さ、みたいなことです。