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【読譜】楽譜の裏側の3つのポイント

2019年6月20日楽曲分析, 和声, 練習, 読譜, 上級者向け

ピアノ上級者になると、レッスンで「楽譜の裏側を読みなさい」という指導がされることがあります。これは譜読みからさらに弾き込んで楽曲を理解する上でとても大切なことで、より演奏の質を上げるためには必須と言えます。では楽譜の裏側を読むとはいったいどういうことなのでしょうか。

ミャウジ
ミャウジ
楽譜の裏って前のページか次のページのことだよね。…え?違うの?
ハハハ、違うよ。書いてある音符や記号をただ音にするだけではなくて、理解して表現するってことかなぁ。
かずねぇ
かずねぇ

楽譜の裏側を読むというのは理解して表現するという事のようですが、ではそのためには何をしたらよいのでしょうか。以下3つのポイントを見ていきましょう。


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楽譜の裏側3つのポイント

楽譜の裏側を読むためには、どういったことが楽譜の裏側を読んでいる事になるのかを理解しておく必要があります。音やリズムを正確に読む譜読みの段階で、上級者は楽譜の裏側も同時に読み取っていく必要があります。

楽曲の構成

西洋音楽において楽曲には多かれ少なかれ、ある一定の法則を見出すことができます。フーガなどの対位法、古典のソナタは比較的わかりやすい形式もあれば、少し複雑に自由な形式で書かれたものもあります。

構成を理解するという事は、建物の大きさがどれくらいか、どのような場所にあるのか、といった事がわかるのと同じようなことで、その楽曲のそもそもの在り方を知ることができます。

和声や調性の変化

大きな構成の中の細かいパーツが、どういうものでどういった配置になっているかを読むということです。建物の中の部屋の役割をわかるような感じです。

和声はある一定のルールがあり、それがどのような進行をするかによって音楽のキャラクターやカラーが決定づけられています。

調性変化は潤滑なものからガラッと雰囲気が変わるものまで様々です。どの程度の転調をどの和声をきっかけに変わるのかを理解することは、楽曲を表現する上でとても大事です。

作曲者の国や時代背景

作曲者によって音楽の雰囲気は全く違います。それぞれのに特徴的なクセのようなものがあり、なぜそのような描き方をするのか、それをどう表現したらよいのかをイマジネーションするのに必要なのが、作曲者自身の性格、国や時代背景を知ることです。

どういった生い立ちで形成された性格なのか、そのような人物がどの国でどのような状況で曲を作ったのかを知ると楽曲の理解も深まり、また共感も生まれるのでよりパフォーマンスに活かせることができます。

まとめ

楽譜の裏側とはソルフェージュ的な読譜や直感的な音楽だけではなく、理論的に楽曲を読み解いていくことを指します。これは楽曲分析という分野にあたります。

また作曲された意図や背景は西洋音楽史という分野で、作曲者の性格やその当時の時代の生活などを知ることによって、様々な音楽の解釈が現代のものとは違うという事の認識につながっていきます。

どれも演奏をより深めていくためには必須の項目です。


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