【自己肯定感の上げ方】少し生きるのが楽になる2つの簡単な方法
今回は
何しても良くならない…自分なんてどうせ
といったマインドを少し変えてみませんか。というお話です。
物事がうまくいかなかったり停滞したとき、どうしても自己肯定感が落ちていってしまいがちです。
モチベーションや気持ちといったふんわりしたものに頼ったり人からの評価に依存してしまうと返って逆効果だったりします。
この記事ではうまくいかない時の心理状態と、具体的で比較的簡単に取り組める2つの方法についてお話していきます。
- 自己肯定感が下がっている状態
- メタ認知トレーニング
- リフレーミング
色んなご意見があると思いますが、文献などを読み考察した一意見のブログエンタメとしてお楽しみ頂けますと幸いです。
では解説していきます。
【自己肯定感を上げる】少し生きるのが楽になる2つの簡単な方法
【自己肯定感を上げる】少し生きるのが楽になる2つの簡単な方法
なんか上手くいかないなぁ…と言う時は自己肯定感が下がっていることが多いです。
放置しておくとズーンとさらに下がっていってしまう可能性もあります。
外的な刺激や気持ちといった不確実なものに頼ってしまうとなかなかあがってこないこともあるので、根本的な考え方を変化させていくことが大事かなと思います。
では以下の3つをさらに詳しく深掘りしていきましょう。
- 自己肯定感が下がっている状態
- メタ認知トレーニング
- リフレーミング
自己肯定感が下がっている心の状態
まずは自己肯定感が下がっている時にどんな考え方や行動になるのか、です。
こんなことに当てはまっていたら自己肯定感が下がっていると考えられます。
- 他人と自分を比較をしてしまう
- 人の目が気になる
- 人にいい顔をしてしまう
- 世間の価値で人や物を選んでしまう
- 過去の失敗に囚われている
- くよくよと後悔している
- 自分で決められない
- 出来ないイメージが強い
- 他者を攻撃したりマウントしてしまう
- 「こうあるべき」が強い
- 人を羨んだり嫉妬したりしてしまう
- ムリな頼まれごとを聞いてしまう
- すぐに謝ってしまう
- コンプレックスがある
- 失敗したくない思いが強すぎて行動できない
この自己肯定感が下がっている状態と言うのは
自分自身を過大評価してしまって現実はそうではないのでギャップに苦しんでいる
という事だったりします。
できない自分はダメだ、そんなことではだめだ
こんな思考になるのは、自分はできる人間であるという前提があるから。
自己肯定感が下がってしまう根本的な原因はどこにあるのか?
自己肯定感が低くなる原因は幼少期の親子関係にあると言われています。
自身の幼少期にこんなことがあったのなら、そこに原因があると考えられます。
- 誰かと比べられることが多かった
- 理不尽な怒られ方をしていた
- レッテルを貼られていた
- 親の世間体や見栄がすごかった
- 愛されてる実感がなかった
- ダメ出しと否定ばかりされていた
親の保護下にいる時には、きっと「辛い」という感覚を表現するより、なるべく親との軋轢を少なく生きようとした人が多かったのではないでしょうか。
育った環境を変えることはできませんが、これからの自分を変えることはできます。
自分を変える…というのはつまり思考を変えるという事で、以下に紹介するトレーニングを重ねることで新しい思考回路を形成していくという感じです。
では具体的な方法を見ていきましょう。
メタ認知のトレーニング
メタ認知とは、簡単に言うと客観的に自分を見認識するという事です。
メタ認知能力が高くなるとこういったことが出来るようになります。
- 自分の思考や行動を客観的に正しく理解できる
- 感情や行動のコントロールができるようになる
- 問題解決能力があがる
トレーニング方法
では簡単なトレーニング方法をご紹介します。
ネガティブな思考に陥った時に
- 「~と私は思っている」
- 「~と私は考えている」
と付け足します。
はい。これだけです。
こうすることで感情をコントロールできずにいる自分を客観的に置き換えることができます。
ああ、私はこう思っているんだ…。
という感じになってきたらオッケーです。
感情にドップリ振り回されていないな、という感覚になります。
最初は大変かもしれませんが、これを繰り返していくうちに徐々にこの思考の回路の結びつきが脳内で強くなっていくので、感情に振り回されるという事は減っていきます。
そして次のフェーズになると、ありのままの自分を受け入れてそれでいいと思えるようになっていきます。
ダメな自分でもいいや
という感覚です。
ここまで変化ができると、自分自身の変化もと周りにいる人間が変わっていく感じがします。
リフレーミング
リフレーミングとは、事実の捉え方をネガティブからポジティブに置き換えることです。
たとえばコップに半分入った水を「もう半分しかない」と考えるか「まだ半分もある」と考えるかでは、コップに入った半分の水という客観的事実を、前者はネガティブに、後者はポジティブに捉えていると言えます。
事実を意識的にポジティブに考える作業をするのがリフレーミングです。
自己肯定感の低い人は、事実をネガティブに捉えてしまうバイアスが出来上がってしまっています。
実際にこのリフレーミングをやり始めたら、事実は捉え方でどんなようにも変化するという事を実感できます。
やり方はこんな感じです。
私なんてどうせ何やっても上手くいかない
↓ ↓ ↓
いや待てよ、これって伸びしろめちゃあるってことじゃないか
と言った感じで、良いように考える習慣をつけていきます。
ですが、やりはじめはそもそも自分にポジティブなワードがあまりない事に気づくと思います。
そんな時に役立つのがコレ!ネガポ辞典です。
ポジティブなワードをいっぱいいう人の真似をするのも良いと思います。
こんな漫才をするコンビいますね。ぺこぱさんの漫才を見るのもよいかもしれませんね。
少しゴリ押しな感じであっても、ネガポを繰り返すことでだんだんとネガティブに陥りにくい回路が出来上がっていきます。
まとめ
自己肯定感をあげて少し生きるのが楽になる2つの簡単な方法
- メタ認知トレーニング
- リフレーミング
解説しました。
このトレーニングは方法としては簡単ですが、行動に移すところに至るまでが大変だったりします。
なぜなら、自己肯定感の低い人たちの多くは変化して自己肯定感の低さから解放されようという努力をするより、辛いにもかかわらずその状態に自らの身を置こうとする傾向があるからです。
本当に変わりたいか?
そこをまず自問自答するところから。
本当に変わることを望んでトレーニングしてみてくださいね。
自己肯定感に関するおすすめの書籍を一冊ご紹介しておきますね。
参考文献&参考サイト
- J Stage メタ認知能力を伸ばす
- カオナビ 【メタって何?】メタ認知とは? 意味、2つの鍛え方、ビジネスの具体例など
- あしたの人事 メタ認知とは?メタ認知能力の高い人・低い人との特徴とトレーニング方法