【いい人】傷ついているのに怒りをうまく表現できない人の7つの特徴
今回は、怒りをうまく表現できない人の中で何が起こっているのかについてのお話です。
怒りは大変厄介な感情ですが、表現方法が適切でないと自分も他者も傷つけてしまいます。
うまく表現できないタイプには
- 爆発させてコントロール不能になる
- 怒りにフタをしてしまう
ここでは2の「怒りにフタをしてしまう」について解説していきます。
怒りにフタをしてうまく表現できない人には、こんな特徴があります。
- 違和感が怒りである事にそもそも気づいていない。気づくのに時差がある
- 怒りの根源が傷ついた事であるという事に気づけていない
- 人のちょっとしたことで多くの情報を読み取ってしまう(HSP)
- 争いが怖い
- いい人を演じてしまう
- 道化を演じてしまう
- 無くなってしまう事への恐れがある
では、これらを解説していきます。
※一意見としてお読み頂けると幸いです
【いい人をやめる】傷ついているのに怒りをうまく表現できない人の7つの特徴
【いい人をやめる】
傷ついているのに怒りをうまく表現できない人の7つの特徴
まず、怒りとは何か。から説明していきましょう。
Wikipediaによると「怒り」とはこんなもの。
怒り
人間の原初的な感情の一つで、様々な要因・理由で起きるもの。(中略)怒りというのは「危険にさらされた」という意識・認識に起因している。身体的なこと、有形なことがらに限らず、自尊心や名誉などの無形のことがらまで含まれる。
怒りの原因は、人生のステージ、年齢層ごとに異なった傾向がある。
幼児のうちは身体的な拘束。子供になると、厳格な規則であったり、自分に注目してくれないこと。青年期や大人になると、怒りの要因は社会的なものになってくる傾向がある。大人では例えば、(権利の)剥奪、(他人からの)不承認、いつわり・欺瞞などといったものが怒りの要因となる。
引用元 Wikipedia
このように書かれています。
個人的には怒りは「危険にさらされた事」以外に「傷ついた事」からも起因するように思います。
では、怒りをうまく表現できない人の特徴について
- 違和感が怒りである事にそもそも気づいていない。気づくのに時差がある
- 怒りの根源が傷ついた事であるという事に気づけていない
- 人のちょっとしたことで多くの情報を読み取ってしまう(HSP)
- 争いが怖い
- いい人を演じてしまう
- 道化を演じてしまう
- 無くなってしまう事への恐れがある
深掘りしていきましょう。
違和感が怒りである事にそもそも気づいていない。気づくのに時差がある
会話中にズキっとすることがあっても、それが何なのかに気づかない、あるいは気づくまでに時間がかかる傾向があります。
これまでの経験で「傷ついた」ことを自分の中でちゃんとフィードバックできていないため、うまく怒りに変換が出来なかったりします。
怒りの根源が傷ついた事であるという事に気づけていない
何か「怒り」は感じるけれど、それが実際には「傷ついたこと」という事が原因であることに気づけていなことも多いです。
こちらも「怒り」の感情を抑圧する環境にあったためちゃんとフィードバックされていないから認識されません。
人のちょっとしたことで多くの情報を読み取ってしまう(HSP)
人の言動や表情から必要以上の情報を読み取ってしまうため、自分が他人のちょっとした怒りに敏感になりすぎるため、逆に自身で表現することが出来なかったりします。
争いが怖い
争いによって起こる怒りのぶつかり合いや人の怒号などに敏感すぎるため、正当な主張をすることで争いになるくらいならと逃げてしまう傾向があります。
いい人を演じてしまう
こちらも他者の反応が怖かったり、争いに発展する事を恐れているのが原因。
本来なら自分の正当な権利を主張すべきところも、生きグセのようなもので、強い主張に対して否定ができない性質があります。
道化を演じてしまう
こちらは幼少期の環境が大きく影響しています。
親の争いを常にみていたり感情に振り回される環境下に育つと、自分が道化を演じる事でその場を和ませることが身についてしまって、同じような状況下で反射的に道化を演じてしまう傾向があります。
無くなってしまう事への恐れがある
何かに執着してしまうと、人生がゼロベースである事にフォーカスできないので、うまく怒りの表現はできないと思います。
まとめ
傷ついているのにうまく怒りを表現できない人の特徴
- 違和感が怒りである事にそもそも気づいていない。気づくのに時差がある
- 怒りの根源が傷ついた事であるという事に気づけていない
- 人のちょっとしたことで多くの情報を読み取ってしまう(HSP)
- 争いが怖い
- いい人を演じてしまう
- 道化を演じてしまう
- 無くなってしまう事への恐れがある
解説しました。
あくまでも傾向的な特徴であって、メンタルの状態によっては特徴の現れ方には振れ幅はあると思います。
状況と自分自身の心の紐づけが上手くいっていなかったり、何かに執着している時は特に表現が下手くそなような気がします。
まずは感情の紐づけと執着を捨てることが「怒り」や「傷ついた」を適切に表現するために必要ですね。