頼んでもいないのに演奏の批評する人の特徴と心理
今回は人の演奏を聴いては頼んでもいないのに批評してくる人の特徴と心理についてのお話です。
今はSNSやYoutubeで演奏動画を気軽に投稿できますよね。
他人の演奏を聴いた時っていろんな感想をもちます。
感想は人によってさまざま。
ファボや高評価を頂く半面、批判する人もいます。


この記事では、他人の演奏を頼んでもいないのにネガティブな批評する人の特徴と、批判や非難する心理についてこんな内容で解説していきます。
- 頼んでもいないネガティブな批評をしてくる人の4つの特徴
- こだわりが強く自分の演奏が正しいと主張したい
- 自分があまり演奏しない、またはできない
- 自分の演奏が認められない事に不満がある
- 自分の演奏に劣等感がある
- 演奏を批判や非難する人の3つの心理
- 不安
- 嫉妬
- 自信がない
【知っておこう】他人の演奏が気になり頼んでもいない批評する人の特徴と心理

【知っておこう】他人の演奏が気になり頼んでもいない批評する人の特徴と心理
演奏に対して色んなことを感じながら聴くのは楽しいこと。
楽しんで演奏を聴く人もいれば、批判的に聴く人もいます。
どんな感想でもそれはその人の心の中のことなので良いのですが、それを相手に対してどう表現するかが問題です。
肯定的な感想もあれば否定的な感想があるのは仕方がありません。
そして公然に批評する人というのも一定数いるのは仕方ありませんが、頼んでもいないネガティブな批評をされるのは気分のいいものではありませんよね。
ネガティブな事を言われると、気にしないでおこう!と思っても気になってしまうものです。
この記事では、そんなネガティブな批評を言う人がどういう心理なのか解説していきます。
この心理状態を知ることで、自分の中で心を守る壁ができ、無駄に感情を浪費することを軽減できます。
- 頼んでもいないネガティブな批評をしてくる人の4つの特徴
- こだわりが強く自分の演奏が正しいと主張したい
- 自分があまり演奏しない、またはできない
- 自分の演奏が認められない事に不満がある
- 自分の演奏に劣等感がある
- 演奏批判する人の3つの心理
- 不安
- 嫉妬
- 自信がない
頼んでもいないネガティブな批評をしてくる人の4つの特徴
他人の演奏が気になってしまう人の特徴を4つ深掘りしていきます。
- こだわりが強く自分の演奏が正しいと主張したい
- 自分があまり演奏しない、またはできない
- 自分の演奏が認められない事に不満がある
- 自分の演奏に劣等感がある
①こだわりが強く自分の演奏が正しいと主張したい
常に演奏をしている人の半数くらいは、自分の演奏との違いや音楽全体の違和感に一言二言の発言をするくらい。
あまり他人の演奏にとやかく何かを言わないで音楽でしゃべる人も多くいます。
しかし自分の演奏や音楽にこだわりが強い人は、自分の音楽や演奏の主張を通そうとする傾向があります。
またASDのある型の傾向が強い人やADHDなどの発達障害を持っている人は、思ったことをすぐに口に出してしまうので、言葉の選び方で結果的に貶したり批判的になる人もいます。
②自分が演奏しない、またはできない
何らかの事情で演奏をだんだんとしなくなったり、あまり演奏できずに先生として偉くなってしまった人の中に批判的に演奏を聴く人が比較的多い傾向があります。
先生業が忙しくなり演奏頻度が落ちると、人の演奏の悪い所や直すところに耳を傾ける習慣がついてしまいます。
その構図はこんな感じ
他人の演奏の悪い所を探して改善することが日常化する
↓
出来ない事を批判し出来たことを褒める習慣がつく
↓
自分自身の演奏がその言葉でがんじがらめになる
↓
だんだんと演奏をしなくなる
↓
批評することに抵抗がなくなる
コンクール審査やレッスンをすることの比重が多くなり、批評することを仕事としてしまい、その上、演奏をしなくなると批判傾向はさらに強くなる…というのが肌で感じる印象。
(※すべての演奏しない人に当てはまるわけではありません。人間力のある方も多くいます)
③自分の演奏が認められないことに不満がある
自分の演奏が認められない時は、他人を批判しがちです。
他者比較で生きていると認められないということがものすごいプレッシャーやストレスになります。
そして他人を落とすことで自分の心のバランスを取ろうとする行動をとります。
④自分の演奏に不満や劣等感がある
演奏をしていても、自分の演奏に劣等感がある場合は他人の演奏を批評しがちです。
これは 投影 と言って、本来は自分自身の問題であるはずの事を他人の演奏に問題があるかのようにすり替えてしまっている事から起こることです。
演奏を批判や非難する人の3つの心理
批評は論理的でかつ刺されば聞く耳をもてますが、批判や非難は激スルーするのがベストです。
そんなネガティブにはこんな心理があります。
- 不安
- 嫉妬
- 自信がない
不安
自分のフィールドや価値が、自分より優れている人に奪われると思ってしまい自分の存在が危うくなるために不安になる。
不安から逃れるためその対象を避ける、または批判的に相手を落とし、自分を高く見せようとする言動をとるようになります。
妬嫉
相手がとにかく羨ましくて憎い、悔しい。という感情から批判をします。
余談ですが、妬みと嫉みは若干意味に違いがあります。
妬み…相手が羨ましく憎い・恨めしい
嫉み…相手が羨ましく悔しい・腹立たしい
毎日新聞コトバ解説
辞書によっては「相手が不幸になる事を望む心理」と書かれているものもあります。(…コワイ)
妬み嫉みがある相手に対して、自身のネガティヴな感情を正当化するために演奏を批判します。
自信がない
他者を気にして攻撃することは、言い換えれば自分に自信がなかったり、誰かに嫉妬していたり、不満や劣等感があるから。
自信がない…というのは自己肯定感の低さとも直結しています。
自分が出来る前提が叶わない=自信がない
チョモランマ級にプライドが高いので、その心のバランスを取るための行動が他者批判。
他者攻撃の心理については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
まとめ
他人の演奏が気になり頼んでもいない批評する人の特徴と心理
- 頼んでもいないネガティブな批評をしてくる人の4つの特徴
- こだわりが強く自分の演奏が正しいと主張したい
- 自分があまり演奏しない、またはできない
- 自分の演奏が認められない事に不満がある
- 自分の演奏に劣等感がある
- 演奏批判する人の3つの心理
- 不安
- 嫉妬
- 自信がない
解説しました。
批評して相手を落とすことは、自分が演奏しないことや自分自身の劣等感を正当化する行動にすぎないので、批判されたら
あぁ、この人は不安で不満があって私に嫉妬をして自信がないんだな
と思うことでネガティブ攻撃から少し自分の心を守ることができます。
ネガティヴはものすごいエネルギーです。
度が過ぎるとブーメランのように自身に返ってきます。
もしあなたが「他人を批判してしまう」…というのが悩みであれば、
自分自身のスキルアップや練習や打ち込める何かにスイッチする
こうすることで他人の演奏など全く気にならなくなります。