【要注意】指導や教育する側の承認欲求はヤバい
今回のお話は、指導や教育でしばしば聞く5つの言動についてのお話です。
こんなことを聞いたり思ったり、また言ってしまったりしたことはありませんか?
- べき論を展開する
- 小さな事が目について不満を感じる
- なんで出来ないの!と思ったり言ったりする
- 自分が「してあげてる」と思う・言う
- 他人の失敗に対して「私ならこうするのに」と思う・言う
結論からいうと、この5つはすべて「承認欲求」であるという事です。
では解説していきます。
もくじ
【要注意】指導や教育する側の隠れた承認欲求
【要注意】
指導や教育する側の
隠れた承認欲求
まず、承認欲求についてお話します。
人の欲求は5つの段階がある…という心理学者マズローの「自己実現論」の中で述べられている承認欲求は以下。
簡単に言うと承認欲求には2つあって
- 他人からの地位・名声・注目による評価
- 自分が納得する自分の価値観の中の評価
この記事では1の他人からの評価の承認欲求についてのお話です。
では以下5つ
- べき論を展開する
- 小さな事が目について不満を感じる
- なんで出来ないの!と思ったり言ったりする
- 自分が「してあげてる」と思う・言う
- 他人の失敗に対して「私ならこうするのに」と思う・言う
深掘りしていきます。
べき論を展開する
べき論の正体はコレ
- 自分と同じでない事への怒り
- 自分の価値観を認めて欲しい
同調圧力をかけたり、自分以外の価値観を認めない傾向もあります。
小さなことが目について不満を感じる
不満の正体はコレ
- 認められていない
- 満たされていない
まさに承認されたいという欲求です
なんで出来ないの!と思ったり言ったりする
これは「詰める」と表現されるやつです。パワハラですね。
- 自責の強要
これを言う人は、他罰的な傾向が強いです。
自分が「してあげてる」と思う・言う
これの正体はこれ
- 見返りの期待
- 依存
自分の存在を他者の存在で認識しています。
他人の失敗に対して「私ならこうするのに」と思う・言う
アドバイスを求めてないのに言ってきた場合の正体はコレ
- 行動しないのにマウント
実際に行動を起こしていない人が言うやつです。
まとめ
指導や教育する側の隠れた承認欲求
- べき論を展開する
- 小さな事が目について不満を感じる
- なんで出来ないの!と思ったり言ったりする
- 自分が「してあげてる」と思う・言う
- 他人の失敗に対して「私ならこうするのに」と思う・言う
この5つを解説しました。
指導や教育の側でなくてもある言動です。
思い当たることがあれば、これらは承認欲求であると認識してみてくださいね。
参考サイト
- STUDY HAKER マズローの法則とは? 知っておくべき5つの「欲求」
- ダイヤモンドオンライン なぜ日本人は「べき論」を振りかざして衝突するのか