【アサーション】相手も自分も傷つかないすごいコミニケーションスキル

2020年7月11日心理学・脳科学,人間関係

人とうまくコミニュケーションが取れなかったり、NOが言えなかったりして悩んだことはありませんか?

今回は、自分の言いたいことを相手を尊重しながらちゃんと伝えるコミニュケーションスキル「アサーティブネス(アサーション)」についてです。

人の自己主張の方法は大きく以下4つに分けられます

  1. アグレッシブ 攻撃タイプ
  2. ノン・アサーティブ 非主張受け身タイプ
  3. ノン・アサーティブ 作為タイプ
  4. アサーティブ 相手も自分も尊重するタイプ

アサーティブとは相手の気持ちや立場を考えながら、自分の気持ちも伝える方法。感情をそのままぶつけるのではなく伝わる言葉として主張することです。

人とのコミニュケ―ションおいてとても大事なスキルです。

この記事では、アサーティブについてとコミニュケーションの改善トレーニングについてお話していきます。

この記事で分かること
  • 4つのコミュニケーションのタイプ
    • アグレッシブ 攻撃タイプ
    • ノン・アサーティブ 非主張受け身タイプ
    • ノン・アサーティブ 作為タイプ
    • アサーティブ 相手も自分も尊重するタイプ
  • 4つのアサーションスキル(DESC)
  • トレーニング方法

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【アサーション】相手も自分も傷つかないコミニケーションスキル

【アサーション】

相手も自分も傷つかない

コミニケーションスキル

アサーティブネスは、誠実・対等・率直・自己責任の4つを軸に円滑なコミュニケーションをとっていくスキルです。

自分のコミニケ―ションタイプを知り、アサーティブのスキルを身につけていくことで、人間関係はかなり大きく改善されると言われています。

では、まず4つのコミニュケーションタイプについて解説していきます。

4つのコミニュケーションタイプ

コミニュケーションのタイプには以下の4つがあります。

  1. アグレッシブ 攻撃タイプ
  2. ノン・アサーティブ 非主張受け身タイプ
  3. ノン・アサーティブ 作為タイプ
  4. アサーティブ 相手も自分も尊重するタイプ

ではそれぞれを深掘りしていきましょう。

1.アグレッシブ 攻撃タイプ

自分の目的が果たせればよいというタイプ。

攻撃タイプの特徴
  • 勝ち負けで考える
  • 異常な自己防衛からの攻撃
  • 攻撃的に相手を責める
  • 人に何かを言われると言葉で倍返しする
  • 他人のミスや出来ない事にものすごく責める

2.ノン・アサーティブ 非主張受け身タイプ

自分は遠慮して相手の気持ちや相手の都合に合わせてしまうタイプ

非主張受け身タイプの特徴
  • 自分が嫌われたくない
  • よさげな人の真似をする
  • 主体性がない
  • 伝えるべきことをはっきり言わないのでもどかしい
  • 責任を取りたくない

3.ノン・アサーティブ 作為タイプ

言葉にせず雰囲気や機嫌で人に伝えようとするタイプ。

作為タイプの特徴
  • 直接的な主張はせず陰口を言う
  • 言わずとも分かってよ的な態度をとる
  • 直接本人には言わず、第三者に文句を言って伝えてもらおうとする
  • 相手に正面から否定されるのが怖い
  • 陰湿に主張する。SNSで悪口とか

4.アサーティブ 相手も自分も尊重するタイプ

相手の立場も尊重し、自分の立場も説明してYES・NOがちゃんと言える。

アサーティブなタイプの特徴
  • 自分の中の出来る出来ないのラインが明確にある
  • ありがとうとごめんなさいが適切
  • マウントしないし卑下もしない
  • 自分の言動に責任がある
  • 相手の話をよく聞き、返しのツボを得ている

4つのアサーションスキル

アサーションのトレーニングのために知っておくと良いアサーションスキルについて。

アサーションスキルは以下の4つに分類されます。

  1. Discribe(描写)
    • 客観的に事実を伝える
  2. Explanation(説明)
    • 自分の意見や気持ちを伝える
  3. Suggest(提案)
    • 解決策を相手の求めるかたちで提案する
  4. Choose(選択)
    • 提案をやってみた場合とやってみない場合の結果を伝える

「アサーション」のトレーニングはこれらのスキルに沿った表現方法を繰り返し行います。

はじめは違和感を感じるかもしれませんが、セリフのように繰り返し表現をつかっていくうちに、自然とアサーティブなコミニケ―ションが取れるようになってきます。

相手の反応に変化があり、自分自身も心地よくコミニュケーションが取れた感覚になるはずなので、是非トレーニングをしてみてください。

手順はこんな感じ

  1. 相手の意見や話を聞く
  2. まずは肯定をする
  3. 自分の考えを伝える
  4. どうでしょう?と相手の気持ちをきく

感覚的によくわからなくても、まずはセリフのようにこのパターンを使ってみると感覚がつかめてきます。

NGなのが以下の3つ

  • わたしが!!私が!の強烈な自己顕示主張
  • わたしなんて…の卑下
  • どうして分かってくれないのよ!…の不貞腐れ

この3つを封印するだけでも随分とコミニュケーションの質は変わります。

アサーションのトレーニングはとりあえずやってみて繰り返していくと効果的です。

そして身に沁み込ませるのが大事です。

コミニュケーションのチャンスがあればどんどん取り入れて感覚を身につけていきましょう。

まとめ

自分の言いたいことを相手を尊重しながらちゃんと伝えるコミニュケーションスキル「アサーティブネス(アサーション)」についてお話しました。

より良いコミニケ―ションのために、アサーションのスキルを磨くの大事ですね。

4つのコミニュケーションタイプ

  1. アグレッシブ 攻撃タイプ
  2. ノン・アサーティブ 非主張受け身タイプ
  3. ノン・アサーティブ 作為タイプ
  4. アサーティブ 相手も自分も尊重するタイプ

自分はどれに当てはまるのかを知りたい方は、こちらのサイトでタイプを簡単に診断できます。

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