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演奏楽曲の理解を深めるための2つの準備

2019年8月16日楽曲分析, ピアノ弾きのつぶやき, 和声, 上級者向け

ピアノ本番には、主催コンサートや客演でのコンサート出演、イベントでの演奏、伴奏などさまざまあります。仕事として頂く本番はクライアントの提示した曲目を期日に演奏することが第一となるため、自分のポテンシャルから引き出して演奏することが殆どです。主催コンサートの場合は準備までの期間を比較的自分でコントロールできるため、準備段階で楽曲の理解を深めることができます。

かずねぇ
かずねぇ
すごく勉強になるし、演奏もしやすくなるなと思う準備を紹介するね。

弾きやすくなるというのは演奏者にとって気になるところでしょう。これらの作業をやるのとやらないのでは自分の中で楽曲に対する景色が大きく変わります。では以下2つ見ていきましょう。


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楽曲分析をする

バロックや古典は形式にのっとって書かれている作品が多いので、分析をすることによってある程度の形ができあがります。形式の外枠と和声の分析を主に。ロマン派もまだ機能和声は健在。転調と和声の動きを把握することで、8割ほどは音楽の描き方がわかるようになります。

楽曲分析は和声や対位法といった分野に長けていなければまず理解できないし、また時間もものすごくかかってしまします。ですが演奏する上で、指導する上で、発した音楽や言葉に説得力を持たせるためには必須事項であるといえます。

分析に参考となる本

藝大和声はⅡ巻のサブドミナント諸和音のあたりまでは把握しておきたい所です。記号が他の和声の表記と違ったりもしますが、諸和音が一覧化されているので多少ややこしめの和声も探すことができます。

作曲家によっての特徴的な和声の解説が書かれています。バロック古典はもちろんですが、特にロマン派以降、印象派の解説が役に立っています。

曲目解説を書く

楽曲の構成や中に書かれている指示が、なぜそう描かれたのかという事を推測するヒントが、作曲者の生涯や功績、性格、またほかの作品の作風などを知ることによって、よりイマジネーションしやすくなります。

得た知識を消化し解説としてアウトプットすることで、より自分自身の理解を深める事ができます。また解説のライティングを積み重ねることによって、より端的な言葉を選んで指導するというスキルアップにもつながっていきます。

まとめ

特に楽曲分析は1~2か月、複雑なものだとそれ以上の期間を要します。リサイタルになれば、80~90分の楽曲の分析をすることになります。

分析は、ややこしい楽曲はやめたいと思うくらい脳ミソがしびれる事もしばしばですが、一通り済ませてから弾き直すと、ある程度の音楽の作り方が分かるようになりカオス状態から抜け出してスッキリします。そして楽譜という媒体のすごさや、作曲家からのメッセージを認識することができます。

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