【努力が報われない考え方の特徴5選】目的達成できる思考に変える方法
努力しているのに報われない… と感じたことはありませんか?
実は一生懸命努力しているのにピアノが全然上達しないと悩んでいる人には考え方に問題がある可能性があります。
努力は見当違いに頑張ってしまうと全く目標達成しないし、いつまでたっても報われないと疲れてしまいますよね。
目標達成できる思考にチェンジすることで努力が実って成長が実感できるようになります。この記事では努力が報われない人の考え方の5つの特徴を解説していきます。
- やりたくない事を努力をしている
- スキルがないのに高みを目指しすぎている
- 他人の目線を気にした努力をしている
- 自分の上達をイメージできていない
- マニュアルばかりを探している
【努力が報われないNGな考え方の特徴5選】目的達成できる思考に変えて成長を実感しよう
努力が報われなくて上達が出来ない人は努力がズレています。このズレに気づき改善することで適切な努力を積み上げることができるようになります。
そして上達という目標達成の道が開けてきます。では5つの報われない努力の特徴をさらに深掘りしていきましょう。
- やりたくない事を努力をしている
- スキルがないのに高みを目指しすぎている
- 他人の目線を気にした努力をしている
- 自分の上達をイメージできていない
- マニュアルばかりを探している
やりたくない事を努力している
やりたくない事を努力するのはかなりメンタルに負荷がかかります。
将来的に成長出来たり目標達成を重ねることで成果を感じられるのを実感したり納得していないのであれば、やりたくない事を努力することほどのムダはありません。
やりたくない事に努力をしなければならない状況というのは自発的ではなく圧力でやらされている状態が多いです。
例えば
- 親から言われた
- 先生に言われた
このようにやりたくない事を人から言われたからとイヤイヤやっていて言い訳をしているのであれば、無駄な努力なので、有限な自分の努力はやりたいことに費やす方がよいです。
やりたくないが気持ちで勝るとモチベーションを保つのも難しい。もしやりたくなくてもやらなければならない状況なら「意義」を見つけ後に自分のスキルとなって返ってくると思えるなら努力してみるとよいでしょう。
スキルがないのに高みを目指しすぎる
スキルが無いうちに難しいことに取り掛かろうとするとものすごく時間が掛かり効率の悪い無駄な時間を積むことになります。
難しい曲を弾くためには相応のスキルが必要ですが、スキルがないのにいきなり難しい曲に取り掛かろうとするとかならず技術的な壁にぶち当たります。
例えるならバッドの振り方も分からないうちに、バッティングセンターで160キロの投球を打とうと何度もバッドを振り回しているようなものです。
しかし難曲でも取り組むことで上達することもあるのであきらめる必要はありません。挑戦したい気持ちを優先するならそれに見合った技術を身につけること。
確実に成長を得たいのであれば、自分のスキルで少し頑張ったら進歩が感じられる負荷をかけていくことを積み重ねていくこと。こちらは小さな目標達成を沢山経験できるので成長しやすくなります。
技術を短期間でアップするのなら基礎練習を適切に負荷をかけながら取り組むのが確実です。⇒ゲーム感覚で基礎力UP ではマンネリしがちな基礎練習をゲームのようにできるバリエーションをご紹介しています。
他人の目線を気にした努力をしている
他者目線は成長のエッセンスにはなりますが、気にしすぎると本末転倒です。
- ○○さんに下手って言われないように
- 先生に褒められるように
- 怒られないように
本来はピアノが上達することが目標のはずなのにこんなことを考えてしまっていませんか?他人の反応のための努力をしてしまうのは大変危険な努力です。
なぜなら他人はコントロールできるものではないため、その時々の情動や状況によってコロコロ変化するので、基準があいまいだからです。基準のない評価のための努力は何の意味もないし何も報われません。
自分で成長を実感できるような目標をたてそれに沿って努力するのがベストです。
自分の上達がイメージできていない
いつまでに、これくらい弾けるようになっていようと明確な目標がないと計画は立てられないので上手くなる経験もつめないため上達した自分をイメージしにくい。
計画をたてることで、向上するためにあれこれ試行錯誤をするようになります。
行き先がわからないバスに乗ると不安ですよね。どこに到達するのか、それまでの道のりや経路は?ということを志向して計画を立てることでムダな努力の時間を減らすことができます。
マニュアルばかりを探している
マニュアルを探す人は「正解」を求めていて、正解から外れる事に不安が大きくあって依存的な傾向があります。
実際には世の中には「正解」というものは1つしかないわけではなく可変的なもの。さまざまなヒントはありますがその時に自分にとっての「正解」は自分で実験検証して見つけるものです。
誰かの価値観で誰かのやり方のマニュアルで誰かの正解を探すのは、正解をくれる人に出会った時に一時的に安心を得ますが、それはまたマインドコントロールされてしまうリスクもあります。
正解探しマニュアルを与えてくれる人を妄信することはすなわち思考停止。どんな努力も結果的に搾取される方向への向かっていきます。
正解はない。今出来ることをみつけて積み重ねるように意識を変えていきましょう。
努力が報われ上達へと結びつくためには
努力がちゃんと実るようにするためには、報われない努力の無駄なマインドはいったん封ををするようにすることが大切です。
人の努力は時間が伴うことで無限ではないため、的を得た努力をしなければ報われないということになってしまいます。
そのために大切なことは、以下のようにマインドを変えていくことです。
- やりたくないなら辞める。やりたいなら好きな曲を練習する。
- スキルを磨く…上達は年単位で考える
- 自分の上達そのものにフォーカスする
- 明確な目標を立てる
- 自分で色々やってみて実験検証を繰り返す
あまり上手くいっていないと感じる時、メンタルも下がりがちなので、このようなマインドチェンジはかなり大変だと思います。
しかし努力が報われていな無駄な状態から抜け出すためには必要なことです。
まとめ
努力しても報われない人の5つの特徴
- やりたくない事を努力をしている
- スキルがないのに高みを目指しすぎている
- 他人の目線を気にした努力をしている
- 自分の上達をイメージできていない
- マニュアルばかりを探している
これらについて解説しました。
上達を実感できる成果を得るには、コツコツとした積み重ねが必要です。コツコツは無限ではないので適切に積むこと、また方向性を示してもらうことも大切になってきます。
まずは考え方を変える。これだけでも随分と取り組みが変わってきます。
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参考サイト
- PRESIDENT Online やりたくない事をやり続けると病気になる
- 東洋経済 Online 「正解主義」と「エセ平等」の呪縛から脱却せよ